50台から呼吸法⑨季節の変わり目に

4月になり年度が改まりました。

コロナ禍は先の見えない状況ですが、桜も咲いて気分は少し上向きになることもあります。

一方では、気温や天気も変わりやすく、花粉も飛んで、体調にも何かと忙しい季節かと思います。

こうした季節の変わり目には体調も崩しやすい方も多いのではないかと思います。

かく言う私も、ここ最近あまり体調が安定せず、体がなんとなく重かったりだるかったりしておりました。

50台になると大なり小なり自分の体調が気になりだすと思います。私も、体力に自信を持たせていた若いころに比べて、色々と自分を気遣う事の大切さを実感しております。

若いころは、自分の体力や耐久力がそこそこ強かったため、色々な疲れや外的な攪乱を跳ね返せていたと思うのですが、体力や耐久力が弱まっていくと同時に自分自身を管理する能力がどんどん求められていると思います。

季節の変わり目は、一種の外的な攪乱です。しかも、天気や花粉や黄砂や新年度などの色々な要素が関わっていて、何が自分に影響を及ぼすのかよくわからない状況でもあります。

そうした一種不明瞭なストレスというのか影響要素は、知らず知らずの内に我が身に降りかかってしまいます。それに対して、きちんと適応して自分自身が極力影響を受けないためには、自律神経を整えることが必要です。

適度適切な運動、食事、睡眠などでストレスをためずに、自分に合った生活スタイルを見出すことが大事です。

そして、常に意識しておいてほしいのが呼吸です。どんな場面においても、常に呼吸を思い出して、ゆっくりと吐くときに丹田に意識を集中してください。これだけで、ずいぶんと心に余裕と自分自身のちょっとしたリラックスが実感できます。

例えば、朝起きた時に起きるのが億劫な場合、一度ゆっくりと丹田を意識して呼吸を数回してみてください。この時に、体の節々や自分の内臓や筋肉を確認するような意識でやってみると体調管理にもつながります。

そうすると、あら不思議!起きるのが億劫だったのが、なんとか動いてみようという気力が出てきます。丹田が気力の源であるのです。その気力の源に自分自身でパワーを注入したのです。

仕事や勉強で疲れてあと一歩が進まない時、一度目をつぶって丹田に集中して呼吸をゆっくりと数回やってみましょう。この際に、吐くときに下っ腹を極限まで引っ込ませるような感じで、息を吐き切ります。吸うときには下っ腹を自然を膨らませるような感じです。

そうすると、あら不思議!仕事も勉強もあと一歩がんばってみよう、という気になっちゃうのです。これに合わせて、もし出来たら体を少し動かして体操や散歩してみると効果は倍増です。

リフレッシュと言えばその通りですが、リフレッシュの方法も具体的に自分なりに考えて納得してやることが重要ですね!丹田呼吸法を取り入れて、他の良しとされている様々なリフレッシュ方法と組み合わせることによって、効果を納得しながらやりましょう。

50台を過ぎても、季節の変わり目は気分がアゲアゲになれるように、自分自身を積極的に管理しながら、アクティブに過ごしていきましょう!

 

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