50台から呼吸法⑱周りに感謝して生きよう!

お盆ですね。梅雨が戻ったような雨が続いて、コロナ感染急拡大で帰省も出来ずに家でまったりしているしかありません。

家にいるときにも家で出来る事が色々ありますよね。普段、会社人として家の事は奥さんに任せている私としても、最近は家の事を色々とやるようになりました。

炊事、洗濯、掃除はもちろん、犬の散歩と世話もしますし、最近ではベランダでメダカを育てたり、観葉植物や多肉植物を育ててたりもしています。

会社や出張で海外に出ることが大部分を占めていた状態から、こうして家が働く場にもなったことで色々な気付きも出てきました。

その一つが、「周囲にいる人達への配慮」です。

これまで会社に毎日通って、会社の仲間と大部分の時間を過ごしてきた環境から一変、自宅で家族と過ごす時間が多くなりました。

これによって、周囲にいる人が会社の仲間から家族に変わったのです。私は、これは一種の会社の異動の一部だと思いました。「部署替え」にも似たような感覚です。

会社でも部署替えしたら、新しく配属された部署の上司や部員に挨拶して、新しい職場に慣れるまではある程度の下働きも必要ですね。

私は同じ事がテレワークでも言えるかと思いました。私自身も多くのテレワークで働くお父さんも同じかと思いますが、最初は奥様や家族と一悶着もあったのではないでしょうか?

テレワークをやる場所や、昼ご飯をどうするのかとか、子供の世話など、単なる部署異動以上に課題が多かったことかと思います。

この環境になってから1年以上が経過していますが、多くの人が試行錯誤しながら慣れてきているのだと思います。

私も、テレワーク期間中は、何度か妻とは喧嘩になりました。やはり、家にいるとは言え、今までと生活環境が変わった訳です。お互いに戸惑うし、距離が近くなった分嫌なところも沢山見えてくるわけです。

コロナのせいにしてもしょうがないし、幾度かぶつかり合って言い合う内に、考え方を少しづつ変えていきました。

そして、今では言い合いながらも私は改めて妻と子供の家族に感謝を想いながら、毎日を過ごすようにしています。

それが家族円満の秘訣ですし、ひいては会社の上司や同僚にも感謝をしようという気持ちにもなることが出来ました。

テレワークで、リモートで会議をしていると、中々その場で激論を交わすという状況になりにくいので、コミュニケーションも慎重になります。それは仕事の同僚を見ていても同様です。

リモート会議で言い合いや喧嘩も中々難しいですからね。

コミュニケーションの在り方も変化していると思いますが、家族以外に人は近くにいない分、余計に気を遣う必要があるように感じます。

そうしたことから最近では、感謝の気持ちを持つことを心掛けながら会社の人たちとも接しようと思うようにしています。

もちろん、付き合いづらい人や、正直嫌いな人もいますが、そうした人たちに対しても感謝の念を持つようにしています。

この人苦手な人だけれど、いつも違った観点で言ってくれるから助かる、くらいに考えるようにしています。

今回、呼吸法の話ではありませんが、今日そういう事を振り返りながら、呼吸法を行ってみました、ということにさせてください。

雑感メモですが、また編集するかもしれません。

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50台から呼吸法⑰石の上にも三年、呼吸も三年

東京2020オリンピックも終わり、そのままお盆に突入ですね。

感染は拡大傾向にあり、一向に落ち着かない日々ですね。

お盆も帰省出来ずにステイホームが本格的になりそうな気配もあります。

こんな時には、焦ってもどうしようもありません。

こんな時に出来ることをやりましょう。

それは、自分の内面を見つめて雑念・雑音を排除することです。

それは、自分を鍛える事です。体力的にも精神的にも。

それは、自分の姿勢を正して余計な力を抜くことです。前向きになりましょう。

どれも、普段するべきことでありますが、出来ていないのではないでしょうか?

コロナの時期だからこそ、ゆったりと、そして自分をじっくりと前向きに向き合ってみませんか?

私は、この時期に呼吸法をじっくりと行っています。

朝に寝たまま内臓を意識した呼吸法を行います。

日中にテレワークをしながら、家事をしながら、丹田を意識して呼吸法を行い、背骨や指先と足先を意識します。

全身の血液、リンパ、気の流れを意識して、細胞を活性化させるつもりになります。

これを一日1、2回意識して行います。

夜は、お風呂でじっくりと身体をほぐすように丹田呼吸法を行います。

そして、夜寝るときには柔軟体操とブリッジを行い、腹筋を60回行っています。

布団に入り、最後の丹田呼吸法。

これでストンと寝れます。

もちろん、毎日同じように実践することを無理にはしません。

サボりあり、抜けあり、無理しない、です。

呼吸法をやっていると色々と考える事や気が付くことがあります。

特に、仕事で行き詰まった時に、一度机から離れて、家事をしながら呼吸法をすると新しいアイデアが湧いてきます。これ本当。

自分のペースや体調を保つ事は大切なこと也です。

私の方法は私の方法です。そして完璧ではない。毎日改善です。気付きです。

石の上にも三年、呼吸法も三年です。

皆さんは、呼吸法を使って、自分なりの方法を見つけてみて下さい。

暑い夏を乗り切り、そしてコロナとうまく付き合う方法を見出していきましょう。

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週末にエコを考える(コーヒーカプセルの処分)

最近便利なネスプレッソなどのコーヒーメーカが便利ですね。

我が家にも一台ということで今回仕入れました。

ネスレがキャンペーンでマシーンを無料貸出にして、3か月ごとにコーヒーカプセル代だけで利用できるといううたい文句にしていて、ついついサブスクしてしまいました。

ネスプレッソのマシーンではないですが、新しいマシーンです。Dolce Gusto(ドルチェグスト)というマシーンは、ネスプレッソほどの本格さはないものの、より手軽にコーヒーを楽しめるコンセプトになっているようです。

早速、飲んでみるとおいしいです。自分で入れるコーヒーもいいですが、カプセルで水だけ入れてボタンひと押しで毎日変わりない味が出てくるのは魅力です。

サブスクで、3か月毎にいくつかの種類のテイストが選べます。普通のコーヒーやカフェラテ、カプチーノはもちろん、抹茶なんてのもあります(以下の写真は抹茶です)。

朝のドタバタした時間や、疲れてコーヒーを入れる気にならない時には便利ですよね。

さて、週末にこの抹茶を飲みながら、ふと疑問に思いました。

このカプセルは「燃えるゴミ」か?「不燃ゴミ」か?分別方法は?

我が家は家族4人、毎日一人が一杯飲むとしたら、一日4カプセルゴミが出ます。年間4×356=1424個のカプセルゴミとなります。

これまで普通に豆からひいたコーヒーを普通のフィルターで入れたものであれば、可燃ごみとして出していました。

当然、世界のネスレですからね。環境にも人一倍気を使っているのだろう、と期待してサイトチェックしてみました。

ネスプレッソのカプセルのリサイクル

これを読むと、確かにリサイクルが出来るようになっているのですが、「最寄のネスプレッソカプセル回収ボックス設置店舗へご持参ください」とあります。

え・・・っと、私の住んでいる周辺には、歩いて行けるところはないぞ・・・

高島屋の中に入っている店舗が多いのですが、そうなると結構な距離です。

毎日飲んで、溜まったカプセルを高島屋まで電車で持っていくのはあり得ないなあ・・・という感じです。

少なくとも、コンビニでの回収を検討してほしいですね。

しかも、これはネスプレッソのアルミカプセルの話です。

今回、私が使う事になったドルチェグストのカプセルはアルミではなく、プラスチック製です。

このカプセルの中には、挽いたコーヒーの粉が入っています。それとの分別はどうするのだろう?と疑問が出てきます。

そこで暇な時間を使って、カプセルの中身を見てみることにしました。

カッターを使って、淹れた後のカプセルの上のビニールのカバーを開くとこんな感じです。

中にもう一枚プラスチックのカバーがあり真ん中より下に粉が入っています。やはり、出がらしはしっかりと残っています。

塵も積もれば山となる。多くの人がこれを使うようになっていくと、プラと出がらしがミックスの状態で、可燃と不燃のどちらに捨てればいいのかわかりませんね。

ちなみに、今週で飲んだ分のカプセルの出がらしを全部集めてみたら、これくらいの量でした。

そんなに多くはないですが、でもこう集めると実感がわいてきますね。

コーヒーの豆の出がらしは、良く肥料や匂い消しに良いとありますから、今回我が家のベランダの菜園の肥料になってもらう事にしました。

こういう事をすると、なんだかすっきりした気分になりますね。

また、粉を取り除いたカプセルはこんな感じです。

下の、コーヒーが抽出される部分はアルミのようですね。プラとアルミの合成品だったのでした。

おそらく、ネスプレッソのアルミだけのカプセルに比べて手軽なのでしょうが。アルミは変化しにくいので、プラの方が昨今のマイクロプラスチックの問題もあり、環境的には問題かもしれません。まあ、どちらも問題ですが。

ちなみに、抹茶は抽出するとほとんど抹茶成分は残らないようです。少しだけ残っている感じです。

 

抹茶の方が環境的には良いのかも!?

しかしながら、やはりカプセル自体はどうしても廃棄になると環境に悪い。回収や循環にもコストがかかる。企業側もペイできないとなると余分なコストはかけられない。

そうなると、やはりマシン側でカプセルではなく、コーヒーの粉がそのままマシンで使えるようなものにしてほしいものです。

簡易包装でコーヒー粉か豆をそのまま送るサブスクにして、マシンに粉や豆を入れたら挽いてくれて、そのままお好みのコーヒーに抽出できるマシンがいいですね。

技術的な課題があって、まだそうするにはスタバのような大型の専用マシンでしかできないのかもしれません。

という事で、週末に小さいことから考えてみよう、ということで記してみました。

人間生活が便利になるにつれて、新たな課題も出てくる。

「便利の代償は必ず誰かが背負う」、という事を誰かが言った事を思い出しました。

しかしながら、「不便な時代に戻ることは出来ない」、という言葉も同時にすぐに自分の中で出てきました。

これらは、私自身の中での心の声ですね。

こうした週末のエコ考察も、私自身がSDGsに興味を持って、色々個人でも出来ることがないかどうか考えてきました。あまり本気ではなく、なんとはなくですが。

個人でSDGsを行うのには、まだまだ限界や制限が色々あるようです。でも、引き続きこうした小さいテーマを週末の空いた時間ででも考えながら、何か自分で出来ることがないか?を追い求めていきたいと思います。

お金がないとSDGsも出来ないのか?

いやいや、こういう小さいイシューを自分で気付いて、それをどうしたら良いか自問自答、試行錯誤することこそSDGsなのでしょう!

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50台から呼吸法⑯内臓を動かそう!?

梅雨も終わり暑い日が続くようになりますね。

本格的な夏の到来で、気候変動も加わり毎年猛暑日の長さも伸びてきています。

皆さま、是非とも熱中症には気を付けてください。

体調管理にひと際気を付けるべきこの時期に、呼吸法もフル活用して頂きたいと思います。

暑いと食欲もなくなり、動くにも気力がいりますし、熱中症にも気を付けないといけないですね。

この時期には、特に朝起きた時の布団やベッドの中での丹田呼吸法を実践しましょう。以前のブログに書いておりますのでご参照ください。

朝起きた時の呼吸法

そして、朝のまだ暑くならない時間帯では、時間があれば是非散歩や軽い運動をしてみましょう。

この時にも呼吸法を意識して、しっかりと深く体内の隅々まで気が行き渡るのを意識します。

さて、朝起きた時だけでなくいつでもいいのですが、是非とも行って頂きたいのが、「内臓を動かす」です。

と言っても、本当に動かす事は難しいので、正確に言えば「呼吸法を行いながら、自分の内面に意識を投じ、自分の内臓を意識・確認する」という事になると思います。

これはスポーツで例えると「イメージトレーニング」に似ていると思います。

自分がベストの競技を行うために、今まで培ってきた練習を頭の中で反復して、実際の競技試合の場にいることを想定して、頭の中で本番をイメージするのです。

これと同様に、呼吸法でも息を吸った際に、鼻から気道を伝って酸素が肺に入ることをイメージする。そして、この時に横隔膜が動いてお腹が膨らむことも意識する。

さらに横隔膜が動くということはあなたの腹部全体が動くことであることを意識するのです。

吐く息の時には、お腹を徐々に引っ込めていきます。丹田を意識しながらゆっくりと長く息を吐くことにより、横隔膜が下がりお腹が引っ込んでいきます。

この際にも、内臓の一つ一つを意識します。

胃、腸(大腸、小腸、十二指腸)、背中側の肝臓、腎臓、膵臓、胆のう、脾臓、さらに肺と心臓もです。

内臓を意識することの効能としては、内臓を動かしたつもりになることにより、内臓を意識し内臓への良い神経伝達効果となること、そしてもう一つは呼吸が深くなることです。

私は、自分の内臓をただ意識するだけでも自分の身体への良い効果になると信じています。これは科学的に証明されている訳ではありませんので、信じる信じないはあなた次第、という古い言葉?になってしまいます。

しかし、何事も自分自身にとって良いと思えば良くなることもあります。また、その癖を積み重ねる健康の習慣化を行うのです。

呼吸法が深くなることは、呼吸をするときに一つ一つの内臓を意識することで、必然的に呼吸する時間が長くなります。

例えば、吸うときには胃に1秒、腸(十二指腸、小腸、大腸)それぞれ1秒ずつ、肛門1秒という感じで意識してみましょう。合計5秒が吸う時間ですね。

そして、吐くときには肝臓、脾臓、膵臓、胆のう、腎臓、心臓、肺、最後に肛門、という風に意識してみてください。それぞれ1秒づつ。そうすると合計8秒ですね。

なぜ最後に肛門か?というと、最後の吐く息の締めを肛門にて意識することにより、呼吸が締まるからです。肛門は丹田に近いので、最後の最後に丹田に意識が戻ることが理想です。

さらにさらに、一つ一つの内臓を意識するときに、是非とも内臓それぞれ「心の声」をかけてあげてください。

「今日の調子はどうだ?」「俺の肝臓、私の膵臓、頑張れ!」という感じです。

この内臓を意識した呼吸法。数は必要ありません。3回程度、朝おきたときに布団やベッドの中でやるか、朝の散歩でやってみてくださいね。

これから夏本番、皆さま健康に気を付けて日々をお過ごしください。

参考文書

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50台から呼吸法⑮運動の効能

50台になると確実に体力や身体の変化を感じるようになりますね。

個人差があるのかもしれませんが、どうしても30台や40台のようにはいかなくなることは事実として受け止める必要があります。

それに、女性であれば更年期の症状も出てくると思います。私の妻も頭痛や肩こり、背中の痛みなど、更年期と思えるような症状が色々出てきており、単なる不調なのか季節性のものなのか、よくわからない事もあり、どうしてもうやむやになってしまいますね。

男性は女性に比べて更年期症状は少ないようですが、それでも私自身疲れやすくなったり走るのが億劫になったり、前はなかった頭痛の症状が出てきたりしています。

こうした身体の変化を放っておかず、前向きにしっかりと向き合う事が大事ですね。

50台は肉体だけではなく精神的にも変革期であると言えます。子供がいらっしゃる世帯では独立したりと変化の時期となる場合も多いでしょう。ご自身も仕事の上で、昇進したり転職したりと変化が目立つ時期になっていくのではないかと思います。

多くの方が感じられているかどうかわからないのですが、「人生の折り返し地点」であるとは良く言われていますね。寿命100歳としたらまさにその通りです。

人生折り返し地点である50歳に、私は最近運動を開始しました。

妻とも一緒に話していたのですが、今50歳の時点で運動するかどうかで今後の健康の分かれ道になると思ったからです。

このまま何もしないと脇腹には脂肪がたまってきています。事実ここ数年私のLDLコレステロール(血中の中性脂肪率)は明らかに悪玉コレステロールが高い事を示しています。

元々食べることが好きな私は、時間があると食べ物を探す癖があります。そして、おやつとして食べて、またお昼や晩御飯を食べる。お腹いっぱいになっても食べてしまう癖もあります。

そして、お酒も好きです。そんなに強くないのに飲みたがる。そして、最近では少し飲みすぎると二日酔いどころか三日酔いまでするようになってきました。

ですので、お酒も暫くやめることにしました。

実は既にお酒を断ってから、1~2か月経っていますが、コロナ禍の緊急事態宣言もあってお酒を飲む雰囲気ではなく健康志向なこともあり、全く苦ではありません。このまま数年断酒してもいいくらいかと思っています。

ともかく、まずは食の見直し(前みたいに暴飲暴食しない)お酒を控える(1,2年禁酒)を続けていきたいと思っています。

その上で運動です。今はランニング天国です。平日でもテレワークでなまった身体を鍛えなおすべく昼間におじさんたちも走っています。

私も、平日は少なくとも1万5千歩を目標に歩くかランニングをするようにしています。先週の目標は達成しました。

そして、腹筋60回とブリッジを10秒3セットを日課にしました。これも今のところ続いています。

さらにさらに、これらの運動に対して、呼吸法を合わせて実践しています。

ランニングの際に丹田を意識した呼吸法を合わせることによって、ランニング時の姿勢を意識して、身体の重心も意識しながら走ることが出来ます。ゆっくりでも、正しい走りを意識出来るのです。

呼吸のリズムもつかむことによって、疲れやペース配分にも気を配ることが出来るのです。ランニング中の一定の呼吸のリズムづくりは効果が大きいと思います。漫然と走ると達成度や次への目標が設定しずらくなります。

呼吸法を活用することで、運動の自己管理にも役立つことを知っておくとよいでしょう。

腹筋はもちろんおじさん体型の改善に向けてですが、もっと実際面で筋力の低下の実感は恐ろしいものです。筋力の復活を願いながら、自分の筋力増加を願う部位を意識しつつ筋トレも行いましょう。

「俺の筋肉頑張れ!」と願いながら頑張るのです。これ長続きしますよ。

あと、おやつが食べたくなったら。これは運動にすり替えましょう。食欲は身体を動かすと消えます。すり替え作戦は良いです。食事はちゃんと食べるべきですが、間食は少しであればいいのですが際限なく食べてしまうのを抑えるために、散歩するとか筋トレするとか、食欲を別な作業にすり替えてしまうのが最も効果的だと思います。

こうしたいくつかの私の実践しているちょっとしたテクニックなども共有させていただきましたが、皆さんの方がより効果的な技をお持ちかもしれませんね。

いずれにしても、50歳の節目にあなたも呼吸法の実践と共に、健康を見直してみませんか?

これからのあなたの人生を確実に変えるための習慣を考えて、そして実践していきましょう!

あ、今度職場の健康診断が7月にあります。ここで私の改善結果も紹介出来ればと思います。実践の結果を数値で示せればと思っております!

ちょっと不安・・・ですが。

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SDGsのアジア太平洋地域での進捗状況

先日、仕事の関係でESCAP(アジア太平洋経済社会委員会)の統計部門長の方と国際会議で一緒にSDGsの関係でお仕事する機会がありました。

その際に、統計部門長の方から発表があった「アジア太平洋地域でのSDGs進捗状況」という報告が目を引きましたので、その概要を記したいと思います。報告書の和訳版は以下のリンクをご参照ください。

アジア太平洋SDG進捗報告書2021(日本語版):出典ESCAP(IGES訳)

この報告書は2019年以降毎年ESCAPから発行されており、日本語訳も地球環境戦略研究機関(IGES)が和訳したもののリンクがついています。ここでは概要を述べるにとどめたいと思いますが、興味深い結果がいくつか述べられています。

アジア太平洋地域では、今後加速された行動なしでは、2030年までにSDGsを10%程度しか達成できないかもしれない。

図1.2021年アジア太平洋域におけるSDGs達成状況の概観(字が潰れて見ずらいので、ここから英語の最新状況をオンラインで確認できます。ナショナルSDGsトラッカー)(出典:ESCAP・IGES「アジア太平洋SDG進捗報告2021」より)

これが一番大きなメッセージになるのですが、上の図1を見ていただければわかるように、ゴール3(健康と福祉)や9(産業と技術革新)などのゴールは大きな進捗がみられ、ゴール1(貧困撲滅)、2(飢餓ゼロ)、4(教育)、10(不平等解消)、17(パートナーシップ)などもそこそこ進捗しているのですが、全てのゴールで2020年までに達成しているべき度合いに届いていません。

また、ゴール13(気候変動)と14(海の豊かさ)は後退しているものと評価されています。気候変動の達成がほとんど出来ていないという状況は大きな課題ではないでしょうか?

また、コロナのパンデミックによって多くのゴールが影響を受けていますが、逆にこうしたパンデミックを乗り越えようとする野心がSDGsの達成を後押しする力になるとも言われています。

一方で、17のゴールと169のターゲットの進捗度合いを測定するための231の指標(インディケータ)のデータが不足していることが大きな課題として挙げられています。指標のためのデータが不足しているので、ゴールとターゲットが達成できているのかどうかわからないという状況なのです。

図2.アジア太平洋域におけるSDGsターゲットの予想される進捗(字が潰れて見ずらいので、ここから英語の最新状況をオンラインで確認できます。ナショナルSDGsトラッカー)(出典:ESCAP・IGES「アジア太平洋SDG進捗報告2021」より)

上の図では169のターゲットにおいて、進捗が良好(緑)、不十分(黄)、後退(赤)、測定不能(灰)を示しています。進捗が良好なのではわずか169のターゲットの内、9のみということになります。

この図で注目したいのが、ターゲットの進捗が不十分(黄)が多いのもあるのですが、測定不能(灰)も約40%あるということです。ターゲットの達成度を測るためのデータが不足しているのです。

図3.アジア太平洋域におけるSDGs指標の測定データの利用可能性(ここから英語の最新状況をオンラインで確認できます。ナショナルSDGsトラッカー)(出典:ESCAP・IGES「アジア太平洋SDG進捗報告2021」より)

上の図からわかるように、ゴール5(ジェンダー)、11(都市)、12(消費・生産)、13(気候変動)、14(海の豊かさ)、16(平和と公正)、17(パートナーシップ)などでデータ不足あるいはなしの度合いが大きい事がわかります。ざっと言うとジェンダーと環境分野での測定データが少ない事がわかります。

アジア太平洋地域の国々のデータは、国連経済社会局(DESA)統計局が管理するグローバルSDGs指標データベースから抽出したものです。

このデータは各国の統計局や国連機関から必要な情報が提供されていくのですが、必ずしても各国が一様にデータを提供できる能力があるとも限りません

途上国はデータ取得すらままならない事もあると思います。指標によってはデータ取得に労力やお金がかかるため難しいことや、そもそも指標に使うためのデータをどうやって取ってよいかわからない、という状況もあるのです。

特に、環境の状況を測定するデータは範囲が広いため、広大な国で途上国である国ほど測定が難しくなります。

ちなみに、日本は総務省の統計局がNSO(National Statistic Office)として指標のとりまとめと監視を行っています。

Japan SDGs Action Platform

このプラットフォームでは、SDGsグローバル指標をクリックすると、各指標のデータが表示されます。これを見ると、表示できるデータが意外に少ない事がわかります。

測定するための指標のデータは国際的にメタデータとして手法が決まっています。それに基づいて各国が自身でデータを取得して、手法に基づいて計算を行い指標を算出するのです。

国連のSDGs指標の算出方法(メタデータ)(英語)

これを169の指標全てに行うのは相当大変な作業です。元となるデータは統計情報が主となりますが、それだけでは足りずに新たに地理情報データや地球観測データ、国土数値情報や様々な環境データなどが必要になっているのです。

こうしたデータをどう集めていくのか?そして、それをどのように正しく補正して、他の統計情報などと一緒にメタデータに基づいて算出出来るのかが大きな作業になっています。

こうした課題に、今私も仕事の一環として取り組んでいます。

以下、ESCAP統計部長とアジアの4か国の統計部局の関係者と開催したシンポジウムのリンクは以下の通りです。

アジアオセアニアGEO(AOGEO)シンポジウム(中でSDGs特別セッションとして開催しています)

 

ちなみに世界的な進捗報告の概要は、以下の国連大学のサイトでご覧になれます。

SDGs報告2020(国連大学)

また、SDGsの進捗に関する報告書が以下から出ています。この報告書は持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN:Sustainable Development Solutions Network)とベルステルマン財団(Bertrelsmann Stiftung)によって作成されたレポートです。

Sustainable Development Gaols Report 2020

この報告書によれば、日本は世界での進捗順位で17位に入っています。特にゴール5、13、14、15、17の指標において進捗が悪いと評価されています。

さらに、他の地域はどの程度の進捗なのでしょうか?

ラテンアメリカ・カリブ地域: 報告できる指標は約31%(2019年)

アフリカ:データ不足をSDGs実施の主な課題と回答した国の割合は82%(2020年)

米国:244指標のうち報告できる指標は41%(2021年)

欧州:EU独自の指標セットを作成。国連が定めるグローバル指標と整合するのは、67指標。

こう見ると全体的に進捗が悪いですね。

2030年までにSDGsはどこまで達成できるのか?

現状ではかなり難しい様相を呈していますが、これから我々がどこまで加速していけるかは、我々の意識とリテラシーの向上と行動にかかっているのですね。

出来るところから進めていく、という基本を見直し、無理のない範囲でやっていく事を忠実に実行していくのが大切だと改めて思いました。

未来を変える目標 SDGsアイデアブック!

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50台から呼吸法⑭指先と足先を意識する

呼吸法を行う際に、あなたの指先そして足先を意識してみましょう。

これはどのような効果があるのでしょうか?

まずもって、あなたは日々の暮らしにおいて、ご自分の指先を意識していますか?

おそらくほとんど意識しないのではないでしょうか?

一度、お風呂やトイレ、あるいは寝る前などに、ゆっくりと丹田を意識した呼吸法を行いながら、同時にあなたの手足の指先に意識を与えてみて下さい。

息を吐く際に特に意識して、最初に手の指先に意識をしてみてください。

そして、次に息を吐く際に、今度は足の指先を意識してみてください。

これを2,3回繰り返してみて下さい。

どうでしょう?

なんの変哲もないでしょうか?

何か、少し、微妙に、あなたの身体が変わりはありませんか?

ほんの少しの微妙な変化・・・

これを意識してみてください。

この手足の指先に意識を集中するという作業は、あなたの身体の「気」を意識するというものです。

丹田による呼吸法は、自分の身体の丹田に「気」を溜める動きです。

そして、息を吐く際に、指先に意識を集中するという事は、丹田に溜めた「気」を手足に流していくという作業になります。

つまり、「気」の流れを自分の体内に起こし、循環させるためのものなのです。

「気」とは何かというものは、私自身知識や熟練した経験があるわけではありませんので正確に述べることは出来ません。

しかしながら、私は「気」というものは、人が万人に共有的に理解できるものではないと思っています。

自分で気付いて、実感し、そして日々体感し、自分の中で熟達すべきものだと思うのです。

その自分で「気」を体感するための方法として、丹田呼吸法と手足の指先への集中法が良いと思うのです。

これを毎日少しづつで良いので実践します。そうすると、段々と「気」の体内循環が形成されていきます。

それと同時に丹田に溜めた呼吸と「気」がうまく循環していくのです。

この方法をやってみたいと思うかどうかはあなた次第です。もし、やってみたいと思う方は、暫く続けてみて下さい。

一番、自分の身体と向き合う事の出来る方法です。

そして、さらにこれが進んでくると、不思議と自分の身体の色々な部分に対して興味が湧いてきます。

例えば、あなたが普段意識しない「脇腹」とか「足の小指」とか・・・

こうした自分の身体の普段意識しない部位に意識が行くことがあります。

私は、この事は大変重要な気付きだと思っています。

このことをもう少し進めて考えていくと、

例えば、自分の身体の内臓にも意識を向けることが出来るのではないか?

肝臓、すい臓、大腸、小腸、脾臓、などなど、自分では普段コントロールできない臓器や知覚出来ない臓器や体の部位に対して、「気」を送り込むつもりになるのです。

目を閉じて、自分が意識して「気」を送り込みたい臓器や体の部位に集中してみてください。

丹田で溜めた呼吸「気」をゆっくりと息を吐きながら、狙いの臓器や部位に意識を集中するのです。集中するために目を閉じると良いでしょう。

さらに言うと、この呼吸法と身体への集中法は、ゆっくりとした身体の動きと共にやると効果的でしょう。

この「気」を意識した身体の動きというもので有名なものは太極拳でしょう。

私は太極拳をやっていませんが、他の武術でもいいかもしれません。

武術でなくても、色々な自分にあった身体の動きを試行錯誤してもいいと思います。

自分の身体ほど深淵なものはない、これに気づいてほしいのです。

それが、あなたの心と身体の不安を和らげる、日々の技と実感できれば最高ではないでしょうか?

丹田呼吸法と指先集中法

是非、一度試してみて下さい。

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50台から呼吸法⑬家族に嫌われないように?!

50台になると、そろそろ定年の事も考え始めますね。

あなたは定年後は家で悠々自適ですか?

奥様とはきちんとどういう新しい生活をしていくかお話していますか?

今回は呼吸法とは直接関係ないかもしれませんが、50台における人生計画で重要なことですので、是非考えていただきたく書いてみたいと思います。

30、40台では会社でがむしゃらに働いてきた訳なのですが、50台になるとイロイロと人生の行く末を考え始めますね。

定年延長はありますが、60台になると仕事はある意味一区切りになりますね。その時にあなたはどうしますか?

定年退職した後は、家でゆっくりと身体を休めて好きな事をしたいですか?それともまだまだ働きますか?

まずもって、このことはあなただけの問題ではなく、家族特に奥様との間できちんと話し合ってどうしたいのか方向性を見出しておくのが重要かと最近痛感しています。

このことは、奥様の立場になって考えると「少しは」お分かりになるかもしれません。「少しは」と書いたのは、多くの場合実は旦那さんは奥様のお考えや本音を分かっていない場合が多いと思うからです(私もその一人!)。

「これまで一生懸命働いてきたのだから、定年後は家でゆっくりと休ませてくれ、好きなだけゴロゴロさせてくれ」という想いは一昔前まで!ですね!

今日はもはやその想いは通じなくなった!と言ってよいでしょう!世間が許さない、とも言える感じですね。

私の場合、50歳になる前から奥様には色々と家事の手伝いは言われておりましたが、食事作りや掃除、洗濯、ごみ捨て、などなど自分ではよくやっているつもりでも、奥様からみるとイライラMAXになることがよくありました。

50歳になると、今度はそのことが老後の不安につながってくるわけです。「こんなになんにも出来ない旦那と、定年後にずっと家に一緒にいたくないわ!」ってことになるわけです。

ましてや、全く家の事を奥様に任せている家庭であれば、奥様の気持ちは・・・推して知るべし、というところでしょう。

熟年離婚が増えるのも納得な訳です。インターネットでそうした想いの共感が増大すれば、益々拍車がかかるでしょう。

では、世の50台の男性陣はどうしたらいいのでしょうか?

コロナ禍で、働き方改革が進み、テレワークになり家にいる時間も多くなりました。家で奥様と一緒に過ごす時間も多くなり、対策はすぐにでも検討しなくてはいけないのです。

私自身、テレワークで家にずっと奥様と一緒にいると、奥様のイライラを感じ取るばかりではなく、自分も中々居場所がないことを感じます。

最近では、週の半分は仕事場に出て、半分はテレワークという感じにしています。毎日いるととても息が詰まっているの実状です。

こういう状況を既に体験すると、定年後で仕事をしていない事を想像すると、恐ろしくなってきます。

子供は既にある程度手を離れていますので、奥様とどう接していくのか?というのは旦那の立場として真剣に愛情をもって考えるべき事と改めて思う訳です。

奥様を空気のような存在として考えるのはやめましょう。いて当たり前と思うのは、もう終わっています。いてくれてありがとうと、まずは感謝の気持ちを持ちましょう。

そして、感謝の気持ちをまず持ってから、次にこれからどう一緒に暮らしていくのか?そのために何が自分に出来るのか?を毎日考えましょう。

私も、まだまだ奥様に毎日文句を言われているような状況でありますが、少なくとも感謝の気持ちだけは持つようにしています。

子供を無事に育ててくれてありがとう。一緒に我慢もありながらも暮らしてくれてありがとう。毎日おいしい食事を作ってくれてありがとう。などなど、「普段の事に感謝をする」ことが出来るようになってきました。

それをベースに、これからに向けて前向きに考えることが出来るようになると思っています。そして、今私が思っているのは以下の二つの事です。

まずは、もっと家族への貢献度をあげることです。これまで仕事優先だったスタイルを家族への貢献をもっともっと上げるようにします。実はこれ、仕事に比べて難しいのです。仕事で自慢してきた身にとって、家族への貢献は、どうやっていいかわからない、やっても文句を言われるので難しいのですが、上で述べた「感謝の気持ち」があればやっていけます。

まずは、食事作り、家の掃除、洗濯、家族行事をやってみましょう。粘り強い努力あるのみです。最初は下手でも構わないと思います。一度文句を言われても、何度もやってみましょう。そして、試行錯誤で改善するのです。それが結局自分へのフィードバックにもなります。新たな発見や新たな世界も見えてくるのです。

私は、食事作りは前からやっていて、奥様が仕事で遅くなる時には夕食づくりをやっています。これまでは作っても中々家族には不評でしたが、最近は一段技術が上がったようで、妻や娘に褒められるようになってきました。それだけではなく、料理の技術にも興味が出てきたのです。色々と自分で調べて、新たな脳への刺激と身体を動かすモチベーションになります。

もう一つは、「自分の居場所」をみつけることです。これは理想的には、物理的な居場所・空間と、自分の趣味や仕事などのやるべきこと、の二つの意味があります。何もせずに家でダラダラは本当にやめた方がいいです。奥様があなたが家でゴロゴロしているのなんて見たくもないし、不快感が増大するばかりです。

私は、ある意味、奥様と話し合って、もしお互いに良ければ別々に暮らすのも選択肢であると思います。それは別に離婚ではなく、お互いに心地よく元気に暮らせる環境作りという意味です。例えば、私は田舎が好きですが、奥様は都会が好きです。別々に暮らして、たまに会うっていうのもアリではないでしょうか?

私の奥様も仕事や趣味があります。彼女もなるべくずっと仕事も趣味も続けていたいと話しています。それを尊重すると同時に、私自身も自分のやりたいことをと仕事をずっと続けたいと思っていますので、お互いのやりたいことをやれる環境を作るのです。

現実的には、どこまで出来るかはありますが、そういう事をフランクに前向きに話し合うことは重要ですよね。

一番良いと思うのは、上記二つのミックスです。そして、順番としては家族への貢献度を上げた上で、自分の居場所を見つけると良いと思っています。そして、私はそうしようと思っています。

これからは60歳も老人とは呼べない時代になってきそうです。社会貢献もしながら、自分が充実した生活を送ることが出来るように、50台の今から準備をしていく必要がありますね。

こうした考えに至るのは、やはり私自身「呼吸法」を行う事で出来た事と思っています。もちろん奥様からのダイレクトなパッシングも多いですが!

皆さんはどうお考えですか?結構重要かつ身に覚えのあるお話として書かせていただきました!

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50台から呼吸法⑫季節の変わり目に呼吸法

梅雨も間近のジメジメした季節になってきました。私の最も嫌いな季節が近づいて来ており空色と一緒で憂鬱な気分です。

コロナでマスクもしなくてはいけないので、益々息苦しく不快さも増します。

年を取ると季節の身体への影響がより大きく効いてくる気がします。特に気温差は身体に堪えますね。

また、最近では気圧の差で頭痛となる気象病も出るようになってきました。特に、妻は気圧差を敏感に感じるようです。今日も頭が痛いとずっと言っていました。

特に今日は低気圧が近づいてくることで気圧が下がり、かつ前日の夏日から一転気温が下がったことにより、身体が冷たくなってしまったようで、その二重の影響が頭痛に結びついたようです。

そんなこんなで、妻は今日は中々頭痛がおさまらず、せっかくの日曜日でしたが、マッサージに行ったりしてみたりしてました。

50になると、これに加えて更年期による体調不良のことも疑ってしまいます。そして、コロナもありますね。もはや、何が原因なのかよくわからない状況です。

こんな時にこそ、普段からの呼吸法で活力だけは保つようにしています。今日は、私も自分で丹田呼吸法を気づいた際に何度か実践していました。

皆さんももしかしたら、この時期特に体調不良が起こりやすいという方も多いかもしれません。

そこで、今回は実際に普段から体調を維持するための丹田呼吸法についてご紹介出来ればと思います。

言葉だけでは中々わからないかもしれませんが、動画等で今後ご紹介することも念頭に置きながら、まずはここでご紹介します。

1.心構え

呼吸法は日々意識して行ってください。言わずもがなかもしれませんが、呼吸法は一回やっただけでは全く意味がありません。常日頃、時間を取って、あるいは気が付いたときに、自分でペースを決めて意識的にやることをお勧めします。そのペースは自分でやりやすいようで結構です。ストレスにならないようにすることが肝要ですね。

2.実践呼吸法

実際に丹田呼吸法をやってみましょう。難しいことはないのですが、慣れるまでは時間がかかると思います。以下の基本ステップを実践してみてください。

① 身体をリラックスさせて、自分の身体に意識を向ける。この時、姿勢は立っても、座っても、寝ていてもいいです。楽でリラックスできる自分だけの時間を確保してみてください。

② 姿勢を正す。身体に意識をもっていき、次にそのまま丹田に意識を持っていきます。そうすることにより、姿勢を正そうとする意識が出てきます。そのまま姿勢を正します。この時に、身体の力は抜いたままです。肩の力を抜き、自分の意識を下半身に下げるようなつもりになるといいでしょう。

③ ここから呼吸です。まずは吸います。鼻から吸います。口から吸うのはやめましょう。口呼吸の悪影響は色々ありますが、ここでは割愛します。そして、出来るだけ自然に無理せず。普通に吸ってください。その時に、一つだけやることがあります。下腹に吸い込むような意識で丹田に意識を集中して、下腹をふくらませてください。丹田に吸った息を溜める感覚です。実際に吸った息は肺に入りますが、丹田に意識を集中して下腹を膨らませることで横隔膜が下がり、肺に十分空気が入ります。大体時間的には3-5秒程度でしょうか。自然に吸う際の目安としてください。決して限界まで吸うのではなく、いつもの呼吸のように自然に吸うのを意識して行う感じです。

④ 吸ったら一度息を止めます。これも自然に。あまりわざとらしくするよりも自然にすっと止めてください。2-3秒です。下腹は吸った後のまま膨らんでいます。

⑤ そして、次に吐く息です。今度は口から吐きます。息を吐く際には口を少しすぼめる感じでゆっくりと長く吐けるようにします。これもリラックスして。あまりわざとらしく強調してやらない方がいいです。そして、吐く際には、今度は丹田を中心として下腹部からゆっくりと吐き出す感覚です。丹田に意識を持っていき、息を下腹部から吐き出すように細く長く吐いていきます。およそ8-10秒程度でしょうか。これも個人差があるかと思います。出来れば、ある程度下腹部を引っ込めていく感じがいいと思います。ただ、これもあまり極限まで吐き切るよりも、自然と長く吐いて、吐き切る限界の少し手前でやめておく方がいでしょう。

⑥ さて、息を吐いた後はどうでしょう?何か自分で変わったことがありますか?少しすっきりしたりしませんか?あるいは、姿勢が良くなってませんか?効果は感じられなくても、色々な気付いた事がいくつかあるかと思います。私は、その気付きが大事だと思っています。効果はすぐには感じられませんが、気付きがあると次の行動への指針となります。丹田呼吸法は効果のためでもあると同時に気付きのための方法だと私は思っています。

どうでしょう?この呼吸法を実際に、数回でいいので毎日何度か実践してみましょう。出来れば癖になるように習慣化してみた方が良いです。それにより色々な普段の生活への気付きが出てくると思います。

私は、この呼吸法を毎日気が付いた際に行ってきています。既に10年以上続けています。その結果何が劇的に変わったという訳ではありませんが、普段大きな病気もなく、また、ちょっと身体の調子がおかしいとか、そういう体調の変化にも敏感になり、それについてはどうしたら良いかを考えるようになりました。

また、体調だけではなく、自分の仕事の事や家庭の事、さらには将来の事なども前向きに考えられるようになったと言ってもいいかと思います。気付くことにより、行動が出来るのです。

例えば、私にとっては通勤電車が呼吸法のきっかけとなったわけですが、漫然と通勤電車に乗って、嫌々ながら苦痛に耐えながら通勤していたのですが、この呼吸法を通勤電車で行うことによって、仕事の事を前向きに考えるようになりました。自分でこうしてやろうとか、こうしたらうまくいくのではないか?と考えるようになったのです。これは大きな呼吸法の効果だと思うのです。

他にも、色々な場面で呼吸法は役に立ちます。それは皆さんが感じてみることに期待したいと思います。

50台という人生の節目においても、呼吸法は大事だと思います。色々な人生における前向きな気付きを与えてくれると思います。

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気候変動データ(平年値)のアップデート

最近は気候変動の話題が真っ盛りですが、気候が変動していることはどう測っているのでしょうか?

専門家でなくても、何かを基準としてそこから気温が上がっているのか下がっているのかを測る事が必要なこと位はわかるかと思います。

良く「何年前と比較して」と言う形で過去の気温や降水量などと比較されますよね。その際に、「平年値」と言う言葉を聞いた事があるかと思います。

平年値とは「その時々の気象(気温、降水量、日照時間等)や天候(冷夏、暖冬、少雨、多雨等)を評価する基準として利用されるとともに、その地点の気候を表す値として用いられています。」(気象庁ホームページより)という定義になっています。

また、平年値は30年間の気温、降水量、日照時間、積雪の深さ、風向、風速、湿度、気圧などの平均値としており、これまで1981~2010年の観測値による平年値を使用していました。

そして、ちょうど今年は平年値を更新する年にあたり、1991~2020年の観測値による新しい平年値が作成されました。この平年値は5月19日から使用されます。天気予報で耳にする季節予報や天候の解説等で用いている各種平年値が新しくなるのです。

こうした定義は国連の世界気象機関(WMO)で定められており、参加各国に1991年~2020年を新たな平年値として採用するように呼び掛けています。欧米でも同じように新しい平年値が採用されています。

Updated 30-year reference period reflects changing climate

温暖化が急速に進む状況において、世界各国が平年値を最新にアップデートすることが必要になってきます。また、平年値をアップデートするだけではなく、過去の平年値との比較も行っていく必要があります。

パリ協定では、「産業革命以前(1850年~1900年)に比べて世界の平均気温を2度以上に上げない、可能な限り1.5度以内に抑える」、という至上命題がありますので、全世界における基準に則った観測データの維持管理と平年値のアップデートが大変重要になるのです。

最近では、観測技術やIT技術の発展によって、観測データの即時処理や大量解析を可能としています。

こうした大量の観測データの取り扱いが容易になってくれば、長期のデータのトレンドを比較が可能になっていきます。例えば、下の図はアメリカの1901年から2020年までの気温の平年値の変化具合を表しています。明らかに平均気温の上昇となっていることがわかります。

米国の平年値の更新について(米国海洋大気庁NOAA)

一方で、日本の平均気温は長期的にみて上昇しており、1980 年代後半から急速に上昇しています。その背景には、温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化による長期的な昇温傾向と数十年周期の自然変動の影響があると考えられています。地点によっては都市化も影響していると考えられているようです。

降水量は多くの地点で10%程度多くなるようです。降雪量は冬の気温上昇の影響などによって、多くの地点で少なくなるようです。また、さくらの開花について、ほとんどの地点で1~2日程度早くなるようです。

日本の平年値の更新について(気象庁)

ますます、地球の監視が大切になっている中で、日本も自国のモニタリングだけではなく、世界の気候監視に目を向けつつ、自国への影響をしっかりと把握していくことが必要ですね。

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