「アースデイ」に想う

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今日4月22日はEarth Day「地球の日」です。

1969年に国連のユネスコが提唱し、その後アメリカの上院議員の環境問題に関する討論への呼びかけから全世界に普及したものです。

今ほど、地球の事を考えるのに良い時間はないのではないでしょうか?

これまでも、気候変動、生態系の絶滅危機、砂漠化、公害、等々、課題は多かったのですが、我々人間は身に迫らないと解決しようとしない種族のようで、むしろ経済活動の発展に重点が置かれているようになっていました。

新型コロナウイルスによる世界の経済活動の停滞は、良い水を差す結果になったと言えば、それまでですが、この先もどうなるか不透明ですし、もしかしたら人類存亡の危機に発展するとも限りません。

Earth Dayも50周年ということで、その発端の一助として1968年にアポロ宇宙飛行士が月から地球の出を撮影し、外から初めて人類が地球を俯瞰出来た経験から想起されたアイデアとも言われています。

アポロから想起された経緯もあり、NASAではこの日は特別なビデオを上映していました。

NASA@HomeでのEarthDayレクチャー

人類の経済活動は、地球とその環境系と生態系の基盤の上に成り立っている、という事が今回身に染みてわかったかと思います。

しかし、人間は生きていくだけで業と言われているように、生きる事それ自体が環境も生態系も変化させます。問題は、人間が叡智を発揮して、どうやって経済活動と環境・生態系を共存できるか?という課題を解決していかないといけない、という事かと思います。

今の日本は明らかに経済政策優先であり、環境や生態系の保全はプライオリティは低い状況です。アメリカもそう。欧州は気候変動政策をはじめとして優先度が高いです。中国は新興国であり人口多いし、土地も広いので、先進国が望むような政策は実現しずらい。南米やアフリカなどの広大な土地を有する新興国・途上国はそれ以上に実現しずらい、という状況です。

改めて、日本はこうした地球規模の課題に対して何が出来るのでしょうか?日本の政策を経済成長優先からグローバル政策に転換してはどうかと思っています。グローバルの中での日本という位置づけを十分意識して、様々な分野で日本が世界の主導的な役割を発揮する、それは環境や生態系などの分野を主導に置きながら、国内は経済成長を実施していく。

今、世界は鎖国モードの国が増えています。1国主体の経済を中心に物事を見てしまうと、どうしてもそうならざるを得ないと思われます。最初からグローバルありきで政策を考えていく必要があるのではないでしょうか?

その意味も込めて、再度私は「Think Global & Act Global」を唱えたいと思います。


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