地球温暖化対策への日本の貢献(NDC:国が決定する貢献)

地球温暖化対策に向けて日本が決定する貢献(温室効果ガスの排出吸収における削減目標など)が3月30日付で提出されました。その内容は以下の官邸ホームページから提供されています。

日本のNDC(国が決定する貢献)

内容については、昨年7月に国連に提出した内容から見直しは行わないものとなっています。その内容は以下の通りです。

① 2030 年度に 2013 年度比▲26%(2005 年度比▲25.4%)の水準にする削減目標を確実に達成することを目指す。

② 中期・長期の両面で温室効果ガスの更なる削減努力を追求していく。

③ 地球温暖化対策計画の見直しに着手し、パリ協定及び関連会合での決定に基づき、明確性、透明性及び理解のために必要な情報を、計画の見直しの後に提出する。

④ 更なる野心的な削減努力を反映した意欲的な数値を目指し、次回のパリ協定上の 5 年ごとの提出期限を待つことなく実施するとともに、提出期限に伴う NDC の提出は、直近のエネルギーミックスに整合したNDCを提出するものとする。

端的に言うと、「今は7月に出したものから見直しは行わないけれど、今後少しづつ見直していきます」、という感じです。

色々な立場での見方があるかと思いますので、まずはとりまとめた方々のご苦労如何ばかりとは思います。グレタさんには怒られそうですが。

意識を変えて家で仕事しましょう!

 

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メルケル首相の国民への演説に学ぶ

欧州は未だコロナの影響が多大であり、各国の国民生活に制限が課せられています。

ドイツではメルケル首相が国民に対して特別に演説を行いました。国民に正確にそして適格に事実を伝え、何をすべきかの方向性、そして国が万全の体制でサポートすることを保証しています。

ロックダウンが行われている欧州の都市でのこの国民への演説は、まだ予断を許さない日本の我々も一度目を通しておくべきものであると強く思います。心構えのためのものです。

2020年3月18日 ドイツメルケル首相 国民への呼びかけ

この状況下で正確な情報と知識は重要であり、かつまた不安を軽減するための心のケアは必須です。

日本も色々な批判や不満はありますが、良く頑張っていると思います。ただ、先行きが不透明な状況で、日本よりも先に爆発的な拡散となってしまった欧米の対応は見ておく必要があります。

私も各国の仕事のパートナーとの連絡も行いながら、世界の状況を自分なりに把握して、正確でかつ有益な情報を提供出来ていければと考えています。