パリでの会議では、やはり国際会議で日本人は私一人です。
日本を代表して来ている訳なのですが、各国が集まる国際会議というのは、いくつかの調整の種類があると思いますが、基本的には新しいビジネスに向かってアイデアを出し合って、意思決定していくプロセスになります。
それだけに、何も戦略がなく漫然と参加するだけでは、ビジネスのうま味をもらっていく事は出来ません。これは中々日本は難しいところではあるのですが、議論の行く末にどんなビジネスチャンスが待ち構えているか?を常に意識しながら参加することが国際会議を単に参加するだけではなくて、面白く仕上げていくために主導的な立場を取るための秘訣でもあります。
今回私が参加している会議は、気候変動に関する温暖化を監視して対策するための監視システムの在り方を議論する専門家会合なのですが、まさにこれは将来に気候変動ビジネスにつがなります。
50人くらいの参加者で各国様々。
ここで決まっていくことが、将来各国で温暖化対策のために監視システムを構築する際のガイドラインになっていくわけです。
そのガイドラインには各国あるいは各個人エキスパートの思惑が満ち満ちています。極端に言えば、みんな自分の都合のいい様に議論を誘導することによって、将来自分の国や個人に利益が回ってくるようになれば良い訳ですね。
ランチもワーキングです。みんな思惑ありありで、話したい人と一緒の席に座ります。
それにしても、昼食はいつもながらボリュームが多く、表紙の画像もそうですがデザートもおいしいのですが、つい食べ過ぎてしまします。
夕飯は食べなくてもいいかな?と思うのですが、ラーメンに駆け込んでしまいました。パリはラーメン屋さんがルーブル美術館の近くのパリの中心街におおくあります。
やはり、日本食はおなかが落ち着きます。
パリのラーメン屋「ひぐま」でほっと一息