12月第1週にポーランドのクラクフ市に出張してきました。
正確に言うと、仕事は隣の町のカトビチェに行ってきました。
ここまで書くと、何をしに行ったか、わかる人にはわかるかもしれません。
その件は、また後で書くことにしますが、今回は宿泊に使ったクラクフの街をご紹介します。
クラクフは、ポーランド南部にある都市で、ポーランドで最も歴史ある都市の一つであり、中世には一時首都でした。その後、一時期オーストリアにも帰属したり、オーストリアのクラクフ大公国としても位置づけられたりしていました。
現在では、ポーランドの文化の主要な中心地でもあり、ヴィスワ川の上流に位置し、市街地はヴァヴェル城を中心として川の両岸に広がっています。
ポーランドと言えば、首都のワルシャワくらいしか思い浮かびませんが、南部のこの街はこじんまりとはしていますが、情緒がありました。
アウシュビッツが近いので、イメージが悪くなってしまうのですが、クラクフは実はあまり戦中の被害を受けなかった街でもあるらしいです。
12月上旬のクリスマスシーズンだったこともあり、街の中心は毎晩遅くまでクリスマスマーケットが開催されていました。
市中心が部の広場
馬車とツリーと聖マリア聖堂(ちょっと暗いですね・・・)
クリスマスマーケットはこじんまりとながらも賑わっていました
屋台のボリュミーなお肉がおいしそう!しかも安い!
かわいく、めずらしい屋台が多く出ていました
燻製チーズを焼いたオシチペックチーズ!ジャムと一緒に食べます
屋台の煌びやかな飾り物
夕食は仕事で体力をつけるためにお肉をがっつり!
デザートはクレムブリュレ
今回来てみて、一番感じたのはポーランドはその迫害の歴史から華やかなさとはあまり縁がないようですが、親日家が多く、昔モンゴル帝国の侵攻などもありアジアとの接点も多かったことから人種や食文化(餃子など)なども他のヨーロッパと比べてアジアに近い場合が多いのです。
あとは物価が安いですね!これはうれしいことです。欧州は最近ユーロ通貨になってから、徐々に加盟国の物価が高くなって行っています。その中でポーランドはまだ独自通貨ズロチを使用しています。
隠れた魅力がいっぱいのポーランドですが、次回は日本でも徐々に有名になってきている陶器についてご紹介します!