50台から呼吸法⑯内臓を動かそう!?

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梅雨も終わり暑い日が続くようになりますね。

本格的な夏の到来で、気候変動も加わり毎年猛暑日の長さも伸びてきています。

皆さま、是非とも熱中症には気を付けてください。

体調管理にひと際気を付けるべきこの時期に、呼吸法もフル活用して頂きたいと思います。

暑いと食欲もなくなり、動くにも気力がいりますし、熱中症にも気を付けないといけないですね。

この時期には、特に朝起きた時の布団やベッドの中での丹田呼吸法を実践しましょう。以前のブログに書いておりますのでご参照ください。

朝起きた時の呼吸法

そして、朝のまだ暑くならない時間帯では、時間があれば是非散歩や軽い運動をしてみましょう。

この時にも呼吸法を意識して、しっかりと深く体内の隅々まで気が行き渡るのを意識します。

さて、朝起きた時だけでなくいつでもいいのですが、是非とも行って頂きたいのが、「内臓を動かす」です。

と言っても、本当に動かす事は難しいので、正確に言えば「呼吸法を行いながら、自分の内面に意識を投じ、自分の内臓を意識・確認する」という事になると思います。

これはスポーツで例えると「イメージトレーニング」に似ていると思います。

自分がベストの競技を行うために、今まで培ってきた練習を頭の中で反復して、実際の競技試合の場にいることを想定して、頭の中で本番をイメージするのです。

これと同様に、呼吸法でも息を吸った際に、鼻から気道を伝って酸素が肺に入ることをイメージする。そして、この時に横隔膜が動いてお腹が膨らむことも意識する。

さらに横隔膜が動くということはあなたの腹部全体が動くことであることを意識するのです。

吐く息の時には、お腹を徐々に引っ込めていきます。丹田を意識しながらゆっくりと長く息を吐くことにより、横隔膜が下がりお腹が引っ込んでいきます。

この際にも、内臓の一つ一つを意識します。

胃、腸(大腸、小腸、十二指腸)、背中側の肝臓、腎臓、膵臓、胆のう、脾臓、さらに肺と心臓もです。

内臓を意識することの効能としては、内臓を動かしたつもりになることにより、内臓を意識し内臓への良い神経伝達効果となること、そしてもう一つは呼吸が深くなることです。

私は、自分の内臓をただ意識するだけでも自分の身体への良い効果になると信じています。これは科学的に証明されている訳ではありませんので、信じる信じないはあなた次第、という古い言葉?になってしまいます。

しかし、何事も自分自身にとって良いと思えば良くなることもあります。また、その癖を積み重ねる健康の習慣化を行うのです。

呼吸法が深くなることは、呼吸をするときに一つ一つの内臓を意識することで、必然的に呼吸する時間が長くなります。

例えば、吸うときには胃に1秒、腸(十二指腸、小腸、大腸)それぞれ1秒ずつ、肛門1秒という感じで意識してみましょう。合計5秒が吸う時間ですね。

そして、吐くときには肝臓、脾臓、膵臓、胆のう、腎臓、心臓、肺、最後に肛門、という風に意識してみてください。それぞれ1秒づつ。そうすると合計8秒ですね。

なぜ最後に肛門か?というと、最後の吐く息の締めを肛門にて意識することにより、呼吸が締まるからです。肛門は丹田に近いので、最後の最後に丹田に意識が戻ることが理想です。

さらにさらに、一つ一つの内臓を意識するときに、是非とも内臓それぞれ「心の声」をかけてあげてください。

「今日の調子はどうだ?」「俺の肝臓、私の膵臓、頑張れ!」という感じです。

この内臓を意識した呼吸法。数は必要ありません。3回程度、朝おきたときに布団やベッドの中でやるか、朝の散歩でやってみてくださいね。

これから夏本番、皆さま健康に気を付けて日々をお過ごしください。

参考文書

元気が出る呼吸法!

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