週末にエコを考える(コーヒーカプセルの処分)

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最近便利なネスプレッソなどのコーヒーメーカが便利ですね。

我が家にも一台ということで今回仕入れました。

ネスレがキャンペーンでマシーンを無料貸出にして、3か月ごとにコーヒーカプセル代だけで利用できるといううたい文句にしていて、ついついサブスクしてしまいました。

ネスプレッソのマシーンではないですが、新しいマシーンです。Dolce Gusto(ドルチェグスト)というマシーンは、ネスプレッソほどの本格さはないものの、より手軽にコーヒーを楽しめるコンセプトになっているようです。

早速、飲んでみるとおいしいです。自分で入れるコーヒーもいいですが、カプセルで水だけ入れてボタンひと押しで毎日変わりない味が出てくるのは魅力です。

サブスクで、3か月毎にいくつかの種類のテイストが選べます。普通のコーヒーやカフェラテ、カプチーノはもちろん、抹茶なんてのもあります(以下の写真は抹茶です)。

朝のドタバタした時間や、疲れてコーヒーを入れる気にならない時には便利ですよね。

さて、週末にこの抹茶を飲みながら、ふと疑問に思いました。

このカプセルは「燃えるゴミ」か?「不燃ゴミ」か?分別方法は?

我が家は家族4人、毎日一人が一杯飲むとしたら、一日4カプセルゴミが出ます。年間4×356=1424個のカプセルゴミとなります。

これまで普通に豆からひいたコーヒーを普通のフィルターで入れたものであれば、可燃ごみとして出していました。

当然、世界のネスレですからね。環境にも人一倍気を使っているのだろう、と期待してサイトチェックしてみました。

ネスプレッソのカプセルのリサイクル

これを読むと、確かにリサイクルが出来るようになっているのですが、「最寄のネスプレッソカプセル回収ボックス設置店舗へご持参ください」とあります。

え・・・っと、私の住んでいる周辺には、歩いて行けるところはないぞ・・・

高島屋の中に入っている店舗が多いのですが、そうなると結構な距離です。

毎日飲んで、溜まったカプセルを高島屋まで電車で持っていくのはあり得ないなあ・・・という感じです。

少なくとも、コンビニでの回収を検討してほしいですね。

しかも、これはネスプレッソのアルミカプセルの話です。

今回、私が使う事になったドルチェグストのカプセルはアルミではなく、プラスチック製です。

このカプセルの中には、挽いたコーヒーの粉が入っています。それとの分別はどうするのだろう?と疑問が出てきます。

そこで暇な時間を使って、カプセルの中身を見てみることにしました。

カッターを使って、淹れた後のカプセルの上のビニールのカバーを開くとこんな感じです。

中にもう一枚プラスチックのカバーがあり真ん中より下に粉が入っています。やはり、出がらしはしっかりと残っています。

塵も積もれば山となる。多くの人がこれを使うようになっていくと、プラと出がらしがミックスの状態で、可燃と不燃のどちらに捨てればいいのかわかりませんね。

ちなみに、今週で飲んだ分のカプセルの出がらしを全部集めてみたら、これくらいの量でした。

そんなに多くはないですが、でもこう集めると実感がわいてきますね。

コーヒーの豆の出がらしは、良く肥料や匂い消しに良いとありますから、今回我が家のベランダの菜園の肥料になってもらう事にしました。

こういう事をすると、なんだかすっきりした気分になりますね。

また、粉を取り除いたカプセルはこんな感じです。

下の、コーヒーが抽出される部分はアルミのようですね。プラとアルミの合成品だったのでした。

おそらく、ネスプレッソのアルミだけのカプセルに比べて手軽なのでしょうが。アルミは変化しにくいので、プラの方が昨今のマイクロプラスチックの問題もあり、環境的には問題かもしれません。まあ、どちらも問題ですが。

ちなみに、抹茶は抽出するとほとんど抹茶成分は残らないようです。少しだけ残っている感じです。

 

抹茶の方が環境的には良いのかも!?

しかしながら、やはりカプセル自体はどうしても廃棄になると環境に悪い。回収や循環にもコストがかかる。企業側もペイできないとなると余分なコストはかけられない。

そうなると、やはりマシン側でカプセルではなく、コーヒーの粉がそのままマシンで使えるようなものにしてほしいものです。

簡易包装でコーヒー粉か豆をそのまま送るサブスクにして、マシンに粉や豆を入れたら挽いてくれて、そのままお好みのコーヒーに抽出できるマシンがいいですね。

技術的な課題があって、まだそうするにはスタバのような大型の専用マシンでしかできないのかもしれません。

という事で、週末に小さいことから考えてみよう、ということで記してみました。

人間生活が便利になるにつれて、新たな課題も出てくる。

「便利の代償は必ず誰かが背負う」、という事を誰かが言った事を思い出しました。

しかしながら、「不便な時代に戻ることは出来ない」、という言葉も同時にすぐに自分の中で出てきました。

これらは、私自身の中での心の声ですね。

こうした週末のエコ考察も、私自身がSDGsに興味を持って、色々個人でも出来ることがないかどうか考えてきました。あまり本気ではなく、なんとはなくですが。

個人でSDGsを行うのには、まだまだ限界や制限が色々あるようです。でも、引き続きこうした小さいテーマを週末の空いた時間ででも考えながら、何か自分で出来ることがないか?を追い求めていきたいと思います。

お金がないとSDGsも出来ないのか?

いやいや、こういう小さいイシューを自分で気付いて、それをどうしたら良いか自問自答、試行錯誤することこそSDGsなのでしょう!

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