【働き方改革】実行元年

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年度が変わり、年号も変わることになり、
働き方改革がついに本格的にスタートしましたね。

当初の目論見通り、
まずは、労働時間の是正が各方面で行われ始めました。

今日のニュースではEXILE事務所も、
労働時間が月500時間という実態もあったとのこと。

次々と、これから勤務時間にメスが入れられていく事に
なるでしょう。

そして、休暇取得の義務化も
次にメスが入れられるでしょう。

これは、しばらく経たないと実態がわからないので、
今年度末かあるいは夏休み頃に一度取りざたされるかも
しれないですね。

そんなこんなで、会社や企業は受難の年になるとも
言えるかもしれません。

何しろ、今まで隠されていた業務の実態がどんな形
にせよ暴かれることになるのですから、
改善していなかったところは目をつけられたら、
大事ですね。

しかしながら、当の労働者であるあなたが、
このニュースや報道を見ていて、
どんな気分になりますか?

あまり良い気持ちにならないのではないでしょうか?

「A会社は残業100時間を超えていました!」
「B会社は休暇を認めませんでした!」

というニュースを聞いても、何か素直に労働者側として
喜べないこの状況があると思いませんか?

私は、このような状況だけだと、

「労働者側の賃金が上がらないから」

だと思っています。

労働者が一番望むのは「賃金の増額」です。

それがあっての、労働時間や休暇の是正です。

何か順番がおかしい。

前のメールにも書きましたが、
私は、日本の労働者の賃金は2-3倍に底上げ
すべきだと考えています。

世界水準から見ても、日本の賃金は安すぎます。

その水準に近年はみんな慣らされているのです。

働き方改革では、賃金の増大はありません。

これっておかしくないですか?

労働時間縮減や休暇の強制取得で労働者が
喜ぶでしょうか?

やるべきことがあるのに、
無理やり労働時間を短縮させられるのは、
仕事のプロフェッショナルとしては、
我慢できないことではないでしょうか?

休暇の強制取得も自分で決めることであるのに
他人から強制されてとることに意味があるのでしょうか?

筋としては、そのような是正を行うのであれば、
それに見合う、労働者への賃金を見直すことが
先であると思います。

賃上げが行われないのは、企業が内部留保を優先している
という状況であるのは最近の傾向です。

こうしたところに政府はもっとメスを入れて
労働者への還元と、お金の循環を良くするための政策を
広げるべきだと思います。

あるいはもしかしたら、
もう少しするとそのような動きも出てくるかもしれません。

ただ、そうした動きには世論や国民の声の増大が欠かせません。

そうしないと、日本という国は本当に動きが遅いのです。

中国や韓国よりも、最近は動きが遅いと良く思います。

私は、働き方改革の次の波は賃金増大だと思っています。
そのつもりで、仕事していこうと思いますし。
そのつもりがダメになったときに備えた副業策も始めています。

あなたは、この働き方改革をどのようにとらえていますか?

是非、ご意見ありましたらお聞かせください。

 


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