50台から呼吸法⑦イライラしたら

50台に入ると色々な心身の変化も出てきます。

身体はやはり少しづつ弱っていきますし、疲れやすく、持久力もなくなってきます。これまで以上に体調管理や食生活に気を付ける意識も働いてきますよね。

精神や心の方はどうでしょうか?どんな変化が出てくるでしょうか?身体の変化は気付きやすく対処方法も考えるのですが、意外にも精神や心の変化とその対処方法は感知しづらく、対処もしないことも多いのではないか?と思います。

人によって個人差は大きいかと思いますが、50歳を過ぎると「物覚えが悪くなった」、あるいは「物忘れが多くなった」とか、「イライラすることが多くなった」とか、しかも「イライラが抑えられなくなってきた」とかいうのもあると思います。私自身も感じてきているものです。

このような心の変化というものに対しては、身体の変化に比べて本人も周囲も気付きづらいか、あるいはふとした時に「あれ?」と思うことかと思います。注意していないと見逃してしまい、その際にはおかしいと思ったり、何か変わったのではとか思うのですが、喉元過ぎれば忘れてしまうことが往々であるかと思います。

私が最近特に感じているのが、何か物事や人との関係でイライラした際に、そのイライラが自分の中で抑えきれずに外に対して大げさに開放してしまうことがあるのです。

年を取れば丸くなって、穏やかになる、と良く言われますが、もちろん、そういう風にもなってきているのですが、一方で一旦不機嫌になると若い時よりも始末に負えない感じになったかも?と感じるのです。心の2極化が起こっているのかもしれませんね。

さて、こうした心の変化に対応するために、是非丹田呼吸法を普段から意識して行ってほしいと思います。

丹田呼吸法を行う一番の目的は、「自分を知る」ということだと思います。

丹田呼吸法で良く言われる効能としては、自律神経を整えて心と身体の不調を整えるという事ですが、もちろん直接的な効果として有効です。

しかし、まず丹田呼吸法を実践する上において私が重要だと思うのが、「自分を知るための手段」という事です。

「自分を知る」という意味は、もう少し正確に言うと「自分自身を見つめるやり方を知る」と言った方がいいかもしれません。

丹田呼吸法だけで、自分の心身の正確な情報を得る事はできません。自分自身の心や身体に関する興味を起こし、自分自身で分析する意欲を起こし対策を促すための「きっかけ」と捉えてもらえればと思います。

「きっかけ」があると、それを起点として物事を変えることが出来ます。丹田呼吸法を習慣化して日々あなたの心と身体を見直し、試行錯誤を行う事で、心身の改善につなげていることが出来ると思います。

私は、それを習慣化することで特に体の不調も大きくはありませんし、心の方もイライラした時に何を自分で出来るかという対策も考えてあります。

そうした自己防衛のためのツールとしての呼吸法(というと若干イージーに聞えますが)を手軽に簡単に楽しく行わるものとして自分のものにしてもらえればと思います。

50歳を過ぎてから、嫌味なおじさんおばさんになりたくないですよね。

年を取るのも楽しく、そして年を取ったから何かを出来ないわけではないという気持ちで、前向きな気持ちで日々を過ごせる様になるためにも、是非丹田呼吸法をお勧めします。

詳しくは、下の本を是非読んで頂ければと思います。また、もしよろしければあなたのお悩みや体験などもお聞かせいただければと思います。

下のコメント欄からもお待ちしております!

あなたの50台のライフスタイルを改善する呼吸法!

 

あなたも情報発信を始めてみませんか?

情報発信ページを簡単に作成できるツール「カラフル」

 

ワークライフバランスは自分で!

 

50台から呼吸法⑥丹田で考える

コロナの第3波は緊急事態宣言によって少しづつ感染者数が減ってきているようですが、まだ予断を許さない状況ですね。

どうにも心が落ち着かない日々かと思います。普段の生活に戻れないもどかしさと焦燥感をあなたも感じているかもしれませんね。

私も同様です。幸いな事に職が不安定になる可能性は今のところ少ないので幸運な方かと思いますが、それでもこれからの将来には不安があります。

明らかに社会が変わっていくものと意識して、行動していく必要があると思います。

そんな時に、我々のような50台の働き盛りを少し超えた責任世代は何を心がけていくべきでしょうか?

やはり、今まで以上に自分をしっかりと管理して、健康に注意し、余裕を持って先を見通しながら周囲と連携していく能力を磨いていくべきではないでしょうか?

体力に任せてがむしゃらに仕事し、自分だけの成果を追い求める年ではないかと思います。

後進を育てながら、自分は自ら責任を背負う心がけて周囲に目を配りながら船頭の役目を担うのです。

そうした節目を迎えるにあたって、自分自身の体力、精神力を鍛え上げていく必要があります。

丹田呼吸法の効用を何度も説明してきておりますが、今回は、私が良く行う丹田を上手に意識した身体の上手な使い方をご紹介したいと思います。

一言で言ってしまうと、「丹田で考える」習慣をつけるということです。

どういうこと?と言われてしまいそうですね。

文字通り、丹田を意識するための方法として、丹田で考えると言っているのですが、ある程度呼吸法を実践してきますと、丹田を意識することに慣れてくると思います。

この丹田を意識することに慣れてきたら、今度は普段から頭ではなく、丹田を含むお腹のあたりで物事を考える様に癖をつけることをお勧めします。

やり方としては、何かを改めて考える時に、思考の意識を丹田に持っていくようにするのです。

もちろん、実際には思考回路は頭脳ですので頭で考えているですが、思考の意識をお腹に下げる様にするというべきでしょうか。

中々難しいかもしれませんが、これが出来ると不思議と落ち着いて物事を考えられるようになります。

特に焦っている時に、改まって丹田で考える意識を行うと、焦りが落ち着いて正常な判断を下せるようになります。

ところで、丹田は臍下3寸のところにあるのですが、実際にはそこは腸が集まっているところです。

丹田と腸の関係というものが何かあるのでしょうか?と疑問が湧いてきますね。

丹田は東洋医学でいうところの気功経絡のツボであり、実体はありません。

一方で、腸は目に見える臓器なのですが、最近は第二の脳として注目されていますね。医学的には、腸は脳からの指令がなく自律的に運動することが出来るそうです。

そのために神経細胞が多く集まっており、食物の消化のための器官だけではなく、免疫や自律神経を司る機能も有しているそうです。

私は、最近は腸と丹田は実は一体のものではないか?と思うようになりました。

呼吸法を通じて、丹田を意識し、さらに腸も意識することによって、頭脳だけではなく、第二の脳である腸をケアすることによって、免疫や自律神経を正常にすることに効果があることが経験上わかります。

あなたも是非継続して呼吸法を行い、さらに意識して丹田を意識するために、お腹で考える癖をつけてみてください。

一つ、丹田に意識を持っていくためのコツをお伝えしますね。

それは、立っている時ですが、ちょっとだけ「膝を曲げる」のです。

これだけで、なんとなくですが意識が身体の下の方に行きませんか?

わざと膝を曲げる事で、身体の重心が下に行くとともに、意識も身体の下に下がっていくのです。

そのまま下に下がった意識を丹田で止めて、それを維持します。

出来れば、そのまま姿勢も意識して正しい姿勢に直しましょう。

重心が下に行くことによって、身体の余分な力を抜きましょう。特に、上半身の力を抜いてリラックスし、下半身はしっかりと土台として維持しましょう。

頭で考えず、腹で考える、是非やってみてください!

あなたの50台のライフスタイルを改善する呼吸法!

 

ワークライフバランスは自分で!

 

あなたも情報発信を始めてみませんか?

情報発信ページを簡単に作成できるツール「カラフル」

子供を海外の大学に入れる方法(6)リモート留学

今年長男は二十歳になりコロナ禍において成人を迎えました。長女は来年成人します。誕生日がわずか1日違いの年子というなんとも近い兄妹ということもあり、二人とも仲が良いのですが、ライバル心もあるようです。

長男は1年間のニュージーランドでの修業期間(予備校期間)を経て、オークランド大学の経済学部に入学することが出来ました。本人も親元から離れた環境で、初めての一人での海外暮らしで、なおかつコロナのロックダウンも経験しながら勉強に励み、無事に合格基準に達しました。

ニュージーランドの大学では、日本の様に入学試験がある訳ではなく、予備校の合格基準に成績が達すれば良いわけですが、それでも英語はiELTSが6以上、それ以外の希望する学科の試験の正式が7割以上取れていないと合格ににならないので、普段から勉強は一生懸命しておく必要があります。

日本からニュージーランドの大学に入学するには、必ず現地の予備校での準備期間が必要になります。そこで一定の成績を出して大学に入学が許可されます。入学すると一部の法学部等の高度な専門知識を必要とする学科を除き、3年で卒業することになります。なので、日本の4年間での大学生活と期間的にはそれほど変わりません。

長男の場合、英語に興味があり以前から勉強をしていて、渡航前のiELTSは5.5ありました。しかしながら、経済学部の専門課程を学ぶための経済や統計等の専門科目は日本との教え方からして違うので、事前の予備校学習が必要であり、その勉強に苦労しました。

ここがポイントで、日本の予備校は受験戦争を勝ち抜くための勉強になりますが、ニュージーランドの大学に入るための予備校は大学に入ってからの勉強を行うための勉強になるのです。

当たり前と言えば、当たり前の事ですが、受験生からすると目的意識が全く異なります。もちろん、日本の予備校でも大学に入ることの目的がしっかりしているのであれば、受験のみならず大学での勉強をしっかりするために準備するのでしょうが、昔から日本の受験は受験のための勉強になっている場合が多いのではないかと思います。

かく言う私もその一人でした。学生は苛烈な受験戦争を勝ち抜くのに精一杯です。まずは大学に入らないと始まらないので、受験のための勉強にならざるを得ない人が多いと思います。

つまり、日本の大学は入るまでの壁が高すぎるです。そして、入れず第二志望、第三志望を選択せざるを得ない学生が多くいると、失望感と人生に対するモチベーションが下がる学生の方が統計的に多いのではないでしょうか?

やはり、大学入試の改革は急務だと思います。日本の将来を考えると人材が最優先であることは否定できないと思います。

私は、一番大きな問題は、受験戦争で日本人の優秀な人材の多くのモチベーションが大学に入ってからきちんと維持できているかどうか?かと思います。

長男は、オークランド大学に入るための能力を測るための予備校に入って、そこで規定の能力に達する事を目指しました。一刻も早く大学に入って勉強したいというモチベーションが高く日々勉強に励んでいました。入るまでの一年間はそれこそ受験勉強に相当するように毎日勉強漬けだったようです。

長男はこれからの大学生活に向けて勉強を第一に頑張る意欲に燃えています。全くの学生の本分かと思うのですが、この当たり前の事が日本の大学生にどれほど浸透しているのでしょうか?

しかし、今回のコロナで学校教育も大きく変わると思われます。

その一つがオンライン授業です。今回ニュージーランドはコロナでロックダウンにより鎖国しました。ご存じの方も多いかと思いますが、欧米の大学は大変多くの留学生を受け入れています。その多くが中国人です。

昔は東洋系では日本人が多かったですが、今は完全に少数派です。中国人の海外進出はもはや世界規模であり、あらゆる場所に進出しています。ニュージーランドも大変多く、大学の予備校も大半が中国人なのです。

しかし、今回のコロナにより中国人が相当多く自国に戻りました。そうなると困るのは大学や予備校の経営です。今まで顧客の大半であった中国人をはじめとする外国人がいなくなると、大学と予備校の経営が成り立たなくなります。

幸いな事に、オンライン授業はそれを救いました。そして、いち早く自国に戻っても大学にオンラインで履修できるようになっています。予備校も同じです。今年からニュージーランドの予備校に通おうとしていた方がコロナで渡航できなくなりましたが、日本から全てオンラインで現地の予備校の課程を履修し、一度もニュージーランドに行くことなく無事にオークランド大学に入学することが出来ました。

こうした状況で、欧米の大学はいち早く海外の留学生への対応を行っています。これに意味するところはなんでしょうか?これの意味するところは、「日本にいながらにして海外の大学に入学できる様になってきた」ということです。

そうなると、これまで日本の大学しか選択肢のなかった状況が、海外の大学の入学も視野に入ってくることになったということです。もちろん、まだまだ前途途上の段階かと思いますが、それでもコロナで世界がそういう風に変化していることをまだ多くの日本人が知らないのではないでしょうか?

これまで海外の大学に行くには、言葉の壁、文化の壁、渡航の壁、資金の壁、などがありましたが、渡航の壁が今取り払われようとしています。そして、文化の壁もその場に行かなければ相当半減できます。

日本の教育は内からの改革は相当な時間と労力がかかるでしょう。しかし、これからやってくるオンライン教育の黒船は、日本への容赦ない改革を迫ってくるのではないでしょうか?

長男は今日本におりまして、まだまだニュージーランドに戻るのは先があるでしょう。オークランド大学は海外からのオンライン授業を可能としましたが、コロナが収まりニュージーランドに戻ってきたら現地での就学もすぐに対応可能とのこと。

当面、1年間は日本でのオンライン授業になりそうですが、その後はニュージーランドに戻る事を予定しています。

この1年間の長男の大学入学の出来事を見てきて、これから起こる大学改革の予感を書き留めておきたいと思います。

日本にいながらオンライン留学をご検討の方は、色々な留学支援業者が相談に乗ってくれると思います。一例はこちら。

DEOWのオンライン留学

 

 

あなたも情報発信を始めてみませんか?

情報発信ページを簡単に作成できるツール「カラフル」

 

ワークライフバランスでライフスタイルを楽しく改革!

 

あなたの50台のライフスタイルを改善する呼吸法!

 

 

50台から呼吸法⑤背骨で生きよう

今回のテーマは「背骨で生きよう」です。

「背骨と呼吸って関係あるの?」って言われてしまいそうですが、すばり関係あります!

丹田呼吸法ではあなたの姿勢を重視します。

しかし、丹田に意識を集中して呼吸法を行なえば、自然と姿勢に注意が向いて、背骨をまっすぐ正しく伸ばそうという意識が働きます。

そして、背骨に意識が働くと、今度はお尻に意識が向かいます。お尻の穴に意識が行って、そこから背骨を通過し、頭のてっぺんを串で通したような感覚を掴めます。

背骨が串になって真っすぐ身体が伸びる感覚です。

この感覚は大変重要だと考えます。

あなたは自分の姿勢を常日頃意識されていますか?

意外にも自分は姿勢が良いと思っていても、本当に正しい姿勢を維持している人は少ないものです。

重力に反した二足歩行を行う人間は、常に腰痛や肩こり、首の痛みに悩まされています。

それはやはり姿勢にも大きく関係があります。

自分の姿勢を正しく維持するには、一度誰か他人に自分の姿勢を客観的に見てもらうのが早いです。

自分では本当に正しい姿勢が取れているのかどうかはわかりません。

一度、家族や友人に見てもらって、その姿勢の正しい位置を感覚で覚えて、それを維持するように努めましょう。

丹田呼吸法は、その姿勢を日頃から気付くための手段となります。

呼吸法を行った際に、自分の姿勢にも自然を意識が向きますので、そこで正しい姿勢を特に背骨を意識しながらチェックし、修正してみてください。

ここで注意ですが、姿勢を正しい位置に修正すると、その姿勢を維持するためにどこかしら身体に力が入る場合があります。

その身体に力が入った部分を意識して、今度はその余計な力みを丹田に持っていくように意識しましょう。

どういうことか?と言うと、自分の姿勢を正しく維持するために、例えば肩に力が入ったとしたら、それは良くない姿勢維持の方法です。

そうした無駄に力が入っている箇所を、呼吸法を行いながらリラックスして、無駄な力を丹田に集める意識を行うのです。

そうすると、体中がリラックスできるような気持になっていきます。体中の力を抜いていく感覚です。

このプロセスを一日最低一回、出来たら朝昼晩にやってみてください。

続けることによって、自分の姿勢の改善と体調改善にも変化があると思います。

私も毎日姿勢のチェックと背骨を意識した呼吸法を続けていますが、忙しい毎日において習慣付けとして、朝の布団の中、仕事をしている合間、犬の散歩の時、お風呂の時、夜寝る前の布団の中、でやっています。

是非あなたもやってみてください。バランスボールなどを利用してもいいと思います。

「背骨で生きよう」=「姿勢を正そう」ということでした。

 

 

あなたの50台のライフスタイルを改善する呼吸法!

 

ワークライフバランスは自分で!

 

あなたも情報発信を始めてみませんか?

情報発信ページを簡単に作成できるツール「カラフル」