50台から呼吸法⑮運動の効能

50台になると確実に体力や身体の変化を感じるようになりますね。

個人差があるのかもしれませんが、どうしても30台や40台のようにはいかなくなることは事実として受け止める必要があります。

それに、女性であれば更年期の症状も出てくると思います。私の妻も頭痛や肩こり、背中の痛みなど、更年期と思えるような症状が色々出てきており、単なる不調なのか季節性のものなのか、よくわからない事もあり、どうしてもうやむやになってしまいますね。

男性は女性に比べて更年期症状は少ないようですが、それでも私自身疲れやすくなったり走るのが億劫になったり、前はなかった頭痛の症状が出てきたりしています。

こうした身体の変化を放っておかず、前向きにしっかりと向き合う事が大事ですね。

50台は肉体だけではなく精神的にも変革期であると言えます。子供がいらっしゃる世帯では独立したりと変化の時期となる場合も多いでしょう。ご自身も仕事の上で、昇進したり転職したりと変化が目立つ時期になっていくのではないかと思います。

多くの方が感じられているかどうかわからないのですが、「人生の折り返し地点」であるとは良く言われていますね。寿命100歳としたらまさにその通りです。

人生折り返し地点である50歳に、私は最近運動を開始しました。

妻とも一緒に話していたのですが、今50歳の時点で運動するかどうかで今後の健康の分かれ道になると思ったからです。

このまま何もしないと脇腹には脂肪がたまってきています。事実ここ数年私のLDLコレステロール(血中の中性脂肪率)は明らかに悪玉コレステロールが高い事を示しています。

元々食べることが好きな私は、時間があると食べ物を探す癖があります。そして、おやつとして食べて、またお昼や晩御飯を食べる。お腹いっぱいになっても食べてしまう癖もあります。

そして、お酒も好きです。そんなに強くないのに飲みたがる。そして、最近では少し飲みすぎると二日酔いどころか三日酔いまでするようになってきました。

ですので、お酒も暫くやめることにしました。

実は既にお酒を断ってから、1~2か月経っていますが、コロナ禍の緊急事態宣言もあってお酒を飲む雰囲気ではなく健康志向なこともあり、全く苦ではありません。このまま数年断酒してもいいくらいかと思っています。

ともかく、まずは食の見直し(前みたいに暴飲暴食しない)お酒を控える(1,2年禁酒)を続けていきたいと思っています。

その上で運動です。今はランニング天国です。平日でもテレワークでなまった身体を鍛えなおすべく昼間におじさんたちも走っています。

私も、平日は少なくとも1万5千歩を目標に歩くかランニングをするようにしています。先週の目標は達成しました。

そして、腹筋60回とブリッジを10秒3セットを日課にしました。これも今のところ続いています。

さらにさらに、これらの運動に対して、呼吸法を合わせて実践しています。

ランニングの際に丹田を意識した呼吸法を合わせることによって、ランニング時の姿勢を意識して、身体の重心も意識しながら走ることが出来ます。ゆっくりでも、正しい走りを意識出来るのです。

呼吸のリズムもつかむことによって、疲れやペース配分にも気を配ることが出来るのです。ランニング中の一定の呼吸のリズムづくりは効果が大きいと思います。漫然と走ると達成度や次への目標が設定しずらくなります。

呼吸法を活用することで、運動の自己管理にも役立つことを知っておくとよいでしょう。

腹筋はもちろんおじさん体型の改善に向けてですが、もっと実際面で筋力の低下の実感は恐ろしいものです。筋力の復活を願いながら、自分の筋力増加を願う部位を意識しつつ筋トレも行いましょう。

「俺の筋肉頑張れ!」と願いながら頑張るのです。これ長続きしますよ。

あと、おやつが食べたくなったら。これは運動にすり替えましょう。食欲は身体を動かすと消えます。すり替え作戦は良いです。食事はちゃんと食べるべきですが、間食は少しであればいいのですが際限なく食べてしまうのを抑えるために、散歩するとか筋トレするとか、食欲を別な作業にすり替えてしまうのが最も効果的だと思います。

こうしたいくつかの私の実践しているちょっとしたテクニックなども共有させていただきましたが、皆さんの方がより効果的な技をお持ちかもしれませんね。

いずれにしても、50歳の節目にあなたも呼吸法の実践と共に、健康を見直してみませんか?

これからのあなたの人生を確実に変えるための習慣を考えて、そして実践していきましょう!

あ、今度職場の健康診断が7月にあります。ここで私の改善結果も紹介出来ればと思います。実践の結果を数値で示せればと思っております!

ちょっと不安・・・ですが。

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50台から呼吸法⑭指先と足先を意識する

呼吸法を行う際に、あなたの指先そして足先を意識してみましょう。

これはどのような効果があるのでしょうか?

まずもって、あなたは日々の暮らしにおいて、ご自分の指先を意識していますか?

おそらくほとんど意識しないのではないでしょうか?

一度、お風呂やトイレ、あるいは寝る前などに、ゆっくりと丹田を意識した呼吸法を行いながら、同時にあなたの手足の指先に意識を与えてみて下さい。

息を吐く際に特に意識して、最初に手の指先に意識をしてみてください。

そして、次に息を吐く際に、今度は足の指先を意識してみてください。

これを2,3回繰り返してみて下さい。

どうでしょう?

なんの変哲もないでしょうか?

何か、少し、微妙に、あなたの身体が変わりはありませんか?

ほんの少しの微妙な変化・・・

これを意識してみてください。

この手足の指先に意識を集中するという作業は、あなたの身体の「気」を意識するというものです。

丹田による呼吸法は、自分の身体の丹田に「気」を溜める動きです。

そして、息を吐く際に、指先に意識を集中するという事は、丹田に溜めた「気」を手足に流していくという作業になります。

つまり、「気」の流れを自分の体内に起こし、循環させるためのものなのです。

「気」とは何かというものは、私自身知識や熟練した経験があるわけではありませんので正確に述べることは出来ません。

しかしながら、私は「気」というものは、人が万人に共有的に理解できるものではないと思っています。

自分で気付いて、実感し、そして日々体感し、自分の中で熟達すべきものだと思うのです。

その自分で「気」を体感するための方法として、丹田呼吸法と手足の指先への集中法が良いと思うのです。

これを毎日少しづつで良いので実践します。そうすると、段々と「気」の体内循環が形成されていきます。

それと同時に丹田に溜めた呼吸と「気」がうまく循環していくのです。

この方法をやってみたいと思うかどうかはあなた次第です。もし、やってみたいと思う方は、暫く続けてみて下さい。

一番、自分の身体と向き合う事の出来る方法です。

そして、さらにこれが進んでくると、不思議と自分の身体の色々な部分に対して興味が湧いてきます。

例えば、あなたが普段意識しない「脇腹」とか「足の小指」とか・・・

こうした自分の身体の普段意識しない部位に意識が行くことがあります。

私は、この事は大変重要な気付きだと思っています。

このことをもう少し進めて考えていくと、

例えば、自分の身体の内臓にも意識を向けることが出来るのではないか?

肝臓、すい臓、大腸、小腸、脾臓、などなど、自分では普段コントロールできない臓器や知覚出来ない臓器や体の部位に対して、「気」を送り込むつもりになるのです。

目を閉じて、自分が意識して「気」を送り込みたい臓器や体の部位に集中してみてください。

丹田で溜めた呼吸「気」をゆっくりと息を吐きながら、狙いの臓器や部位に意識を集中するのです。集中するために目を閉じると良いでしょう。

さらに言うと、この呼吸法と身体への集中法は、ゆっくりとした身体の動きと共にやると効果的でしょう。

この「気」を意識した身体の動きというもので有名なものは太極拳でしょう。

私は太極拳をやっていませんが、他の武術でもいいかもしれません。

武術でなくても、色々な自分にあった身体の動きを試行錯誤してもいいと思います。

自分の身体ほど深淵なものはない、これに気づいてほしいのです。

それが、あなたの心と身体の不安を和らげる、日々の技と実感できれば最高ではないでしょうか?

丹田呼吸法と指先集中法

是非、一度試してみて下さい。

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50台から呼吸法⑬家族に嫌われないように?!

50台になると、そろそろ定年の事も考え始めますね。

あなたは定年後は家で悠々自適ですか?

奥様とはきちんとどういう新しい生活をしていくかお話していますか?

今回は呼吸法とは直接関係ないかもしれませんが、50台における人生計画で重要なことですので、是非考えていただきたく書いてみたいと思います。

30、40台では会社でがむしゃらに働いてきた訳なのですが、50台になるとイロイロと人生の行く末を考え始めますね。

定年延長はありますが、60台になると仕事はある意味一区切りになりますね。その時にあなたはどうしますか?

定年退職した後は、家でゆっくりと身体を休めて好きな事をしたいですか?それともまだまだ働きますか?

まずもって、このことはあなただけの問題ではなく、家族特に奥様との間できちんと話し合ってどうしたいのか方向性を見出しておくのが重要かと最近痛感しています。

このことは、奥様の立場になって考えると「少しは」お分かりになるかもしれません。「少しは」と書いたのは、多くの場合実は旦那さんは奥様のお考えや本音を分かっていない場合が多いと思うからです(私もその一人!)。

「これまで一生懸命働いてきたのだから、定年後は家でゆっくりと休ませてくれ、好きなだけゴロゴロさせてくれ」という想いは一昔前まで!ですね!

今日はもはやその想いは通じなくなった!と言ってよいでしょう!世間が許さない、とも言える感じですね。

私の場合、50歳になる前から奥様には色々と家事の手伝いは言われておりましたが、食事作りや掃除、洗濯、ごみ捨て、などなど自分ではよくやっているつもりでも、奥様からみるとイライラMAXになることがよくありました。

50歳になると、今度はそのことが老後の不安につながってくるわけです。「こんなになんにも出来ない旦那と、定年後にずっと家に一緒にいたくないわ!」ってことになるわけです。

ましてや、全く家の事を奥様に任せている家庭であれば、奥様の気持ちは・・・推して知るべし、というところでしょう。

熟年離婚が増えるのも納得な訳です。インターネットでそうした想いの共感が増大すれば、益々拍車がかかるでしょう。

では、世の50台の男性陣はどうしたらいいのでしょうか?

コロナ禍で、働き方改革が進み、テレワークになり家にいる時間も多くなりました。家で奥様と一緒に過ごす時間も多くなり、対策はすぐにでも検討しなくてはいけないのです。

私自身、テレワークで家にずっと奥様と一緒にいると、奥様のイライラを感じ取るばかりではなく、自分も中々居場所がないことを感じます。

最近では、週の半分は仕事場に出て、半分はテレワークという感じにしています。毎日いるととても息が詰まっているの実状です。

こういう状況を既に体験すると、定年後で仕事をしていない事を想像すると、恐ろしくなってきます。

子供は既にある程度手を離れていますので、奥様とどう接していくのか?というのは旦那の立場として真剣に愛情をもって考えるべき事と改めて思う訳です。

奥様を空気のような存在として考えるのはやめましょう。いて当たり前と思うのは、もう終わっています。いてくれてありがとうと、まずは感謝の気持ちを持ちましょう。

そして、感謝の気持ちをまず持ってから、次にこれからどう一緒に暮らしていくのか?そのために何が自分に出来るのか?を毎日考えましょう。

私も、まだまだ奥様に毎日文句を言われているような状況でありますが、少なくとも感謝の気持ちだけは持つようにしています。

子供を無事に育ててくれてありがとう。一緒に我慢もありながらも暮らしてくれてありがとう。毎日おいしい食事を作ってくれてありがとう。などなど、「普段の事に感謝をする」ことが出来るようになってきました。

それをベースに、これからに向けて前向きに考えることが出来るようになると思っています。そして、今私が思っているのは以下の二つの事です。

まずは、もっと家族への貢献度をあげることです。これまで仕事優先だったスタイルを家族への貢献をもっともっと上げるようにします。実はこれ、仕事に比べて難しいのです。仕事で自慢してきた身にとって、家族への貢献は、どうやっていいかわからない、やっても文句を言われるので難しいのですが、上で述べた「感謝の気持ち」があればやっていけます。

まずは、食事作り、家の掃除、洗濯、家族行事をやってみましょう。粘り強い努力あるのみです。最初は下手でも構わないと思います。一度文句を言われても、何度もやってみましょう。そして、試行錯誤で改善するのです。それが結局自分へのフィードバックにもなります。新たな発見や新たな世界も見えてくるのです。

私は、食事作りは前からやっていて、奥様が仕事で遅くなる時には夕食づくりをやっています。これまでは作っても中々家族には不評でしたが、最近は一段技術が上がったようで、妻や娘に褒められるようになってきました。それだけではなく、料理の技術にも興味が出てきたのです。色々と自分で調べて、新たな脳への刺激と身体を動かすモチベーションになります。

もう一つは、「自分の居場所」をみつけることです。これは理想的には、物理的な居場所・空間と、自分の趣味や仕事などのやるべきこと、の二つの意味があります。何もせずに家でダラダラは本当にやめた方がいいです。奥様があなたが家でゴロゴロしているのなんて見たくもないし、不快感が増大するばかりです。

私は、ある意味、奥様と話し合って、もしお互いに良ければ別々に暮らすのも選択肢であると思います。それは別に離婚ではなく、お互いに心地よく元気に暮らせる環境作りという意味です。例えば、私は田舎が好きですが、奥様は都会が好きです。別々に暮らして、たまに会うっていうのもアリではないでしょうか?

私の奥様も仕事や趣味があります。彼女もなるべくずっと仕事も趣味も続けていたいと話しています。それを尊重すると同時に、私自身も自分のやりたいことをと仕事をずっと続けたいと思っていますので、お互いのやりたいことをやれる環境を作るのです。

現実的には、どこまで出来るかはありますが、そういう事をフランクに前向きに話し合うことは重要ですよね。

一番良いと思うのは、上記二つのミックスです。そして、順番としては家族への貢献度を上げた上で、自分の居場所を見つけると良いと思っています。そして、私はそうしようと思っています。

これからは60歳も老人とは呼べない時代になってきそうです。社会貢献もしながら、自分が充実した生活を送ることが出来るように、50台の今から準備をしていく必要がありますね。

こうした考えに至るのは、やはり私自身「呼吸法」を行う事で出来た事と思っています。もちろん奥様からのダイレクトなパッシングも多いですが!

皆さんはどうお考えですか?結構重要かつ身に覚えのあるお話として書かせていただきました!

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50台から呼吸法⑫季節の変わり目に呼吸法

梅雨も間近のジメジメした季節になってきました。私の最も嫌いな季節が近づいて来ており空色と一緒で憂鬱な気分です。

コロナでマスクもしなくてはいけないので、益々息苦しく不快さも増します。

年を取ると季節の身体への影響がより大きく効いてくる気がします。特に気温差は身体に堪えますね。

また、最近では気圧の差で頭痛となる気象病も出るようになってきました。特に、妻は気圧差を敏感に感じるようです。今日も頭が痛いとずっと言っていました。

特に今日は低気圧が近づいてくることで気圧が下がり、かつ前日の夏日から一転気温が下がったことにより、身体が冷たくなってしまったようで、その二重の影響が頭痛に結びついたようです。

そんなこんなで、妻は今日は中々頭痛がおさまらず、せっかくの日曜日でしたが、マッサージに行ったりしてみたりしてました。

50になると、これに加えて更年期による体調不良のことも疑ってしまいます。そして、コロナもありますね。もはや、何が原因なのかよくわからない状況です。

こんな時にこそ、普段からの呼吸法で活力だけは保つようにしています。今日は、私も自分で丹田呼吸法を気づいた際に何度か実践していました。

皆さんももしかしたら、この時期特に体調不良が起こりやすいという方も多いかもしれません。

そこで、今回は実際に普段から体調を維持するための丹田呼吸法についてご紹介出来ればと思います。

言葉だけでは中々わからないかもしれませんが、動画等で今後ご紹介することも念頭に置きながら、まずはここでご紹介します。

1.心構え

呼吸法は日々意識して行ってください。言わずもがなかもしれませんが、呼吸法は一回やっただけでは全く意味がありません。常日頃、時間を取って、あるいは気が付いたときに、自分でペースを決めて意識的にやることをお勧めします。そのペースは自分でやりやすいようで結構です。ストレスにならないようにすることが肝要ですね。

2.実践呼吸法

実際に丹田呼吸法をやってみましょう。難しいことはないのですが、慣れるまでは時間がかかると思います。以下の基本ステップを実践してみてください。

① 身体をリラックスさせて、自分の身体に意識を向ける。この時、姿勢は立っても、座っても、寝ていてもいいです。楽でリラックスできる自分だけの時間を確保してみてください。

② 姿勢を正す。身体に意識をもっていき、次にそのまま丹田に意識を持っていきます。そうすることにより、姿勢を正そうとする意識が出てきます。そのまま姿勢を正します。この時に、身体の力は抜いたままです。肩の力を抜き、自分の意識を下半身に下げるようなつもりになるといいでしょう。

③ ここから呼吸です。まずは吸います。鼻から吸います。口から吸うのはやめましょう。口呼吸の悪影響は色々ありますが、ここでは割愛します。そして、出来るだけ自然に無理せず。普通に吸ってください。その時に、一つだけやることがあります。下腹に吸い込むような意識で丹田に意識を集中して、下腹をふくらませてください。丹田に吸った息を溜める感覚です。実際に吸った息は肺に入りますが、丹田に意識を集中して下腹を膨らませることで横隔膜が下がり、肺に十分空気が入ります。大体時間的には3-5秒程度でしょうか。自然に吸う際の目安としてください。決して限界まで吸うのではなく、いつもの呼吸のように自然に吸うのを意識して行う感じです。

④ 吸ったら一度息を止めます。これも自然に。あまりわざとらしくするよりも自然にすっと止めてください。2-3秒です。下腹は吸った後のまま膨らんでいます。

⑤ そして、次に吐く息です。今度は口から吐きます。息を吐く際には口を少しすぼめる感じでゆっくりと長く吐けるようにします。これもリラックスして。あまりわざとらしく強調してやらない方がいいです。そして、吐く際には、今度は丹田を中心として下腹部からゆっくりと吐き出す感覚です。丹田に意識を持っていき、息を下腹部から吐き出すように細く長く吐いていきます。およそ8-10秒程度でしょうか。これも個人差があるかと思います。出来れば、ある程度下腹部を引っ込めていく感じがいいと思います。ただ、これもあまり極限まで吐き切るよりも、自然と長く吐いて、吐き切る限界の少し手前でやめておく方がいでしょう。

⑥ さて、息を吐いた後はどうでしょう?何か自分で変わったことがありますか?少しすっきりしたりしませんか?あるいは、姿勢が良くなってませんか?効果は感じられなくても、色々な気付いた事がいくつかあるかと思います。私は、その気付きが大事だと思っています。効果はすぐには感じられませんが、気付きがあると次の行動への指針となります。丹田呼吸法は効果のためでもあると同時に気付きのための方法だと私は思っています。

どうでしょう?この呼吸法を実際に、数回でいいので毎日何度か実践してみましょう。出来れば癖になるように習慣化してみた方が良いです。それにより色々な普段の生活への気付きが出てくると思います。

私は、この呼吸法を毎日気が付いた際に行ってきています。既に10年以上続けています。その結果何が劇的に変わったという訳ではありませんが、普段大きな病気もなく、また、ちょっと身体の調子がおかしいとか、そういう体調の変化にも敏感になり、それについてはどうしたら良いかを考えるようになりました。

また、体調だけではなく、自分の仕事の事や家庭の事、さらには将来の事なども前向きに考えられるようになったと言ってもいいかと思います。気付くことにより、行動が出来るのです。

例えば、私にとっては通勤電車が呼吸法のきっかけとなったわけですが、漫然と通勤電車に乗って、嫌々ながら苦痛に耐えながら通勤していたのですが、この呼吸法を通勤電車で行うことによって、仕事の事を前向きに考えるようになりました。自分でこうしてやろうとか、こうしたらうまくいくのではないか?と考えるようになったのです。これは大きな呼吸法の効果だと思うのです。

他にも、色々な場面で呼吸法は役に立ちます。それは皆さんが感じてみることに期待したいと思います。

50台という人生の節目においても、呼吸法は大事だと思います。色々な人生における前向きな気付きを与えてくれると思います。

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50台から呼吸法⑪自分リセット

コロナは本格的な持久戦の様相を呈してきました。

全く、先の見えない展開であり、この後何が起こるか誰も予想できない状況になっているのは人類史上も稀かと思います。

生活も大きな変化を余儀なくされ、社会全体の仕組みすら変わりつつあります。

こうした大きな世の中の変化において、あなたはどう「自分自身を適応」させますか?

こういう一人の人間では対応しきれない(人間では対応しきれないかもしれない)、事象に対して、私たちは自分自身で何が出来るでしょう?

まずは、そうした大きな変革の流れに対して適応するための「自分自身の意識改革」を行いましょう。

どうしても、変革の波はやってきます。避けることの出来ないものに対しては適応するしかない。自分自身の適応策を考えましょう。

「50台の呼吸法」というテーマで書かせてもらっていますが、50台(あるいは40台でも)の年齢は自分の人生の棚卸が必要な時期になってきます。

そうした節目に対して、50台からの自分の人生をどう生きるかという変革の波は来ていると考えた方が良いと思います。

人生は一律ではないですし、全ての人に夫々違った生き方があると改めて考えると、自分の人生は自分で作っていく、という気になりませんか?

もちろん、常識的なルールを守り、社会のシステムに則った上での話ですが、自分で自分の人生を選べるようになるには、色々と前向きに考えられることができるようになるのが最も大切ですね。

私も50を過ぎて、そうした変革の波と同時に、自分自身のライフをこれからどのようにしていくかを考える必要性をひしひしと感じます。

明らかに30台や40台と考えや行動に変化をしていかなければいけない意識が出てきます。

それは体力や健康の面も大きいですし、仕事の面も大きい、それに家族の面も大きいです。色々な節目と言えばそれまでですが、自身の改革の時期にあることを意識するには十分かと思います。

少なくとも、これまでと同様の生き方ではないと思います。

例えば、50台は自分の人生の道というものがある程度決まっている時期です。何を糧に生きていくかが自分なりに定まっているものです。仕事や専門性、やりたいことなど自分なりに見えていませんか?

私は会社では自分のやるべきことがある程度決まっていますし、やるべきことも自然と見出せるようになってきていると思っています。そして、この分野であれば自分の確たる意思と実績があるものも今ではあります。

30-40台までは、自分の道を築くのにもがき苦しんでいた気がします。深夜まで毎日残業しながら終わりのない仕事を頭をフル回転させて挑んでいた日々を思い出します。

違う分野であれ、大なり小なり、仕事や生き方は皆同じなのではないか?と思うのです。

そうして、所謂自分で自分の道が出来てきた段階としての50台からをどう生きていくか、そうした意味では人生において静かではありますが大きな転換点と言えるでしょう。

そうした自分の立ち位置を意識しながら、是非とも呼吸法を行ってみて下さい。ゆっくりと身体のあちこちの力を抜いて、丹田に意識を集中しながら、目を閉じて数回深く呼吸してみましょう。

私は、これを呼吸法による「自分リセット」と呼びたいと思います。

良く、パソコンでも色々沢山のアプリを開いていると、いつの間にかメモリーオーバーなどでハングアップしたり動かなくなってしまいますよね。

例えは悪いかもしれませんが、人間もある意味そういう状況になるときもあると思っています。そして、年を経るごとにパソコンも古くなりますが、人間も年齢を重ねると古いパソコン同様にハングアップしやすくなっていくのだと思います。

そうした状況を改善するために、パソコンですとリセットボタンを押して再立ち上げをしてメモリを解放してあげるわけですが、人間も同様にリセットをするには呼吸法が最適だと考えています。

気分転換の方法として、運動や食事、趣味などがありますが、パソコンに例えるとメモリの解放ではありません。別の作業にメモリを当てているという状況ですね。

パソコンではメモリの流れ込む情報を強制的に遮断してクリアにすることにより、メモリ内の情報をゼロリセットします。人間のメモリ(脳)の解放を行うには、脳をつなぐ自律神経や副交感神経に作用するようなリラックス法を行う必要があります。それが呼吸法です。

いかがでしょう?コンピューターを引き合いに出して少しはわかりやすいでしょうか?

これは50台になったら心身健全のための必須の技法とも言えると思います。是非、これは皆さんに試してもらいたいと思います。

皆さんも是非毎日「自分リセット」を!

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50台から呼吸法⑩呼吸の難しさ

今日は自分で呼吸法をやってみて「改めて呼吸法の難しさ」を実感している件について振り返りたいと思います。

丹田呼吸法を実践する方法は、ある程度分かってはいるものの、それをどのように継続して実践するか?あるいは、もっと言うと自然と考えずに出来るようになるか、について思い悩んでいます。

丹田に意識して呼吸するという丹田呼吸法を行うと、気持ちよくなります。集中し気力が満ちてきます。背筋も伸びて、色々な気づきが出てきます。良いことづくめの効能なのですが、問題は「自分がちゃんと意識しないと普段は出来ない」ということです。

丹田呼吸法を普段から意識せずに行えれば、ずっと良い効果が期待されるはずです。常に気力とやる気に満ちて、生活の質が一段上がると期待されます。

私は、独自に丹田呼吸法を始めて約10年は経っていますが、未だこの意識しない丹田呼吸法の境地には至っておりません。

色々な良い効果や気付きの経験は語れますが、それを普段から意識せずに行っているかと言われると、Noであり、またそれが私の今の悩みでもあります。

もしかしたら、丹田呼吸は普段からは必要ないのかもしれません。むしろ、意識して行うからこその呼吸法でしょうか?

我々は普段は働いたり、勉強したり、生活の営みで忙しい訳ですが、その合間に呼吸を見直すことが大事なのかもしれません。

今はそう思うようにしています。もし、何か別なご意見がある方がいらっしゃれば是非ともお聞きしたいと思っています。

そうそう、後最近テレワークで家にいる時間が多いですから、色々と自宅でストレッチなども試しています。その一つにブリッジをやるようになりました。

50台でブリッジはきついかな?と思ったのですが、頑張ればできます!最初はちょっと大変で人に手伝ってもらうことも必要かもしれませんが、徐々にやることで自分一人でもできるようになります。開脚と同じ理屈ですね。

そして、このブリッジ、腰痛と肩こりには劇的な即効性がありますよ。普段猫背を逆に反らす訳ですから、単純に効く訳です。体幹を鍛えたり、ダイエットにも効果があるようです。

私は、最近風呂上がりか寝る前に10秒を3セットやっています。これで最近は朝の目覚めもいい感じです。

次の目標はブリッジをやりながら呼吸法です!

 

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50台から呼吸法⑦イライラしたら

50台に入ると色々な心身の変化も出てきます。

身体はやはり少しづつ弱っていきますし、疲れやすく、持久力もなくなってきます。これまで以上に体調管理や食生活に気を付ける意識も働いてきますよね。

精神や心の方はどうでしょうか?どんな変化が出てくるでしょうか?身体の変化は気付きやすく対処方法も考えるのですが、意外にも精神や心の変化とその対処方法は感知しづらく、対処もしないことも多いのではないか?と思います。

人によって個人差は大きいかと思いますが、50歳を過ぎると「物覚えが悪くなった」、あるいは「物忘れが多くなった」とか、「イライラすることが多くなった」とか、しかも「イライラが抑えられなくなってきた」とかいうのもあると思います。私自身も感じてきているものです。

このような心の変化というものに対しては、身体の変化に比べて本人も周囲も気付きづらいか、あるいはふとした時に「あれ?」と思うことかと思います。注意していないと見逃してしまい、その際にはおかしいと思ったり、何か変わったのではとか思うのですが、喉元過ぎれば忘れてしまうことが往々であるかと思います。

私が最近特に感じているのが、何か物事や人との関係でイライラした際に、そのイライラが自分の中で抑えきれずに外に対して大げさに開放してしまうことがあるのです。

年を取れば丸くなって、穏やかになる、と良く言われますが、もちろん、そういう風にもなってきているのですが、一方で一旦不機嫌になると若い時よりも始末に負えない感じになったかも?と感じるのです。心の2極化が起こっているのかもしれませんね。

さて、こうした心の変化に対応するために、是非丹田呼吸法を普段から意識して行ってほしいと思います。

丹田呼吸法を行う一番の目的は、「自分を知る」ということだと思います。

丹田呼吸法で良く言われる効能としては、自律神経を整えて心と身体の不調を整えるという事ですが、もちろん直接的な効果として有効です。

しかし、まず丹田呼吸法を実践する上において私が重要だと思うのが、「自分を知るための手段」という事です。

「自分を知る」という意味は、もう少し正確に言うと「自分自身を見つめるやり方を知る」と言った方がいいかもしれません。

丹田呼吸法だけで、自分の心身の正確な情報を得る事はできません。自分自身の心や身体に関する興味を起こし、自分自身で分析する意欲を起こし対策を促すための「きっかけ」と捉えてもらえればと思います。

「きっかけ」があると、それを起点として物事を変えることが出来ます。丹田呼吸法を習慣化して日々あなたの心と身体を見直し、試行錯誤を行う事で、心身の改善につなげていることが出来ると思います。

私は、それを習慣化することで特に体の不調も大きくはありませんし、心の方もイライラした時に何を自分で出来るかという対策も考えてあります。

そうした自己防衛のためのツールとしての呼吸法(というと若干イージーに聞えますが)を手軽に簡単に楽しく行わるものとして自分のものにしてもらえればと思います。

50歳を過ぎてから、嫌味なおじさんおばさんになりたくないですよね。

年を取るのも楽しく、そして年を取ったから何かを出来ないわけではないという気持ちで、前向きな気持ちで日々を過ごせる様になるためにも、是非丹田呼吸法をお勧めします。

詳しくは、下の本を是非読んで頂ければと思います。また、もしよろしければあなたのお悩みや体験などもお聞かせいただければと思います。

下のコメント欄からもお待ちしております!

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50台から呼吸法⑥丹田で考える

コロナの第3波は緊急事態宣言によって少しづつ感染者数が減ってきているようですが、まだ予断を許さない状況ですね。

どうにも心が落ち着かない日々かと思います。普段の生活に戻れないもどかしさと焦燥感をあなたも感じているかもしれませんね。

私も同様です。幸いな事に職が不安定になる可能性は今のところ少ないので幸運な方かと思いますが、それでもこれからの将来には不安があります。

明らかに社会が変わっていくものと意識して、行動していく必要があると思います。

そんな時に、我々のような50台の働き盛りを少し超えた責任世代は何を心がけていくべきでしょうか?

やはり、今まで以上に自分をしっかりと管理して、健康に注意し、余裕を持って先を見通しながら周囲と連携していく能力を磨いていくべきではないでしょうか?

体力に任せてがむしゃらに仕事し、自分だけの成果を追い求める年ではないかと思います。

後進を育てながら、自分は自ら責任を背負う心がけて周囲に目を配りながら船頭の役目を担うのです。

そうした節目を迎えるにあたって、自分自身の体力、精神力を鍛え上げていく必要があります。

丹田呼吸法の効用を何度も説明してきておりますが、今回は、私が良く行う丹田を上手に意識した身体の上手な使い方をご紹介したいと思います。

一言で言ってしまうと、「丹田で考える」習慣をつけるということです。

どういうこと?と言われてしまいそうですね。

文字通り、丹田を意識するための方法として、丹田で考えると言っているのですが、ある程度呼吸法を実践してきますと、丹田を意識することに慣れてくると思います。

この丹田を意識することに慣れてきたら、今度は普段から頭ではなく、丹田を含むお腹のあたりで物事を考える様に癖をつけることをお勧めします。

やり方としては、何かを改めて考える時に、思考の意識を丹田に持っていくようにするのです。

もちろん、実際には思考回路は頭脳ですので頭で考えているですが、思考の意識をお腹に下げる様にするというべきでしょうか。

中々難しいかもしれませんが、これが出来ると不思議と落ち着いて物事を考えられるようになります。

特に焦っている時に、改まって丹田で考える意識を行うと、焦りが落ち着いて正常な判断を下せるようになります。

ところで、丹田は臍下3寸のところにあるのですが、実際にはそこは腸が集まっているところです。

丹田と腸の関係というものが何かあるのでしょうか?と疑問が湧いてきますね。

丹田は東洋医学でいうところの気功経絡のツボであり、実体はありません。

一方で、腸は目に見える臓器なのですが、最近は第二の脳として注目されていますね。医学的には、腸は脳からの指令がなく自律的に運動することが出来るそうです。

そのために神経細胞が多く集まっており、食物の消化のための器官だけではなく、免疫や自律神経を司る機能も有しているそうです。

私は、最近は腸と丹田は実は一体のものではないか?と思うようになりました。

呼吸法を通じて、丹田を意識し、さらに腸も意識することによって、頭脳だけではなく、第二の脳である腸をケアすることによって、免疫や自律神経を正常にすることに効果があることが経験上わかります。

あなたも是非継続して呼吸法を行い、さらに意識して丹田を意識するために、お腹で考える癖をつけてみてください。

一つ、丹田に意識を持っていくためのコツをお伝えしますね。

それは、立っている時ですが、ちょっとだけ「膝を曲げる」のです。

これだけで、なんとなくですが意識が身体の下の方に行きませんか?

わざと膝を曲げる事で、身体の重心が下に行くとともに、意識も身体の下に下がっていくのです。

そのまま下に下がった意識を丹田で止めて、それを維持します。

出来れば、そのまま姿勢も意識して正しい姿勢に直しましょう。

重心が下に行くことによって、身体の余分な力を抜きましょう。特に、上半身の力を抜いてリラックスし、下半身はしっかりと土台として維持しましょう。

頭で考えず、腹で考える、是非やってみてください!

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50台から呼吸法⑤背骨で生きよう

今回のテーマは「背骨で生きよう」です。

「背骨と呼吸って関係あるの?」って言われてしまいそうですが、すばり関係あります!

丹田呼吸法ではあなたの姿勢を重視します。

しかし、丹田に意識を集中して呼吸法を行なえば、自然と姿勢に注意が向いて、背骨をまっすぐ正しく伸ばそうという意識が働きます。

そして、背骨に意識が働くと、今度はお尻に意識が向かいます。お尻の穴に意識が行って、そこから背骨を通過し、頭のてっぺんを串で通したような感覚を掴めます。

背骨が串になって真っすぐ身体が伸びる感覚です。

この感覚は大変重要だと考えます。

あなたは自分の姿勢を常日頃意識されていますか?

意外にも自分は姿勢が良いと思っていても、本当に正しい姿勢を維持している人は少ないものです。

重力に反した二足歩行を行う人間は、常に腰痛や肩こり、首の痛みに悩まされています。

それはやはり姿勢にも大きく関係があります。

自分の姿勢を正しく維持するには、一度誰か他人に自分の姿勢を客観的に見てもらうのが早いです。

自分では本当に正しい姿勢が取れているのかどうかはわかりません。

一度、家族や友人に見てもらって、その姿勢の正しい位置を感覚で覚えて、それを維持するように努めましょう。

丹田呼吸法は、その姿勢を日頃から気付くための手段となります。

呼吸法を行った際に、自分の姿勢にも自然を意識が向きますので、そこで正しい姿勢を特に背骨を意識しながらチェックし、修正してみてください。

ここで注意ですが、姿勢を正しい位置に修正すると、その姿勢を維持するためにどこかしら身体に力が入る場合があります。

その身体に力が入った部分を意識して、今度はその余計な力みを丹田に持っていくように意識しましょう。

どういうことか?と言うと、自分の姿勢を正しく維持するために、例えば肩に力が入ったとしたら、それは良くない姿勢維持の方法です。

そうした無駄に力が入っている箇所を、呼吸法を行いながらリラックスして、無駄な力を丹田に集める意識を行うのです。

そうすると、体中がリラックスできるような気持になっていきます。体中の力を抜いていく感覚です。

このプロセスを一日最低一回、出来たら朝昼晩にやってみてください。

続けることによって、自分の姿勢の改善と体調改善にも変化があると思います。

私も毎日姿勢のチェックと背骨を意識した呼吸法を続けていますが、忙しい毎日において習慣付けとして、朝の布団の中、仕事をしている合間、犬の散歩の時、お風呂の時、夜寝る前の布団の中、でやっています。

是非あなたもやってみてください。バランスボールなどを利用してもいいと思います。

「背骨で生きよう」=「姿勢を正そう」ということでした。

 

 

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50台の呼吸法④夜の呼吸法

50台の夜はリラックスの時間ですね。

毎日の活力を維持するために、夜はしっかりと自分のケアに使いましょう。

ケアの仕方は人によりけりで様々だと思います。

リラックスしない方がいい(色々活動していた方が良い)、という方もおられるでしょう。

私もどちらかというとそのタイプです。

活動している方がストレスが溜まらずに、むしろスッキリするんですね。

しかし、活動していても知らず知らずの内に身体には負担をかけている事も多いものです。

それは例えば首・肩・腰ですね。何かに熱中して活動していても、ケアしていないと負担がかかってくることが多い部位ですよね。

それ以外にも、必要以上に緊張しすぎて筋肉や神経、その他内臓など身体のどこかに負担がかかっている場合も多いと思います。

若い時には良いのですが、50台のあなたは健康維持を意識するならば、毎日のどこかで自分の身体のケアを意識した時間を確保することをお勧めします。

私は、それは寝る前の夜の時間が良いと思います。

私は、一日を振り返って、今日は一日充実していたか、何か良いことがあったか、反省することは、明日何しよう、体調は悪くないか、などなど考えながら自分の内面に意識を向けます。

そして、その際に呼吸法を行います。丹田に意識を向けて、上述した振り返りを行うと色々と前向きなフィードバックが自分の中で湧き上がってきます。

これはお風呂でも実施するとさらに良いでしょう。最高のリラックスの環境ですね。呼吸法も是非一緒に実施してください。

もちろん、寝る前にストレッチや軽い体操を行うのも大いに結構な事ですし、呼吸法も併せて行う事は効果倍増ですね。

最後に、寝る時にベッドや布団に入った時、これが寝る前の呼吸法の時間です。寝た状態の姿勢で何も考えずに、丹田にだけ集中して呼吸法を行ってみてください。

自分の神経が解きほぐされていく感覚が実感できますでしょうか?

スマホをしながら、気付いたら寝ていたというのは最悪の身体への効果です。

スマホは早々に脇に置いて、自分の内面に意識を飛ばしましょう。

お酒もリラックスの助けかもしれませんが、ほどほどに。自分の心が解きほぐれる感覚だけを掴める程度にしましょう。

私は、お酒は好きですが、自分の心がリラックスできる程度の飲酒量をコントロールする様にしています。

そして、いよいよ寝る時には、じっくりとベッドと布団の揺りかごに身を任せて、リラックスしましょう。

この時に、最後の丹田呼吸法を行います。自分の身体の各部位を意識して、一番楽な姿勢を取ります。頭の先から、手足の指先までチェックしながらリラックスできる体勢を取ってください。

そして、ゆっくりと丹田だけに意識をして呼吸します。ゆっくりと特に吐く息に集中しながら丹田に集中します。

わずか数回の呼吸で結構です。それだけで自律神経に良い影響が与えられるでしょう。

是非ともやってみてください。

それが次の日の良質な目覚めへのリセットタイムになります。

 

追伸

最近の私の習慣は、寝る前にバランスボールで背筋を伸ばしています。一日の終わりに背骨をまっすぐに矯正ケアすることで次の日の体調が良くなることに気付きました。

背骨の重要性は今度またご紹介します。

 

 

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