パリでの交通

昨日、パリ出張から戻ってきました~。

さすがに、月2回の海外出張は疲れました。

しかも、帰りは満席で真ん中の席でした。。。辛かった・・・

最近は、海外に行かれるビジネスマンが非常に多いですね。

皆さん、海外での取引や国際会議にどんどん参加しているのでしょう。

さて、パリでの交通機関についてご紹介です。

パリは、意外に小さい街であることをご存知でしょうか?

東京に比べると23区内の広さの約1/6程度だそうです。

世界の大都市という割には東京よりも小さいとは驚きですね。

そんなパリでの交通手段はメトロとバスが便利です。

メトロとバスは共通のチケットです。地区のゾーンによって値段が違います。

中心地区のゾーン1では、一回1時間半以内でメトロ、バスとも乗り放題で1.9ユーロです。

チケットはメトロ駅の券売機かキオスクでも買えます。

但し結構操作に戸惑いますね。観光客が列をなして苦戦しているのも良く見かけます。

こうしたユーザインタフェースを作る際のフランス人のセンスの問題でしょうか?

あとは、良く壊れている事が多かったり、現金は受け付けない機械が多かったりと、まあ日本に比べたら優しくはない事は覚えておきましょう。

チケット。10枚つづりのカルネ(回数券)もお得。

券売機。慣れるまで大変?!

バス乗り場には、あと何分で来るかの表示があります。時刻表は使い物にならない?

   バスは運転が荒い!スピード出すし、ブレーキングは荒い。

メトロは外にも走ります。色々な車種があって日本の地下鉄みたいに複雑で入り組んでいます。

あと、チケットは乗る際にだけ機械に通します。出るときには出るだけです。

注意しないといけないのは、チケットを通して乗る際に、微妙な力加減でたまに改札のドアが開かなくなり、ゲートとドアに挟まれてしまう事があります。

私も今回それをやりました。駅員は助けてくれるはずもなく、スーツケースを持ったまま挟まれてしまったので、ゲートバーを越えるのには難儀しました。

皆さま、パリでのメトロは日本とは違うペースやシステムであることをお忘れなく!

国際会議では新しいビジネスの目出しをみんなで議論します!

パリでの会議では、やはり国際会議で日本人は私一人です。

日本を代表して来ている訳なのですが、各国が集まる国際会議というのは、いくつかの調整の種類があると思いますが、基本的には新しいビジネスに向かってアイデアを出し合って、意思決定していくプロセスになります。

それだけに、何も戦略がなく漫然と参加するだけでは、ビジネスのうま味をもらっていく事は出来ません。これは中々日本は難しいところではあるのですが、議論の行く末にどんなビジネスチャンスが待ち構えているか?を常に意識しながら参加することが国際会議を単に参加するだけではなくて、面白く仕上げていくために主導的な立場を取るための秘訣でもあります。

今回私が参加している会議は、気候変動に関する温暖化を監視して対策するための監視システムの在り方を議論する専門家会合なのですが、まさにこれは将来に気候変動ビジネスにつがなります。

50人くらいの参加者で各国様々。

ここで決まっていくことが、将来各国で温暖化対策のために監視システムを構築する際のガイドラインになっていくわけです。

そのガイドラインには各国あるいは各個人エキスパートの思惑が満ち満ちています。極端に言えば、みんな自分の都合のいい様に議論を誘導することによって、将来自分の国や個人に利益が回ってくるようになれば良い訳ですね。

ランチもワーキングです。みんな思惑ありありで、話したい人と一緒の席に座ります。

それにしても、昼食はいつもながらボリュームが多く、表紙の画像もそうですがデザートもおいしいのですが、つい食べ過ぎてしまします。

夕飯は食べなくてもいいかな?と思うのですが、ラーメンに駆け込んでしまいました。パリはラーメン屋さんがルーブル美術館の近くのパリの中心街におおくあります。

やはり、日本食はおなかが落ち着きます。

パリのラーメン屋「ひぐま」でほっと一息

 

 

海外出張(パリ)

昨日からパリに出張で入っています。

前回のスイスとドイツ出張から1週間空けたのみです。

時差ボケがやっと回復したと思ったら、結構身体にはこたえますね。

それでも、仕事なのでやらないといけません。

今回も日本人がいない国際会議です。

飛行機は羽田からのANAでしたが、エコノミーで満席!

でも、通路側だったからなんとか快適に過ごせました。

映画は前回の出張と同じだったので、あまり食指がわかず、主に仕事の資料などを作成していました。

パリはこの季節もう涼しいですね。

日本は世界制覇はしない?

ちょっと過激なタイトルが炎上ものかもしれませんが、本日仕事で面白い考えを聞いたので、シェアしつつ考察したいと思います。

今日の仕事での議論で、日本は世界標準(これが世界制覇するという意味)を取れるか?という議論になったのですが、皆さんはどう思われますか?

どの分野あるいはどのように世界標準を取るか?という事にもよりますが、今日の議論では第二次世界大戦の教訓によると、日本人は一度いわゆる世界制覇を目指そうとした、そしてそれは失敗して、反省し、その反省の血が色濃く日本人に刻まれ流れるようになった、というものでした。

それを持ち出したのは上司だったのですが、確かに正しいかと思います。事実そうですし、そのような意識は私の中にもありますし、多くの日本人にも刻まれた意識ではないでしょうか?

しかしながら、一方で未だに世界制覇をしたい欲求も残っているのではないでしょうか?深い意識の奥底で、日本人は世界に通用する、というある不思議な感覚、あるいは自信みたいなものがあるのも事実だと思います。

人間は抑えられると反発すると思います。第二次世界大戦では徹底的に負けました。そして、社会システムを変えられました。文化は残されたので日本人たる心は残されましたが、我々の心は未だに払拭出来なくて、表に出せない鬱憤が溜まっているのではないかと思います。

それが形を変えて、色々な形で日本人のすごさというところで出てきているのではないかとも思います。戦後の経済復興はまさにそれでしょうし、日本人の科学技術の優秀さと緻密さは世界屈指です。

戦争で負けても、自動車では世界征服に近い感じまで来ました。下町の町工場の技術は世界一がわんさかいるのに、目立たずひっそりと世界に売れていっています。

欧米各国は、最初からあからさまに植民地政策の歴史をなぞり、世界標準を取りに行こうとします。英国は最もその傾向が強いですね。

日本は逆に、あからさまにすると戦後の反省の自動反射が出てしまい、それがどうしてもできない人種になってしまったかもしれません。

戦争に負けたから、生きてささやかな幸せの中で生きていってもいいけれど、それ以上は求めるな、と暗に言われているのではないか?と思ってしまう事もあるのではないか?と思います。

私も、国際調整をしていて日本がここまで出しゃばってもいいのだろうか?と思ってしまう事もあります。

しかし、時代は明らかに変わってきています。もはや、情報が瞬時に世界に広がるので、先進国だろうが途上国だろうが、情報は皆均一の時代です。暮らしの格差はあっても情報がもたらされることによって、お互いの事を知る機会が各段に増しているので、欧米の戦略も色々見えて来ると日本もそこにリンクしていって、堂々たる立場を主張できるようになってきていると思います。

世界制覇というのが意味合いが変わってきていて、文字通りの世界制覇はもう現実的にはあり得ない。むしろ、色々な多様性の中での世界制覇がどのような事なのか?自分で見出して世の中を渡り歩く事が必要になってきているのかもしれませんね。

私は、今いる自分の国際的な立場を日々見ながら、それが数年単位でその性質が変わってきていると感じてます。社会が数年で変革していると同時に、国際関係もどんどん変化していく時代です。

今どきは世界制覇してやろう!と思う人よりも、世界の人とうまくつながろう!と考える人の方が多いかもしれませんね。

充実した会議でした

2週間の長い?スイスとドイツでの会合を終えて本日帰国の途に就きます。

会議初日のホストディナー会議ではフランス料理のコースで参加者との親交を深めました。

日本人はとかく国際会議では会議自体で疲れてしまって、その後の「大事な夜の部」において日本人同士のガス抜き会が行われる事が多々あります。

しかし、そこを踏ん張って、夜の部に積極的に参加し、日本人から離れ、出来るだけ多国籍テーブルに座って親睦を深め、そこからたまに出てくる重要な外交要素を吸い取る事が必要です。

会議での建前と本音は交渉の質にもよりますが、会議中に出てくるのか、あるいは裏でのコソコソ話で進められるのか、あるいはバーやレストランで行われるのかは様々です。

外交では、そういう場に出来るだけチャンスを逃さないように要所を抑えておくことが必要です。

そして、最終日は最後に町の風景を一枚ショット。

そして、空港で一服しています。疲れがどっと出る一時です。

 

会議の風景

本日の国際会議の風景です。こんな感じで会議しています。

本日は、二つの発表とディスカッションを実施しました。

参加者は50人前後です。広い会議室がアサインされていました。

大体先進国で欧米が多いですが、アジアからは私だけです。

こういう場で、影響力のあるポジションと発言をしています。

食事には気をつけよう

海外出張中は食事には気を付けたいものです。

食事そのものが違うのと、食事の量が違うので、口と身体に合えば良いですが、

合わないと苦労しますね。

また、生活リズムも違うので、滞在が長い場合には自分で食事と生活のリズムを作りましょう。

海外では、基本的に食事の量が多いし、カロリーも高いので、日本人はどうしても食べすぎる事が多いのではないでしょうか?旅先ということもありますしね。

出張で来ていても、やはり食事位は良いものをと思いますので、あれもこれもと食べたくなります。

朝はホテルのバイキングです。それだけでも、結構食べ過ぎてしまうので注意が必要です。

海外での仕事は体力を使うので、しっかりと栄養は取るべきですが、食べすぎが積み重なってしまう場合もありますね。

昼食は訪問先のホスト機関がカフェテリアの昼食メニューを提供してくれました。今日は、ラム肉とサラダと飲み物とデザートです。これだけで食べきれないほどの量です。

胃袋の量が欧米人とは絶対的に違うのでしょうか?とても、毎日は食べられません。

会議が終わったらIce Breakerです。文字通り氷を解かす、つまり打ち解けるためのドリンク、つまみ付きのカクテルパーティーですね。

ここでもつまみと言っても立派な食事です。やはり、会話しながらだと食べ過ぎ飲みすぎしてしまいます。

それでも、ずっとしゃべって情報交換し、自分の考えをユーモアを交えながら英語で会話するのは疲れます。

でも、疲れると思ったら負けですね。どんどん、こういう場で自分を試すのです。そして、欧米に負けないくらいの話題と人を引き付ける魅力を持ちましょう!

 

ドイツでの会議

今週はジュネーブからドイツのフランクフルト近郊にて別な国際会議です。

ジュネーブからフランクフルトまでは飛行機で1時間弱です。

国は違えども、ほぼヨーロッパ域内の移動は国内線のノリに近いです。

欧州というのは、紀元前から多国籍がひしめく連合国家なのだなと改めて感じます。

スイスは一国で成り立ってきたのではなく、周辺のドイツ、フランス、イタリアなどに囲まれて常にもまれて、それでも独自の価値を見出し生き残ってきた国です。

日本は、島国であり、世界でただ一国の歴史上日本を維持してきた超特殊なモノカルチャーなのです。

日本の国民性の分析はまた別途したいと思いますが、フランクフルト空港では新しいBMWのかっこいい車の展示をしていまして、目を引いたので思わずパチリ。

その後、近郊都市までバス移動してホテルにチェックイン。

出張に出ると国内の仕事がたまってしまうため、メール等を駆使してどんどんこなしていかないとたまる一方です。

翌日、初日の会合を終えて、ドイツのビールが飲みたくなり、町中まで繰り出してドイツビールとソーセージとザワークラフトの軽めの食事で済ませました。

 

やはり、ドイツに来たらこの組み合わせですね!

明日からの会議に備えて、がっつりと英気を養いました!

ビッグマック指数と食事

ビッグマック指数(Big Mac Index:BMI)をご存知でしょうか?

全世界の多くの国にあるマクドナルド、どこのマックにもおおよそあるビッグマックの価格は、その国の経済の比較をするのにはいい指標となります。

指標は毎年出されていて、2018年はここスイスがトップで+28.12です。日本は35位の-35.00です。

これだけだとわからないので、ビッグマック一個の値段にすると、スイスが6.5フラン(約750円)、日本が380円です。大体おおよそ2倍ということですね。

ということで、本日のお昼はジュネーブのマックでビッグマックセットを注文しました。

値段は11.7フラン(約1300円)でした。やはり日本の倍ですね。

量的には、ボリュームは日本よりも多く、ビッグマックセットにもスモールサイズがあったので、そちらを頼んだのですが、それでも日本よりも多いくらいでした。

面白いことに、ケチャップはついてきません。オプションで付けるかどうか選びます。ちょっと不思議ですね。

元々スイスの物価が高い事は有名ですが、最近では欧州自体の物価が全体的に上がっているような気がします。比較的安いとされていたスペインやポルトガル、東欧もじわじわ上がっています。

日本もデフレはなくなったようですが、物価も少しづつ上がっていますし、給料も上げてほしいなと感じますね。でも、そこは中々上がらない。

ちなみに、今日の朝食は、以下の通り。

比較的割安なホテルに泊まっているのですが、朝食付きで結構ボリュームがあります。チーズやハムはさすがスイスという感じ。それに、パン、卵、ヨーグルト、オレンジジュース、コーヒーがついて食べ放題です。

それにしても、いつも思うのですが、どれも結構食べごたえがあって、かむ力(咀嚼力)がいります。日本の食べ物がやわらかすぎるんですかね?

今日は、ホテルで溜まった仕事をしながらちょっとリラックスしています。

散歩に出てジュネーブの有名な噴水もパチリ。

気温は高いですが、すがすがしい青空です。

日本は、地震、台風、などなど災害ニュースに翻弄されていますので本当に大変です。

忍耐力が高くなるのもうなずけます。

そして、昨日の夕食ですが、ジュネーブにあるラーメン屋に行ってみました。

北海道の味噌ベースのラーメンでかなり本格的。値段はジュネーブ価格で約20フラン(約2300円)です。

ラーメンはもはや世界の主要都市では大人気で、現地人もたくさん食べています。

 

さて、明日からドイツに移動し、別な仕事が待っています。

 

スイスワイン

今回は週末を挟んでの出張なので、土日は一応休日であり、日本人のように出張中の休日を罪悪感を感じることなく土日の半分は謳歌しようと思っています。

今回、狙いをつけていたのが世界遺産ラヴォー(Lavaux)地区におけるワインの調達でした。

スイスワインは生産量が少ないため、基本地産地消のワインであるのですが、その質は狙いを定めていけば非常に高く、しかも現地では割安に調達できるのです。

フランスやイタリアワインの様に、生産量が多く、有名なワインとは正反対のものですが、目を付けている人は目を付けています。

ラヴォーのワインは、シャスラ(Chasselas)という品種のブドウが有名であり、レマン湖のほとりに傾斜のある岸にへばりつくように並ぶワイン畑は、天候、日照、気温が毎年、安定しています。

世界遺産とだけあって、ブドウ畑とレマン湖の美しい風景は、まさに絶景です。そして、今は9月上旬、ちょうどブドウの実がたわわに実って、そろそろヴァンダンジュ(収穫)の時期です。

ラヴォーのワインは歴史的価値が非常に高く、それ故に土地の管理にもワイン造りにも、さまざまな制約があって、農法、製法が厳守されていることから、極めて純粋で希少なワインが作られているのです。

今回私が訪れたのは、Epessesという町にあるパトリック・フォンジャラ氏の経営するワイナリーです。ここにはシャスラの中でも非常に希少である、わずか15ヘクタールの畑しかないカラマン(Calamin)という地区の白ワインがあるところです。

実は、週末は土曜の午前中しか空いてなかったらしく、しかもアポなしで突撃で行ってみたところ、スイスジャーマンの団体さんがいました。

無理かなあ?と思いつつも、恐る恐る聞いたところ、やはり「今日はフルブックだからごめんね」ということ。

しかし、ここまで来て何にもしないのも嫌なので、「2,3本買っていきたいから何とかお願い!」と言ったら、「10分待っててね」とあまり嫌な顔をせずに対応してくれました!

その後、20-30分待っていたら、ニコニコしながら「デギュスタシオン(試飲)してみる?」とのこと!やったー!

早速、カラマンのみたい!とわがままの連発・・・ハーフボトルを開けてくれて、ちょっとまだ忙しいからこれと、あと外にある試飲ボトル飲んでてね、と言ってくれました。

スイスジャーマンの集団は、50人くらいで外で試飲をしており、何人かのスタッフがボトル追加対応などを行っていました。ドイツ語とフランス語が入り混じる同じスイスなのに不思議な感覚です。

こんな忙しい時に悪いな~、と思いながらも、外の木陰で早速、カラマンを頂きました!うまい!

なんというか、ミネラルと自然の口当たりが最高!なんにもとげがありません。いくらでも飲めちゃう!

日本食と合うと聞いていますので、すぐに2本買っていく事を即決!

他のボトルも試してみましたが、やはりカラマンが秀でていました。

その後、スイスジャーマンの団体が帰ったようで、みんなちょっと暇になったらしく、オーナーのパトリック氏が寄ってきてくれて、お話しもさせていただくことができました!

日本とスイスは非常に似ている!「根回し」はスイスもおんなじだよ!なんだそうです。

お返しに、日本には説明しづらいけれど「生きがい」という言葉もあるよ、と教えてあげました。iPhoneにメモっていました。

フォンジャラ氏のワイナリーには、三笠宮夫妻も訪れたことがあるそうで、写真が飾ってありました。

すっかり堪能して、結局他のボトルも併せて4本買って、帰りは畑と湖をみながら1-2キロ歩いて最寄りの駅から電車にのってジュネーブまで戻りました。

ラヴォーは非常に奥が深そうです!また、是非来たい!

元気が出る呼吸法!

ワークライフバランスは簡単に!

あなたも情報発信を始めてみませんか?

情報発信ページを簡単に作成できるツール「カラフル」