50台から呼吸法⑫季節の変わり目に呼吸法

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梅雨も間近のジメジメした季節になってきました。私の最も嫌いな季節が近づいて来ており空色と一緒で憂鬱な気分です。

コロナでマスクもしなくてはいけないので、益々息苦しく不快さも増します。

年を取ると季節の身体への影響がより大きく効いてくる気がします。特に気温差は身体に堪えますね。

また、最近では気圧の差で頭痛となる気象病も出るようになってきました。特に、妻は気圧差を敏感に感じるようです。今日も頭が痛いとずっと言っていました。

特に今日は低気圧が近づいてくることで気圧が下がり、かつ前日の夏日から一転気温が下がったことにより、身体が冷たくなってしまったようで、その二重の影響が頭痛に結びついたようです。

そんなこんなで、妻は今日は中々頭痛がおさまらず、せっかくの日曜日でしたが、マッサージに行ったりしてみたりしてました。

50になると、これに加えて更年期による体調不良のことも疑ってしまいます。そして、コロナもありますね。もはや、何が原因なのかよくわからない状況です。

こんな時にこそ、普段からの呼吸法で活力だけは保つようにしています。今日は、私も自分で丹田呼吸法を気づいた際に何度か実践していました。

皆さんももしかしたら、この時期特に体調不良が起こりやすいという方も多いかもしれません。

そこで、今回は実際に普段から体調を維持するための丹田呼吸法についてご紹介出来ればと思います。

言葉だけでは中々わからないかもしれませんが、動画等で今後ご紹介することも念頭に置きながら、まずはここでご紹介します。

1.心構え

呼吸法は日々意識して行ってください。言わずもがなかもしれませんが、呼吸法は一回やっただけでは全く意味がありません。常日頃、時間を取って、あるいは気が付いたときに、自分でペースを決めて意識的にやることをお勧めします。そのペースは自分でやりやすいようで結構です。ストレスにならないようにすることが肝要ですね。

2.実践呼吸法

実際に丹田呼吸法をやってみましょう。難しいことはないのですが、慣れるまでは時間がかかると思います。以下の基本ステップを実践してみてください。

① 身体をリラックスさせて、自分の身体に意識を向ける。この時、姿勢は立っても、座っても、寝ていてもいいです。楽でリラックスできる自分だけの時間を確保してみてください。

② 姿勢を正す。身体に意識をもっていき、次にそのまま丹田に意識を持っていきます。そうすることにより、姿勢を正そうとする意識が出てきます。そのまま姿勢を正します。この時に、身体の力は抜いたままです。肩の力を抜き、自分の意識を下半身に下げるようなつもりになるといいでしょう。

③ ここから呼吸です。まずは吸います。鼻から吸います。口から吸うのはやめましょう。口呼吸の悪影響は色々ありますが、ここでは割愛します。そして、出来るだけ自然に無理せず。普通に吸ってください。その時に、一つだけやることがあります。下腹に吸い込むような意識で丹田に意識を集中して、下腹をふくらませてください。丹田に吸った息を溜める感覚です。実際に吸った息は肺に入りますが、丹田に意識を集中して下腹を膨らませることで横隔膜が下がり、肺に十分空気が入ります。大体時間的には3-5秒程度でしょうか。自然に吸う際の目安としてください。決して限界まで吸うのではなく、いつもの呼吸のように自然に吸うのを意識して行う感じです。

④ 吸ったら一度息を止めます。これも自然に。あまりわざとらしくするよりも自然にすっと止めてください。2-3秒です。下腹は吸った後のまま膨らんでいます。

⑤ そして、次に吐く息です。今度は口から吐きます。息を吐く際には口を少しすぼめる感じでゆっくりと長く吐けるようにします。これもリラックスして。あまりわざとらしく強調してやらない方がいいです。そして、吐く際には、今度は丹田を中心として下腹部からゆっくりと吐き出す感覚です。丹田に意識を持っていき、息を下腹部から吐き出すように細く長く吐いていきます。およそ8-10秒程度でしょうか。これも個人差があるかと思います。出来れば、ある程度下腹部を引っ込めていく感じがいいと思います。ただ、これもあまり極限まで吐き切るよりも、自然と長く吐いて、吐き切る限界の少し手前でやめておく方がいでしょう。

⑥ さて、息を吐いた後はどうでしょう?何か自分で変わったことがありますか?少しすっきりしたりしませんか?あるいは、姿勢が良くなってませんか?効果は感じられなくても、色々な気付いた事がいくつかあるかと思います。私は、その気付きが大事だと思っています。効果はすぐには感じられませんが、気付きがあると次の行動への指針となります。丹田呼吸法は効果のためでもあると同時に気付きのための方法だと私は思っています。

どうでしょう?この呼吸法を実際に、数回でいいので毎日何度か実践してみましょう。出来れば癖になるように習慣化してみた方が良いです。それにより色々な普段の生活への気付きが出てくると思います。

私は、この呼吸法を毎日気が付いた際に行ってきています。既に10年以上続けています。その結果何が劇的に変わったという訳ではありませんが、普段大きな病気もなく、また、ちょっと身体の調子がおかしいとか、そういう体調の変化にも敏感になり、それについてはどうしたら良いかを考えるようになりました。

また、体調だけではなく、自分の仕事の事や家庭の事、さらには将来の事なども前向きに考えられるようになったと言ってもいいかと思います。気付くことにより、行動が出来るのです。

例えば、私にとっては通勤電車が呼吸法のきっかけとなったわけですが、漫然と通勤電車に乗って、嫌々ながら苦痛に耐えながら通勤していたのですが、この呼吸法を通勤電車で行うことによって、仕事の事を前向きに考えるようになりました。自分でこうしてやろうとか、こうしたらうまくいくのではないか?と考えるようになったのです。これは大きな呼吸法の効果だと思うのです。

他にも、色々な場面で呼吸法は役に立ちます。それは皆さんが感じてみることに期待したいと思います。

50台という人生の節目においても、呼吸法は大事だと思います。色々な人生における前向きな気付きを与えてくれると思います。

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