子供を海外の大学に入れる方法(4)<うれしいお知らせ>

今日はうれしい報告があります。

長男のニュージーランドでの大学進学が決まりました!

狙っていたオークランド大学の経済学部への進学が決まりました!

本人が一番うれしいでしょうが、親としても本当にうれしい限りです。

日本の大学に全て落ちて悔しい涙を親に見せてから約1年半、本人が自分で行くと決めてから渡航したニュージーランドでした。

元々海外の大学に興味があり、親としても出来る限り支援することを決めて臨んできました。

ニュージーランドの大学に入学するには、日本からの学生の場合には必ず半年から1年程度の準備期間が必要になります。

英語や大学のでの学習の方式に日本と相当な違いがあるからです。

しかし、大学入学試験というものはなく、大学に入るための最低限の学習能力を備えるための予備校で勉強する必要があるのです。

長男はその予備校に1年通い、今回無事に大学入学の基準に達することが出来ました。

しかし、この1年の間には様々な苦難がありました。

中学の頃にスイスでインターナショナルスクールに通った経験とその自信から、ニュージーランドでも余裕と高をくくって、夢を持って飛び出した日本。

その先には数々の予想をしない苦労が長男を待ち受けていました。

ホームステイ先とうまくなじめず、5回も移り変わったこと。

犯罪は少ないと思っていたニュージーランドで財布をひったくりにあったこと。

事前に優遇を受けていたオークランド大学の準備の最短コース(半年)を落として、さらに半年の補習を受ける事になったこと。

そして、コロナ・・・

初めての海外での生活をこうした逆境を苦しみながら乗り越えて、晴れてオークランド大学に入学することが出来た長男を今は誇りに思います。

欧米の大学は、日本に比べて入学は容易で、卒業が難しいと一般的に言われます。

しかし、それは欧米人の話であって、日本人が欧米の大学に入るのは英語や勉強の仕方を準備する期間が必要であり、実質浪人と同じような期間が必要です。

そして、この道を選んだ長男の決断は、彼の人生の大きな岐路であり、これから彼の歩む人生の道について深く実感していることでしょう。

私は、長男が自分で選んだ道を良かったと思い、そして親としては最大限バックアップして世に送り出そうと思います。

オークランド大学は、学部にもよりますが経済学部は3年で卒業できます。

その間、猛勉強が必要であり、長男もその覚悟は決めているようです。

コロナでこの1年間は帰国出来ずに、大学や予備校もオンライン授業が続き、ホームステイ先で外に出られずに勉強していたようです。

たまに、精神的に不安定になることが良くあり、電話でも何時間も話し合ったことも何度もでした。

一人での海外生活を成り立たせて、その上で勉強を頑張るというのは、やはり改めて振り返って考えると、凄いことをしていたのだなと思うのです。

今は、長男を褒めてあげたいですし、これからも常に「ポジティブ」に苦難にも立ち向かってほしいと思います。

長男のここに至る苦労もこれから少しづつアップしていきたいですし、長男の大学での奮闘も親目線ですが、今後載せていきたいと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いします!

 

 

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子供を海外の大学に入れる方法(3)

あなたはご自分の子供の能力に期待し過ぎてはいませんか?

自分の子供に対して、自分かそれ以上に能力があるはずだ、と先入観を抱いていませんか?

私もその一人でした。しかも結構ずっとの間でした。

親バカ以外の何者でもないのかもしれません。しかし、親として子供に色々な意味で期待はかけたくなるものです。

そうした期待が子供にとってはどれだけ負担になっていることか、そのせいで本来伸ばせる能力が押さえつけられてしまっていたことか。

悪い方に考えたくはないし、親は子供の生き方に責任を持つ以上、何かしら親の価値観も必要です。

日本においては受験が高学歴から待遇の良い社会に入るためのステップである以上は、そこに身を投じて、その中で勝ち残っていく必要があります。

私は、自分の子供にはその中で自然にその道に行けるものと、漠然と考えていました。

妻は、もっと現実派で、今の受験事情は我々が経験してきた時とは違っていることを察知し、現代にあった教育を受けさせるために高額な塾に幼いころから通わせました。

しかしながら、良い塾、高い塾に通わせていれば子供は頭が良くなるのではありません。

子供に人生の生き方を真剣に見せて学ばせてあげられるのは親だけです。学校の先生や塾の先生も大切な師匠ですが、生き方の基盤は親が示すのです。

その生き方の基盤をどれだけ親が与えて、人間形成の土台があるかがその後の勉強の過程にも大きく響く事になるのだと思っています。

さらに、親からの教えをスポンジの様に吸収する子供と、嫌々ながら吸収しようとしない子供では、結果は明らかでしょう。

多くの場合、この関係をどのように築くかが子供の成長にも大きく影響していると思います。

私の場合は、子供に対してもっとこうしてあげたら良かったとかの反省の日々です。周囲の親の成功事例が羨ましいですし、どうしてそうできなかったのだろうと後悔がたくさんあります。

私には1男1女おりますが、二人とも大学受験は全敗してしまいました。その結果もあって今海外の大学の予備課程に入学しました。

今まさに、この選択に向けて私も妻も全力で子供たちの支援に取り組んでいます。

幼いころ十分に子供にしてあげられなかった親からの教育を、今一緒になって取り戻すような感じです。

そして、そのためには親も一生懸命勉強や資金の手当てに奔走しなくてはいけません。

その先に何があるのかわかりませんが、私たちはそれが子供将来だけではなく、新たな日本の教育のあり方にも一石を投じられるものになるつもりでやっています。

これから、これまでの子供の教育の過程と、海外の大学に入るまで、そしてその後の過程を描いていきたいと思います。

 

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子供を海外の大学に入れる方法(1)

お子さんを持つ親御さん。日本の教育に不安がありませんか?

自分の子供が将来日本で安定した収入を得て行くことが出来ると思いますか?

コロナ禍で就職希望上位にいた航空会社も多額の負債を抱え、バイトを探すという何が起こるかわからない世の中に、あなただけではなく、あなたの子供をどう育てたいですか?

日本の教育の改革が叫ばれていますが、遅々として変わらない教育システムに業を煮やす方も多いと思います。

私も日本の教育システムへの将来への不安を大いに感じている一人であり、自分の二人の子供を現在欧米の大学への進学に向けて奮闘しているところです。

日本の教育の最も悪いところは「大衆迎合」であると思っています。これは何も教育に限った事ではありませんが、とかく日本は右に倣えが好きな民族です。

大衆のコンセンサスを制度化し、それを規律として社会に馴染ませていく事が良しとされています。日本は調和の取れた単一民族と言われるように、一律であることのスタイルが染みついて好きな民族だと思われます。

しかし、世界は様々な多様性がもはや標準です。自分の生き方は敷かれたレールではなくなりつつあります。自分で先の見通しを考えながら、自分で自分の人生のストーリーを描き進んでいく「生きるための自分自身の船頭能力」が必要になっています。

こうした力は今の日本の教育システムでは、残念ながら望むべくもありません。教科書をひたすら暗記し、塾の教材と試験テクニックを習得するのに一日の大半をかけて受験生の人生を過ごした結果、大学入学のテクニックは万全となるかもしれませんが、人生の海原を漕いでいくには如何に幅が狭いかと思わざるを得ません。

日本の教育システムを糾弾するつもりはないのですが(実際はせざるを得ませんが)、日本には日本の事情もあります。それはまた追々述べていきたいと思います。

しかし、こうした現実から自分の子供をどう育てていくか?

私は、幸運な事に、自分の子供たちを早くから海外の経験をさせてあげることが出来ました。そして、大学は海外の学校を目指してもらいたいと思っています。

そのための、親子の体験と様々な想い、障害、苦労などをご紹介していければと思います。

更新は不定期になるかと思いますが、これからの日本の社会にも深く関わってくることでもあるので、是非とも情報共有出来ればと思います。

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