50台から呼吸法③昼の呼吸法

朝の呼吸法は体調管理の1日の始まりでやってみてくださいとお伝えしました。

昼の呼吸法はどうでしょう?

日中は、既に身体も心も起きていて活動している状態ですね。

仕事に勉強に家事にと忙しい状況で、呼吸していることすら忘れてしまう、とも言われますよね。

しかし、敢えて呼吸を意識するようにしましょう。

最初は、意識するようにたまに気付いてみる、ということで良いと思います。

自分がちゃんと呼吸できているだろうか?

もしかしたら、仕事で緊張のあまり呼吸が止まってしまっていないだろうか?

と言ったような「気付きの練習」をするべきだと思います。

そのためには、普段から時間を見つけて呼吸法の実践出来ると良いですね。

私は、通勤電車の中で呼吸法を意識しながら実践してきました。

朝の通勤電車は苦痛以外の何物でもなかったのが、呼吸法を練習すると、それが色々な物事への気付きの場に変わってきたのです。

そして、朝に通勤電車で呼吸法を意識しながら練習して、仕事場に到着して仕事を始めると仕事に集中することになるのですが、時々やはり自分がきちんと呼吸を出来ているかどうか思い出すようになりました。

仕事をしながらでも、ちょっとした時間を見つけて、自分の呼吸の状態の思い出し、気付き、そして改めて丹田を意識しながらゆっくりと呼吸法を1分間でもやってみるのです。

これだけで自分なりの簡単な瞑想を行っていることになります。そうすると、リフレッシュになりますし、何より落ち着きを取り戻すことができます。

仕事をしていると、どうしても周囲の影響を受けますし、周囲との連携が仕事でもあるので、自分自身がうまく機能するためには、自分自身のパフォーマンスを最大限に維持しておく必要があります。

この短時間でも自分をリセットし心を落ち着かせるための丹田呼吸法は年齢を重ねるほどに有効であることを実感できます。

若い頃は、体力でカバーできたのですが、年齢を重ねると体力ばかりに依存するやり方は難しくなっていきます。

50台は、仕事でも責任のある立場になっていきますから、まさに体力を維持しなら、自分の最高のパフォーマンスを維持しておくことは責任であり義務でもあります。

若い時の様に、ある一つの仕事を自分で猪突猛進するようなやり方ではなく、全体を俯瞰して周囲と適切な関係を維持しながら進めていく必要があります。

上司や部下などの周囲との調和や、得意先や協力相手方との最適な連携、そして自分だけではなく周囲に最高のパフォーマンスで働いてもらうには、自分自身が良い影響力を持つ必要があります。

自分自身が周囲に良い影響を与えるためには、自分自身がポジティブでかつ活力に溢れている必要がありますね。

元気がなく、活力がないと、相手にもネガティブになりますし迷惑がかかりますよね。

毎日自分の体調をチェックして、自律神経をコントロールして自分自身がポジティブで活力を溢れるには、食事、睡眠、運動が良いのですが呼吸法も私は追加したいと思います。

ぜひ、昼の呼吸法を皆さんもためしてみてください。

 

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テレワークを2か月続けて

6月に入り徐々に社会が動きだしてきた感覚があります。自粛生活もようやく終息を迎えそうな状況になりつつありますね。

第2波が来るのが心配ですが、それでもコロナを正しく注意しながらも人間社会は動かしていかなければなりません。

私は3月末から自宅でテレワークに入り、今日でおよそ2か月となりました。

職種がデスクワークで研究開発の調整業務なので、会議や海外出張が主な仕事の内容になりますから、テレワークで済めば実行できる内容になります。

これまでの2か月間で、いくつか気付いた事をここに記しておきたいと思います。

仕事で気付いたこと

部下や同僚のコミュニケーションが深まった

毎日オフィスで顔を合わせられないので、私の部署では毎日テレビ会議で朝会を1時間弱行って、連絡事項や各自の仕事で共有しておくべきことを連絡し合う習慣をつけました。

これは自粛前の通常の仕事では1週間に一回程度しか行っていませんでした。やはり毎日実施すると各自の仕事の内容や進み具合などが良くわかるようになります。

残業が少なくなった

当然ですが自粛期間はBCP(事業継続計画)に従って、最低限実施しなければならない業務だけが行われる原則です。不急の業務はしなくてよい事になります。

残業は確かに少なくなりました。全員がテレワークに入った4月の最初の頃は、皆戸惑いながらでした。

しかし、1か月もするとTeamsやSkype、WebEx、Gotomeeting、Zoomなどの複数のリモート会議システムを使いこなして、皆が普通に仕事が出来るようになってきました。

私の部署は特に海外との調整が多いので、夜のテレコンが多くなります。しかし、オフィスにいない分、自宅でテレコンが出来るので夕食をとって休憩した分は残業に入れないため残業も少なくなり大変効率的です。

一点、難があるのは自宅で仕事していると、どうしても打ち合わせの話をする時の自分や他人の声が家族の迷惑になります。日本の小さい家屋は壁を通しでも声が聞こえてしまいますので、私の様に受験生を持つ家族は大変です。これからは、オフィスは縮小して自宅を拡張する方向になるといいですね。

時間管理をきめ細かくするようになった

上の残業にも関連しますが、一人で仕事しているので、オフィスにいるよりも自分で自分を管理しようとするようになりました。オフィスですと周囲から声を掛けられるとそれに流されて、すぐに自分のペースが崩れます。

しかし、自宅ですと電話がかかってこない限りは自分のペースで仕事ができます。そのためより自分の時間をきめ細かく管理するようになりました。オフィスでの無駄話がなくなった、ということにもなるわけです。無駄話がないと精神衛生上よくないという事もあるかと思いますが私は歓迎です。

「無駄話」というからいけないのであって、無駄ではなく意味のあるものにするために、例えば「コーヒーブレイク」などと称してみるのはいかがでしょうか?仕事は前向きに進めたいものですね。

打合せを短時間で済ませようとするようになった

リモート会議ではだらだらと長く会議を行う習慣は確実に減りますね。ポイントだけ抑えて進む方向を合意して、あとは各自が各自の業務を行い進捗を管理する。あれこれ言い合わない(言ってもしょうがないリモート環境?)のがリモート会議の良いところです。

揉めそうな案件は明らかに別な手段で解決した方が良いです。リモート会議でやるべきではありません。

生活で気付いたこと

太った

私は食べることが好きなので、明らかに家から出ていかないので3食規則正しくとって、さらに間食もするようになるとそりゃ太りますよね。2-3キロは太ったかもしれません。

犬との散歩も増えまして、朝昼晩と行くときもありますが、それでも運動不足を解消するほどではないかもしれません。仕事の時には結構ずっと座ったままですからね。

最近は、仕事中もバランスボールを使うようにしています。椅子に座ったままよりは腹筋が鍛えられて背筋も正しく伸ばされます。呼吸法も忘れず実践しています。

家事をするようになった

ずっと家にいると家族の一員としての行動も実践しなくてはいけません。掃除・洗濯・炊事・片付けに積極的に参加するようになりますよね?

しかし、注意しなくてはいけないのは、あなたが家事の新規参入者であれば、実践する際にはきちんと奥様の意向に沿うように実践することです。そうでないと確実に迷惑となり余計なストレスとなります。私はこれで何度も怒られてしまいました・・・

家族との関係が良くなった

家族との時間が多くなる分、色々な話し合いやケンカもします。そして、それを経てコミュニケーションが増えていき新たな家族関係を築く事ができます。

この事は日本のホワイトカラーの生活習慣に変革が起こると私は思っています。家族を大切にする気持ちや身近な身の回りの大切さを改めて実感する良い機会ですね。

趣味をする時間が増えた

仕事が定時に終わって、夕食も食べたらその後の時間は何に使いますか?家族との時間もいいですし、自分の趣味のための時間もいいですね。

私は時間があれば自分の勉強や副業に充てるようにしています。焦らずじっくりとゆっくりとやって長続き出来る様になればいいですね。


私の会社は6月1日以降も原則テレワークを推奨しており、どうしても出社してすべき業務の際には出社可能というスタンスを取っています。また、越県出勤は原則見合わせです。ですので、私は暫くまだテレワークとなります。これを機に完全に自粛が解けた場合でも、テレワークを週に何回か取り入れたいと思っています。

現場に出ていかなくてはいけない職種の皆さんは大変なご苦労が多いかと思います。私は恵まれた環境にいることを実感し感謝しながら仕事をすべきであることも、このテレワークで実感しました。

これから先また社会がどのように変わっていくかわかりませんが、柔軟に考えて乗り越えていきたいと思います。

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