50台から呼吸法⑪自分リセット

コロナは本格的な持久戦の様相を呈してきました。

全く、先の見えない展開であり、この後何が起こるか誰も予想できない状況になっているのは人類史上も稀かと思います。

生活も大きな変化を余儀なくされ、社会全体の仕組みすら変わりつつあります。

こうした大きな世の中の変化において、あなたはどう「自分自身を適応」させますか?

こういう一人の人間では対応しきれない(人間では対応しきれないかもしれない)、事象に対して、私たちは自分自身で何が出来るでしょう?

まずは、そうした大きな変革の流れに対して適応するための「自分自身の意識改革」を行いましょう。

どうしても、変革の波はやってきます。避けることの出来ないものに対しては適応するしかない。自分自身の適応策を考えましょう。

「50台の呼吸法」というテーマで書かせてもらっていますが、50台(あるいは40台でも)の年齢は自分の人生の棚卸が必要な時期になってきます。

そうした節目に対して、50台からの自分の人生をどう生きるかという変革の波は来ていると考えた方が良いと思います。

人生は一律ではないですし、全ての人に夫々違った生き方があると改めて考えると、自分の人生は自分で作っていく、という気になりませんか?

もちろん、常識的なルールを守り、社会のシステムに則った上での話ですが、自分で自分の人生を選べるようになるには、色々と前向きに考えられることができるようになるのが最も大切ですね。

私も50を過ぎて、そうした変革の波と同時に、自分自身のライフをこれからどのようにしていくかを考える必要性をひしひしと感じます。

明らかに30台や40台と考えや行動に変化をしていかなければいけない意識が出てきます。

それは体力や健康の面も大きいですし、仕事の面も大きい、それに家族の面も大きいです。色々な節目と言えばそれまでですが、自身の改革の時期にあることを意識するには十分かと思います。

少なくとも、これまでと同様の生き方ではないと思います。

例えば、50台は自分の人生の道というものがある程度決まっている時期です。何を糧に生きていくかが自分なりに定まっているものです。仕事や専門性、やりたいことなど自分なりに見えていませんか?

私は会社では自分のやるべきことがある程度決まっていますし、やるべきことも自然と見出せるようになってきていると思っています。そして、この分野であれば自分の確たる意思と実績があるものも今ではあります。

30-40台までは、自分の道を築くのにもがき苦しんでいた気がします。深夜まで毎日残業しながら終わりのない仕事を頭をフル回転させて挑んでいた日々を思い出します。

違う分野であれ、大なり小なり、仕事や生き方は皆同じなのではないか?と思うのです。

そうして、所謂自分で自分の道が出来てきた段階としての50台からをどう生きていくか、そうした意味では人生において静かではありますが大きな転換点と言えるでしょう。

そうした自分の立ち位置を意識しながら、是非とも呼吸法を行ってみて下さい。ゆっくりと身体のあちこちの力を抜いて、丹田に意識を集中しながら、目を閉じて数回深く呼吸してみましょう。

私は、これを呼吸法による「自分リセット」と呼びたいと思います。

良く、パソコンでも色々沢山のアプリを開いていると、いつの間にかメモリーオーバーなどでハングアップしたり動かなくなってしまいますよね。

例えは悪いかもしれませんが、人間もある意味そういう状況になるときもあると思っています。そして、年を経るごとにパソコンも古くなりますが、人間も年齢を重ねると古いパソコン同様にハングアップしやすくなっていくのだと思います。

そうした状況を改善するために、パソコンですとリセットボタンを押して再立ち上げをしてメモリを解放してあげるわけですが、人間も同様にリセットをするには呼吸法が最適だと考えています。

気分転換の方法として、運動や食事、趣味などがありますが、パソコンに例えるとメモリの解放ではありません。別の作業にメモリを当てているという状況ですね。

パソコンではメモリの流れ込む情報を強制的に遮断してクリアにすることにより、メモリ内の情報をゼロリセットします。人間のメモリ(脳)の解放を行うには、脳をつなぐ自律神経や副交感神経に作用するようなリラックス法を行う必要があります。それが呼吸法です。

いかがでしょう?コンピューターを引き合いに出して少しはわかりやすいでしょうか?

これは50台になったら心身健全のための必須の技法とも言えると思います。是非、これは皆さんに試してもらいたいと思います。

皆さんも是非毎日「自分リセット」を!

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50台から呼吸法⑩呼吸の難しさ

今日は自分で呼吸法をやってみて「改めて呼吸法の難しさ」を実感している件について振り返りたいと思います。

丹田呼吸法を実践する方法は、ある程度分かってはいるものの、それをどのように継続して実践するか?あるいは、もっと言うと自然と考えずに出来るようになるか、について思い悩んでいます。

丹田に意識して呼吸するという丹田呼吸法を行うと、気持ちよくなります。集中し気力が満ちてきます。背筋も伸びて、色々な気づきが出てきます。良いことづくめの効能なのですが、問題は「自分がちゃんと意識しないと普段は出来ない」ということです。

丹田呼吸法を普段から意識せずに行えれば、ずっと良い効果が期待されるはずです。常に気力とやる気に満ちて、生活の質が一段上がると期待されます。

私は、独自に丹田呼吸法を始めて約10年は経っていますが、未だこの意識しない丹田呼吸法の境地には至っておりません。

色々な良い効果や気付きの経験は語れますが、それを普段から意識せずに行っているかと言われると、Noであり、またそれが私の今の悩みでもあります。

もしかしたら、丹田呼吸は普段からは必要ないのかもしれません。むしろ、意識して行うからこその呼吸法でしょうか?

我々は普段は働いたり、勉強したり、生活の営みで忙しい訳ですが、その合間に呼吸を見直すことが大事なのかもしれません。

今はそう思うようにしています。もし、何か別なご意見がある方がいらっしゃれば是非ともお聞きしたいと思っています。

そうそう、後最近テレワークで家にいる時間が多いですから、色々と自宅でストレッチなども試しています。その一つにブリッジをやるようになりました。

50台でブリッジはきついかな?と思ったのですが、頑張ればできます!最初はちょっと大変で人に手伝ってもらうことも必要かもしれませんが、徐々にやることで自分一人でもできるようになります。開脚と同じ理屈ですね。

そして、このブリッジ、腰痛と肩こりには劇的な即効性がありますよ。普段猫背を逆に反らす訳ですから、単純に効く訳です。体幹を鍛えたり、ダイエットにも効果があるようです。

私は、最近風呂上がりか寝る前に10秒を3セットやっています。これで最近は朝の目覚めもいい感じです。

次の目標はブリッジをやりながら呼吸法です!

 

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気候変動適応をThink Localする!

変なタイトルですが、今回は「気候変動適応」について「Think Local」してみたいと思います。

そもそもですが、皆さんは「気候変動の適応」ってご存じでしょうか?気候変動は良く聞くけれど、それに「適応」するってどうするんだろう?ってイメージが湧きにくいかも?と想像する次第です。

その前にまずは気候変動の基本のおさらいです。

気候変動による温暖化

気候変動では温暖化の問題が大きく、温暖化を引き起こす二酸化炭素メタンなどの温室効果ガスを削減するために、各国において削減目標に沿って工場や自動車などの温室効果ガスの削減が実行されます。

具体的な削減の方法としては、工場のエネルギーを石炭からクリーンな電気に変えたり、自動車を電気自動車にしたりするものです。そうすれば二酸化炭素などが空気中に放出される量が減っていきます。

しかしながら、既に大気中に排出されてしまっていて、自然界などで吸収しきれない余分な温室効果ガスは、残念ながらこれからも温暖化に寄与してしまいます。そして、その予測はすでに科学者たちによってシミュレーションされています。

パリ協定と言えば「世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする」というものが有名です。

世界の温暖化研究成果を国際的に各国の政府レベルで取りまとめたIPCC第5次評価報告書によると、1880年から2012年の地球の平均気温の傾向を見ると、0.85℃上昇しています。下の図を参照ください。

出典)温室効果ガスインベントリオフィス
全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(http://www.jccca.org/)より

その後も平均気温は上昇傾向であり、特に過去50年の気温の上昇は、自然の変動ではなく、人類が引き起こしたものと考えられています。

そして、今後、温室効果ガス濃度がさらに上昇し続けると、地球の平均気温はさらに上昇すると予測されています。

2100年末には温室効果ガスの排出量が最も少なく抑えられた場合(RCP2.6シナリオといいます)でも0.3から1.7℃の上昇となります。

最も多い排出量となった最悪の場合(RCP8.5シナリオといいます)は、最大4.8℃の上昇と予測されています。下の図を参照ください。

出典)温室効果ガスインベントリオフィス
全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(http://www.jccca.org/)より

つまり、これからどれ程温室効果ガスの排出を削減しても、これまでの排出されたガスによって地球の平均気温は上昇してしまう訳です。

温暖化していくのはどうしようもないにしても、なんとかこれからの排出量を減らすことによって、気温の上昇をなるべく抑える。これが気候変動による温暖化の「軽減」です。

気候変動による温暖化では何が起こる?

地球の気温が上昇すると、その結果様々な地球上の環境の変化が現れてきます。そのいくつかをご紹介します。

暑くなる

当たり前ですが、気温が上昇するので人間の感じる気温も上昇します。そして、暑い日が多くなり熱中症も多くなります。日本の猛暑日の年間の発生日数が増加しているかがわかります。以下を参照ください。

出典)温室効果ガスインベントリオフィス
全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(http://www.jccca.org/)より

熱中症の危険情報も、夏の間はここ数年で天気予報の際に発表されるようになりました。そして、熱中症による死亡者数も増加しています。

出典)温室効果ガスインベントリオフィス
全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(http://www.jccca.org/)より

海面上昇

当然の事ながら、気温が上昇すれば地球上にある氷は溶けていくでしょう。氷が溶けて水になればそれが海面上昇につながるのは昔から良く言われていますね。

地球上の積雪、氷床、氷河などから実際に溶け出していることが確認されているのは有名ですよね。

実際にどのくらいの海面上昇があるのでしょうか?下の図を見ると1900年頃からおよそ19cm上昇しているのです。

出典)温室効果ガスインベントリオフィス
全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(http://www.jccca.org/)より

例えば、先ほどのRCP8.5のシナリオ(今世紀末2100年で4.8度上昇)の場合に、このまま海面上昇が続くと、海面は82cm上昇すると言われています。

例えば40cmだけ海面が上昇した場合でも、毎年高潮により浸水を受ける人口が世界全体で最大2億人も増加します。こうした被害を受ける人たちは標高の低い土地に住む経済的に貧しい人々が多く、熱帯・亜熱帯の島嶼国でその被害が大きくなります。

生態系の危機

2017年のレッドリスト(絶滅のおそれのある種のリスト)によると、地球温暖化が原因の一つとなって絶滅の危機に瀕している 野生生物は1750種以上と言われています。

ホッキョクグマもその一種であり、温暖化により北極の海氷が溶けることにより、生活圏が奪われ絶滅の危機にあることは典型的な例です。

陸の生物に限らず、海洋の生態系はもっと直接的な影響を受けます。特にサンゴは水温の変化に弱く、場所によっては死滅する可能性があります。

また、二酸化炭素が海洋に吸収されると海水の酸性化が進みます。植物プランクトン、動物プランクトン、サンゴ、貝類や甲殻類など、海洋生態系の基盤を担う多くの生物がその打撃を受けると予想されます。

森林火災が増える

乾燥化が進む地域では森林火災が増えると指摘されています。また、発生件数が増えるだけでなく、火災そのものが長期化し、地域の森林全体が消失する可能性もあります。

さらに、森林の焼失は、大気中への大量の二酸化炭素の放出となります。本来、二酸化炭素を光合成により吸収するはずの森林が排出源になっているのではないかと最近指摘されています。森林火災は世界の地球温暖化をさらに加速させるのです。

農業への打撃

気温や雨の降り方が変わると、土壌も変化します。これらの環境の変化は穀物生産を始めとする様々な食糧生産に影響を及ぼします。例えば、愛媛で作られていたみかんは北海道で作ることができるようになるかもしれません。しかし、そうした変化に耐えられるのは、小規模農家では難しくなるでしょう。

また、乾燥地域では干ばつが深刻となり、穀物生産の減少が進むことにより、世界の人口への食糧供給が既に深刻な問題となり始めています。

伝染病が広がる

熱帯などの伝染病を媒介する生物の分布域が変わることで、免疫をもたない人々に病気が広がる可能性もあります。また、新種の伝染病の発生の可能性もあります。

異常気象が襲う

既に感じている日々ですが、嵐や大雨などの異常気象が増えていきます。沿岸地域では洪水や浸水の水害がひどくなるでしょう。最近の日本の日降水量400mm以上の年間観測回数大雨の頻度は以下の通り増加傾向です。

出典)温室効果ガスインベントリオフィス
全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(http://www.jccca.org/)より

人口が集中する都市域では、極端豪雨や内水洪水、沿岸洪水、地滑り、大気汚染などが年々被害が大きくなっていることを既に実感している時代です。

気候変動に適応する

我々の社会は、気候変動による上記の様々な影響効果はもはや多少なりとも避けようがない状況になっています。

そこで、国際社会はパリ協定で2つの大きな対策を講じることで合意しました。それが温室効果ガスの排出を抑える「緩和策」と、気候変動の影響に我々が適応するための「適応策」です。

緩和策はこれ以上温暖化を進めないために、温室効果ガスの排出を各国が独自の目標を定めて削減するのです。日本は「2050年までに温室効果ガスの実質排出をゼロにする」と公約しました。

複雑なのは適応策です。これは国全体というよりも地域の特性が大きな要素になるため、その実施は地方自治体が主体になります。

そのため、国際社会は適応策は各国が基本計画をまとめ、その実施計画は地方自治体が主導して決めて実施していくこととしています。

皆さんの住んでいる自治体(県市町村)での気候変動対策がどうなっているか是非とも検索してみてください。

例えば、私が住んでいるのは神奈川県横浜市ですが、神奈川県は既に気候変動適応計画を策定し、県全体での気候変動の影響評価とその対策をまとめています。

神奈川県の気候変動適応計画

横浜市は、計画までは至っていませんが方針が定められています。

横浜市の気候変動適応方針

このように、気候変動に適応するためには、自分たちが住む町のレベルでその事情に応じた対策を考えていかなければならないのです。

このため、各県は独自の気候変動適応センターを設置しています。既に自治体レベルで気候変動対策が具体化しつつあります。

例えば、あなたの住んでいる家が川のすぐそばにあるとしたら、その川がこの後何年かすると水位が上昇して川幅が大きくなり、家が飲み込まれてしまうと想像すると自分事として考えるでしょう。

それよりも、日本全体で一番わかりやすいのは、気温上昇でしょうか?このままの気温上昇が続けば、東京の熱帯夜の日数は、今は年間の約1割程度(50日程度)ですが、2100年には年間の約3割弱(100日程度)になる予想です。

こうなったときにクーラーだけで日々の生活が適応出来ていくのか怪しいと思いませんか?生活スタイルや家の構造なども変えていかなくてはいけなくなるのは必至です。

今は、県が対策を検討していますが、実行するのはやはり我々市民です。県などの自治体が市民にガイドラインを示さないといけませんが、それを浸透させて行動に移していくには長い時間がかかるでしょう。

そもそも、県に気候変動適応センターが出来たことすら知らない人が多いのではないでしょうか?その普及啓発を同時に行っていくべきではないでしょうか?

SDGsは浸透してきましたが、気候変動についてはまだ他人事のような感じがしますね。まずは、身近な興味を通じて少しそこから気候変動への適応を考えられればと思います。

先ほどの熱中症ですが、これにどのように対策するのか?と考えるのは一番自分事として考えられるでしょう。

私が考えるのは、まずは体質改善です。気温の上昇にも負けない体質を作っていくのが一つ考えられます。それには食生活や生活習慣を見直す必要があります。具体的なものはまだ未定ですが、これは新たな分野になるかと思います。

暑さ対策の製品は今でも沢山出ていますが、これらは一時的な対策であり根本対策ではありません。恒常的に気温が上昇していくのであれば、それに耐性できる人間自体が変わっていく必要があるはずです。

また、家の構造やライフスタイルも変えていく必要があります。仕事のやり方も変えていく必要があるでしょう。

大量消費の時代は既に過去のものと言えます。海洋プラスチックの問題もあり、リサイクルを真剣に考える必要があります。

環境省と国立環境研究所は、このように気候変動の適応の現状や対策についてインターネットで情報共有しています。A-PLAT(Adaptation Platform)と呼ばれるこのプラットフォームには国の取組、地域の適応、民間の適応、個人の適応などが掲載されています。

非常に良いと思うのは、この気候変動への適応という活動が地域を主体にしていることです。地方の活性化につながり地方の主体性を鼓舞することは、ひいては日本の活性化につながるかと思います。

そして、この活動の資産をベストプラクティスにして、今度はアジアへ展開していくことが期待されます。

私は、まずは身近なところで自分が住んでいる地域の適応を考えてみたいと思います。

そうした個人の活動や経験もシェアしていければいいですね!

 

 

 

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凄い量の黄砂が舞い上がる!

本日、世界気象機関(WMO)からのニュースですが、この10年で過去最悪レベルの黄砂がモンゴルと中国北部などで舞い上がっているとのニュースが出ています。

北京や大都市ではダストが空を覆い、視程が500m以下とのことです。モンゴルでは犠牲者も出ているとのこと。

これはモンゴルにあった猛烈な980hpaのサイクロンがゴビ砂漠の砂を巻き上げたのが原因のようです。巻き上げられた黄砂は強い北風に乗ってモンゴルに渡り、その後中国北部にストームとなって伝搬していきました。このストームはここ10年で最強のものだったようです。

この巻き上げられた砂はモンゴルと中国ではPM10というもので、10マイクロメートル以下の粒子という意味です。我々が良く聞くPM2.5は2.5マイクロメートル以下の粒子ですから、それよりも荒い砂の粒になります。巻き上げられたばかりの砂はまだ荒い状態なのですね。日本に上空で運ばれるに従って、細かくなってPM2.5になるのです。

PM10のままの粒子は中国とモンゴルを覆っているのですが、粗い粒子のままだとその被害は細かい粒子よりも大きくなります。

このようなダスト粒子は少ない量でも健康に被害を及ぼします。世界保健機関(WHO)によると、健康に影響を及ぼさない最低限のダスト粒子の量は、24時間平均で立方あたり50マイクログラム以下とのことです。

ところが今回の黄砂は北京やモンゴルなどの都市で、なんと立方あたり5000マイクログラム以上で、ピーク時には9000マイクログラムを超えていたとのことです。

このようなWHOの健康の許容値を超えるような濃度の黄砂が大都市を覆うと、そこに住む人の健康にも害を及ぼすでしょう。

この黄砂を巻き上げた強いサイクロンが問題であり、このサイクロンの強さの原因は気候変動によるものだと考えられる訳です。気候変動による影響が人々の健康に直接影響を及ぼす事例になります。

そして、この黄砂は明日には薄まるにしても日本にも一部届くのは偏西風により明白です。ニュースによると部分的であり、中国やモンゴルのような甚大な被害にはならないようですが。

ここ数年にかけて黄砂の日本への飛来も大きな問題になっているような気がします。年毎にどの程度黄砂が増えているのか調べてみるのも良いかもしれません。

黄砂に限らず、昨年は森林火災も各地で大規模なものが数多く発生しました。林野火災においても火災により大量の煙霧や有毒物質が発生し、それが大気の流れに乗って世界中に拡散していきます。

こうした気候変動による影響も複雑であり、気候変動のメカニズムを知ることが大切であり難しい問題です。

気候変動の解明は科学者でも大変ですが、それを市民に正しい情報として伝えるリテラシー向上も大変重要です。気候変動はもはや科学者に留まらず、市民レベルで対処していく必要があるからです。

気候変動はその影響を「軽減」する方策と、「適応」する方策に分類されます。軽減は温室効果ガスを削減するのがメジャーであり、パリ協定によって既に多くの国が削減目標を提示しています。

難しいのは適応で、気候変動によって気温上昇はこれからも続くと考えられるので、我々は自分の生活をどうしようもない予測に逆らわずに「適応」していく必要もあるのです。

これは適応に対しては、国が適応計画を作ります。その適応計画に従って、地域の事情を考慮した自治体レベルでも適応の対策を行う必要があります。既にいくつかの自治体では適応の対策を始めているところもあるようです。

日本の気候変動適応計画

例えば、北海道と沖縄では適応策はかなり異なると思います。北海道のじゃがいも農家は気候変動によってどうすればいいのか?という問題と、沖縄のサトウキビ農家の対策は違うからです。

是非、あなたの住んでいる市町村に気候変動の適応の対策についてインターネットなどで調べてみて下さい。そこから、あなた個人が何か出来るか考えてみるのもThink Global & Act Global(Localも!)の構想に合っていると思います。

黄砂のWMO記事原文リンク

 

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50台から呼吸法⑨季節の変わり目に

4月になり年度が改まりました。

コロナ禍は先の見えない状況ですが、桜も咲いて気分は少し上向きになることもあります。

一方では、気温や天気も変わりやすく、花粉も飛んで、体調にも何かと忙しい季節かと思います。

こうした季節の変わり目には体調も崩しやすい方も多いのではないかと思います。

かく言う私も、ここ最近あまり体調が安定せず、体がなんとなく重かったりだるかったりしておりました。

50台になると大なり小なり自分の体調が気になりだすと思います。私も、体力に自信を持たせていた若いころに比べて、色々と自分を気遣う事の大切さを実感しております。

若いころは、自分の体力や耐久力がそこそこ強かったため、色々な疲れや外的な攪乱を跳ね返せていたと思うのですが、体力や耐久力が弱まっていくと同時に自分自身を管理する能力がどんどん求められていると思います。

季節の変わり目は、一種の外的な攪乱です。しかも、天気や花粉や黄砂や新年度などの色々な要素が関わっていて、何が自分に影響を及ぼすのかよくわからない状況でもあります。

そうした一種不明瞭なストレスというのか影響要素は、知らず知らずの内に我が身に降りかかってしまいます。それに対して、きちんと適応して自分自身が極力影響を受けないためには、自律神経を整えることが必要です。

適度適切な運動、食事、睡眠などでストレスをためずに、自分に合った生活スタイルを見出すことが大事です。

そして、常に意識しておいてほしいのが呼吸です。どんな場面においても、常に呼吸を思い出して、ゆっくりと吐くときに丹田に意識を集中してください。これだけで、ずいぶんと心に余裕と自分自身のちょっとしたリラックスが実感できます。

例えば、朝起きた時に起きるのが億劫な場合、一度ゆっくりと丹田を意識して呼吸を数回してみてください。この時に、体の節々や自分の内臓や筋肉を確認するような意識でやってみると体調管理にもつながります。

そうすると、あら不思議!起きるのが億劫だったのが、なんとか動いてみようという気力が出てきます。丹田が気力の源であるのです。その気力の源に自分自身でパワーを注入したのです。

仕事や勉強で疲れてあと一歩が進まない時、一度目をつぶって丹田に集中して呼吸をゆっくりと数回やってみましょう。この際に、吐くときに下っ腹を極限まで引っ込ませるような感じで、息を吐き切ります。吸うときには下っ腹を自然を膨らませるような感じです。

そうすると、あら不思議!仕事も勉強もあと一歩がんばってみよう、という気になっちゃうのです。これに合わせて、もし出来たら体を少し動かして体操や散歩してみると効果は倍増です。

リフレッシュと言えばその通りですが、リフレッシュの方法も具体的に自分なりに考えて納得してやることが重要ですね!丹田呼吸法を取り入れて、他の良しとされている様々なリフレッシュ方法と組み合わせることによって、効果を納得しながらやりましょう。

50台を過ぎても、季節の変わり目は気分がアゲアゲになれるように、自分自身を積極的に管理しながら、アクティブに過ごしていきましょう!

 

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子供を海外の大学に入れる方法⑦親の影響

私が、自分の二人の子供たちを海外の大学に入れようと決めた背景には、自分の子供の生い立ち、そして子供たちへの親の影響を振り返る必要があります。

子供の生い立ちも親が与える環境に影響されるので、親の影響は多大です。当たり前ではあるのですが、親の責任というのは想像以上に大きいのです。

その親も、自分の両親の環境で育ってきているので、それぞれが様々な地盤ベースになります。

両親は父親と母親は別の環境で育ち、出会い、結婚するので、色々な文化の違いから衝突も発生しますでしょう。

そうした困難を乗り越えて、自分たちの新たな家庭を築き、子供たちを育てていく環境を整えていく事になります。

現代は、こうした基本的な考え方すら見えにくくなってきているような気がします。離婚がもはや当たり前の様になり、それが許容される社会にもなってきています。

生きていく上での基本を履行しないまま、ぱっと見派手な裏技ばかりが流行る社会に最近実はあなたもうんざりしていませんか?

私を含む平民がメディアによって俳優になった気になってしまうのも怖い幻想です。

学校では「家庭の上手な築き方」は誰も教えてくれません。ましてや「子供の上手な育て方」は千差万別です。

正解のない世界に誰もが取り組み、試行錯誤して苦しみながら子孫を残し、次の世代につないでいくのが人間です。

そうした前提の元で、自分たちの子供をどのように育てたいか?何を子供に伝えたいか?そうした熱意は親であるあなたはどう思われますか?

私が一番伝えたい自分の子供たちへのメッセージは「どんな時でも生き抜く力を見つけてほしい」というものです。

私は、何も取り柄のようなものはなく、自分の二人の子供たちに何も残してあげるものはありません。遺産はあてにしてほしくないし、私自身が何か子供に自慢出来るようなものがあるわけでもありません。

私が子供たちに与えてあげられるのは、日々の安定した生活、そして未来への希望だけだと思っています。そこだけは確実に絶やさないようにしておきたいと考えています。

それ以外にも日々子供たちに具体的にこれは良いとか良くないとかの相談やサジェスチョンは与えますが、それ以上に干渉することはしないようにしています。

親が特別なスキルや思い入れを持つ人たちが羨ましいと思うことはあります。そして、そうしたスキルや情熱を子供に小さいころから伝えるのも羨ましいです。

両親が共に東大生、オリンピック選手だった親、有名音楽団の親、などの話を聞くたびに私自身が何も子供に能を与えてあげられないもどかしさを感じます。

しかし、これは贅沢な悩みであって、そんな一握りの天才にならずとも、心を豊かに子供を育てていくために、親の愛情をしっかりと維持することがなによりも優先されることが基本であるわけです。しかしながら、その基本を忘れて私も羨ましい方に向きがちなのです。

子育ても基本に戻ることが必要であり、子供の安全と健康を守り、自立を促すことが子育ての基本であることを忘れないようにしたいと改めて思うところです。

さて、私自身は色々ふらつきながらも、なんとかその基本だけは守り通して、子供たちを育ててきたつもりですが、本当に健康で良い子に育ってきてくれたと思っています。そして、それは妻の影響が大きかったと思っています。

私と妻は、本当に別世界の環境で育ち、考え方も異なります。そうした両親を持つ子供はさぞかし混乱したかもしれません。

喧嘩しているところもたくさん見たでしょう。そうした影響もあり子供が我々両親を心配することも頻繁にありました。

そうした中で、20年以上も大きな問題もなく育て来てくれた恩恵は妻のおかげだと思っています。

私の妻は、商売の家の出身で、サラリーマン家庭で育った私とは環境が違います。性格はおおらかで真面目、おしゃべりが大好きでとにかく前向きです。

私はどちらかというと引っ込み思案で、あまり自分のことを話さず、寡黙を良しとするタイプでした。

そんな二人がどうして結婚したか、自分たちにも振返ってみると不明な点が多い?のですが、それでも20年以上一緒にやってきたと思うと凄いことだとも思います。

私の妻は、子育てには私以上に信念を持って取り組みました。私はどちらかと言うと大らかに腕白に育ってほしいという方でしたが、妻はしっかりとその場その場での道筋を決めていきました。

今回の海外留学についても、妻の意見は大きかったです。日本の大学を受験し、全ての大学に蹴られてしまった長男・長女は海外への留学の決意をさせたのは妻の後押しは大きいものでした。

これからの日本は自国の大学では世界に立ち向かえなくなる。海外の大学で生きていけるように子供達には頑張ってほしい。日本の大学入学に失敗したのをすぐに次のアクションに変えていく強さは妻ならではのものでした。

普通であれば、海外の大学への留学は相当慎重になるところだと思います。しかし、私も妻も海外滞在経験もあったため、その敷居は低かったとも言えます。

子供達もスイスでの2年のインターナショナルスクールでの経験は、海外での学習に対する敷居は低かったものと思われます。

こうしていち早く、我が家の海外の大学への挑戦が決まったのは、そうさせるような運命の導きもあったと思うのです。

次回は、子供達の幼少期からの生い立ちを振り返りたいと思います。

 

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50台から呼吸法⑧自分自身と闘う

呼吸法で自分の内面に意識を向けると、様々な気づきが出てきます。

その感覚を掴んでもらうのがまず最初に必要ですが、今回はその感覚を掴んだ後にするべきことを述べたいと思います。

様々な外的情報に晒されている現代社会。あなたは「自分自身をどれだけご存じですか?」

沢山の情報が入ってくる社会になりましたが、自分自身を知る機会は減ってきていないでしょうか?

新しい製品、サービス、知識、より広い世界の情報が、インターネットで日々目まぐるしく入ってきます。

一見便利な社会になったように感じますが、「あなた自身を見つめる時間」は減ったのではないでしょうか?

医学が進歩し、生活の質が向上し、人生100年時代と言われるようになりました。

それ自体は喜ばしいことではあるのですが、長生きするための生きる意志であるとか、変化に対する適応能力など、自分自身の生きる力を維持していく必要があります。

平和な状態に囲まれていて、何も考えずに生きられる環境にいる人は少ないので、普通の人は日々様々な外圧を受けています。

普段感じるイライラであるとか、ケガをしたり、ストレスを感じたり、あるいは事件に巻き込まれる事も長い人生ないとは言えないでしょう。

そうした、あらゆる場面に対して、あなたはどう準備していますか?

「人生何が起こるかわからないんだから、準備していてもしょうがない!」というのも一つの考え方かと思います。

太く短く生きると決めれば、それで何も考えずに自分のやりたいことをするのでもいいかもしれません。

しかし、人生100年時代というのは、ある意味で「細く長い」人生になっているのかもしれません。「太く長く」は中々才能と体力のある人でないと難しいでしょう。

前置きが長くなりましたが、私は呼吸法を通じて自分の内面を見出し、そこから「自分自身を見直す」ことにしました。

なんだか、当たり前の様に聞こえるかもしれません。

しかし、私自身、結構ざっくばらんで、物事に拘らないタイプであり、所謂「雑な人間」だと思っています。

自分自身で「雑な人間」であることを気づかないので、改善することすら思いつきません。

周囲にはもっと繊細で所作が整った人が沢山います。そうした方々に比べて私はなんていい加減な人間なんだろうと良く思い知らされます。

なぜ、自分が物事にいい加減なんだろうと、思い返してみるのですが、その原因は自分の性格にあるのですが、それは外圧に惑わされてしまうということに気づくのに時間がかかりました。

良く周りを気にしすぎる、という人がいますが私も御多分に漏れず、そのタイプだと思っています。

昔からその事に気づいてはいたのですが、それが自分の行動を頂けなくしているとまで気づくのには時間がかかったのです。

例えば、小さいときにお祭りで金魚すくいしたときに、列が並んでいて自分の番が来た時には、「必ず自分の後ろの列の人たちが気になってしまい」、確実に自分の実力を発揮することなく金魚は取れずに終わってしまうのです。

こうした自意識過剰とも言うべき反応は大人になってからも治らず、必ずといっていいほど自分よりも周囲を気にしてしまう性格だったのです。

別な例で言うと、人が行き交う混んだ道で、人が向こうから歩いてくると、私は必ずと言っていいほど「自分から道を空けて譲る」のです。

私は、これは自分の中でずっとジレンマでした。心の中では「なぜ私が道を譲らなければならないのだろう?」と疑問、引いては不公平感まで感じていました。

こうした自意識過剰の性格は、果たして良いのか悪いのか?直すべきか同なのか?よくわかりません。病気でもないので、自分から言い出さない限りは中々人とも相談出来ることではないことです。

以前、呼吸法で自分の身体の調子をチェックすると書きました。今回は、丹田呼吸法で自分の心と精神をチェックする方法、そしてそこから何を為さなければいけないか?という気付きを得ることの必要性を感じていただければと思います。

かの有名なプロレスラーであるアントニオ猪木は、今入院してリハビリを行っています。現役時代はどんな強敵にも果敢に挑んでいた日本を代表する最強のプロレスラーは、今最大最強の敵と闘っていると言います。それは「自分自身」ということです。

我々は、常に何か物事に立ち向かう際には、必ず一度自分自身に立ち向かう必要があるのかもしれません。

そうした自分自身との日々の闘いに、丹田呼吸法はもはや私には欠かせないものとなっています。そして、それは50台を過ぎると益々必要になっていくと感じています。

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50台から呼吸法⑦イライラしたら

50台に入ると色々な心身の変化も出てきます。

身体はやはり少しづつ弱っていきますし、疲れやすく、持久力もなくなってきます。これまで以上に体調管理や食生活に気を付ける意識も働いてきますよね。

精神や心の方はどうでしょうか?どんな変化が出てくるでしょうか?身体の変化は気付きやすく対処方法も考えるのですが、意外にも精神や心の変化とその対処方法は感知しづらく、対処もしないことも多いのではないか?と思います。

人によって個人差は大きいかと思いますが、50歳を過ぎると「物覚えが悪くなった」、あるいは「物忘れが多くなった」とか、「イライラすることが多くなった」とか、しかも「イライラが抑えられなくなってきた」とかいうのもあると思います。私自身も感じてきているものです。

このような心の変化というものに対しては、身体の変化に比べて本人も周囲も気付きづらいか、あるいはふとした時に「あれ?」と思うことかと思います。注意していないと見逃してしまい、その際にはおかしいと思ったり、何か変わったのではとか思うのですが、喉元過ぎれば忘れてしまうことが往々であるかと思います。

私が最近特に感じているのが、何か物事や人との関係でイライラした際に、そのイライラが自分の中で抑えきれずに外に対して大げさに開放してしまうことがあるのです。

年を取れば丸くなって、穏やかになる、と良く言われますが、もちろん、そういう風にもなってきているのですが、一方で一旦不機嫌になると若い時よりも始末に負えない感じになったかも?と感じるのです。心の2極化が起こっているのかもしれませんね。

さて、こうした心の変化に対応するために、是非丹田呼吸法を普段から意識して行ってほしいと思います。

丹田呼吸法を行う一番の目的は、「自分を知る」ということだと思います。

丹田呼吸法で良く言われる効能としては、自律神経を整えて心と身体の不調を整えるという事ですが、もちろん直接的な効果として有効です。

しかし、まず丹田呼吸法を実践する上において私が重要だと思うのが、「自分を知るための手段」という事です。

「自分を知る」という意味は、もう少し正確に言うと「自分自身を見つめるやり方を知る」と言った方がいいかもしれません。

丹田呼吸法だけで、自分の心身の正確な情報を得る事はできません。自分自身の心や身体に関する興味を起こし、自分自身で分析する意欲を起こし対策を促すための「きっかけ」と捉えてもらえればと思います。

「きっかけ」があると、それを起点として物事を変えることが出来ます。丹田呼吸法を習慣化して日々あなたの心と身体を見直し、試行錯誤を行う事で、心身の改善につなげていることが出来ると思います。

私は、それを習慣化することで特に体の不調も大きくはありませんし、心の方もイライラした時に何を自分で出来るかという対策も考えてあります。

そうした自己防衛のためのツールとしての呼吸法(というと若干イージーに聞えますが)を手軽に簡単に楽しく行わるものとして自分のものにしてもらえればと思います。

50歳を過ぎてから、嫌味なおじさんおばさんになりたくないですよね。

年を取るのも楽しく、そして年を取ったから何かを出来ないわけではないという気持ちで、前向きな気持ちで日々を過ごせる様になるためにも、是非丹田呼吸法をお勧めします。

詳しくは、下の本を是非読んで頂ければと思います。また、もしよろしければあなたのお悩みや体験などもお聞かせいただければと思います。

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50台から呼吸法⑥丹田で考える

コロナの第3波は緊急事態宣言によって少しづつ感染者数が減ってきているようですが、まだ予断を許さない状況ですね。

どうにも心が落ち着かない日々かと思います。普段の生活に戻れないもどかしさと焦燥感をあなたも感じているかもしれませんね。

私も同様です。幸いな事に職が不安定になる可能性は今のところ少ないので幸運な方かと思いますが、それでもこれからの将来には不安があります。

明らかに社会が変わっていくものと意識して、行動していく必要があると思います。

そんな時に、我々のような50台の働き盛りを少し超えた責任世代は何を心がけていくべきでしょうか?

やはり、今まで以上に自分をしっかりと管理して、健康に注意し、余裕を持って先を見通しながら周囲と連携していく能力を磨いていくべきではないでしょうか?

体力に任せてがむしゃらに仕事し、自分だけの成果を追い求める年ではないかと思います。

後進を育てながら、自分は自ら責任を背負う心がけて周囲に目を配りながら船頭の役目を担うのです。

そうした節目を迎えるにあたって、自分自身の体力、精神力を鍛え上げていく必要があります。

丹田呼吸法の効用を何度も説明してきておりますが、今回は、私が良く行う丹田を上手に意識した身体の上手な使い方をご紹介したいと思います。

一言で言ってしまうと、「丹田で考える」習慣をつけるということです。

どういうこと?と言われてしまいそうですね。

文字通り、丹田を意識するための方法として、丹田で考えると言っているのですが、ある程度呼吸法を実践してきますと、丹田を意識することに慣れてくると思います。

この丹田を意識することに慣れてきたら、今度は普段から頭ではなく、丹田を含むお腹のあたりで物事を考える様に癖をつけることをお勧めします。

やり方としては、何かを改めて考える時に、思考の意識を丹田に持っていくようにするのです。

もちろん、実際には思考回路は頭脳ですので頭で考えているですが、思考の意識をお腹に下げる様にするというべきでしょうか。

中々難しいかもしれませんが、これが出来ると不思議と落ち着いて物事を考えられるようになります。

特に焦っている時に、改まって丹田で考える意識を行うと、焦りが落ち着いて正常な判断を下せるようになります。

ところで、丹田は臍下3寸のところにあるのですが、実際にはそこは腸が集まっているところです。

丹田と腸の関係というものが何かあるのでしょうか?と疑問が湧いてきますね。

丹田は東洋医学でいうところの気功経絡のツボであり、実体はありません。

一方で、腸は目に見える臓器なのですが、最近は第二の脳として注目されていますね。医学的には、腸は脳からの指令がなく自律的に運動することが出来るそうです。

そのために神経細胞が多く集まっており、食物の消化のための器官だけではなく、免疫や自律神経を司る機能も有しているそうです。

私は、最近は腸と丹田は実は一体のものではないか?と思うようになりました。

呼吸法を通じて、丹田を意識し、さらに腸も意識することによって、頭脳だけではなく、第二の脳である腸をケアすることによって、免疫や自律神経を正常にすることに効果があることが経験上わかります。

あなたも是非継続して呼吸法を行い、さらに意識して丹田を意識するために、お腹で考える癖をつけてみてください。

一つ、丹田に意識を持っていくためのコツをお伝えしますね。

それは、立っている時ですが、ちょっとだけ「膝を曲げる」のです。

これだけで、なんとなくですが意識が身体の下の方に行きませんか?

わざと膝を曲げる事で、身体の重心が下に行くとともに、意識も身体の下に下がっていくのです。

そのまま下に下がった意識を丹田で止めて、それを維持します。

出来れば、そのまま姿勢も意識して正しい姿勢に直しましょう。

重心が下に行くことによって、身体の余分な力を抜きましょう。特に、上半身の力を抜いてリラックスし、下半身はしっかりと土台として維持しましょう。

頭で考えず、腹で考える、是非やってみてください!

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子供を海外の大学に入れる方法(6)リモート留学

今年長男は二十歳になりコロナ禍において成人を迎えました。長女は来年成人します。誕生日がわずか1日違いの年子というなんとも近い兄妹ということもあり、二人とも仲が良いのですが、ライバル心もあるようです。

長男は1年間のニュージーランドでの修業期間(予備校期間)を経て、オークランド大学の経済学部に入学することが出来ました。本人も親元から離れた環境で、初めての一人での海外暮らしで、なおかつコロナのロックダウンも経験しながら勉強に励み、無事に合格基準に達しました。

ニュージーランドの大学では、日本の様に入学試験がある訳ではなく、予備校の合格基準に成績が達すれば良いわけですが、それでも英語はiELTSが6以上、それ以外の希望する学科の試験の正式が7割以上取れていないと合格ににならないので、普段から勉強は一生懸命しておく必要があります。

日本からニュージーランドの大学に入学するには、必ず現地の予備校での準備期間が必要になります。そこで一定の成績を出して大学に入学が許可されます。入学すると一部の法学部等の高度な専門知識を必要とする学科を除き、3年で卒業することになります。なので、日本の4年間での大学生活と期間的にはそれほど変わりません。

長男の場合、英語に興味があり以前から勉強をしていて、渡航前のiELTSは5.5ありました。しかしながら、経済学部の専門課程を学ぶための経済や統計等の専門科目は日本との教え方からして違うので、事前の予備校学習が必要であり、その勉強に苦労しました。

ここがポイントで、日本の予備校は受験戦争を勝ち抜くための勉強になりますが、ニュージーランドの大学に入るための予備校は大学に入ってからの勉強を行うための勉強になるのです。

当たり前と言えば、当たり前の事ですが、受験生からすると目的意識が全く異なります。もちろん、日本の予備校でも大学に入ることの目的がしっかりしているのであれば、受験のみならず大学での勉強をしっかりするために準備するのでしょうが、昔から日本の受験は受験のための勉強になっている場合が多いのではないかと思います。

かく言う私もその一人でした。学生は苛烈な受験戦争を勝ち抜くのに精一杯です。まずは大学に入らないと始まらないので、受験のための勉強にならざるを得ない人が多いと思います。

つまり、日本の大学は入るまでの壁が高すぎるです。そして、入れず第二志望、第三志望を選択せざるを得ない学生が多くいると、失望感と人生に対するモチベーションが下がる学生の方が統計的に多いのではないでしょうか?

やはり、大学入試の改革は急務だと思います。日本の将来を考えると人材が最優先であることは否定できないと思います。

私は、一番大きな問題は、受験戦争で日本人の優秀な人材の多くのモチベーションが大学に入ってからきちんと維持できているかどうか?かと思います。

長男は、オークランド大学に入るための能力を測るための予備校に入って、そこで規定の能力に達する事を目指しました。一刻も早く大学に入って勉強したいというモチベーションが高く日々勉強に励んでいました。入るまでの一年間はそれこそ受験勉強に相当するように毎日勉強漬けだったようです。

長男はこれからの大学生活に向けて勉強を第一に頑張る意欲に燃えています。全くの学生の本分かと思うのですが、この当たり前の事が日本の大学生にどれほど浸透しているのでしょうか?

しかし、今回のコロナで学校教育も大きく変わると思われます。

その一つがオンライン授業です。今回ニュージーランドはコロナでロックダウンにより鎖国しました。ご存じの方も多いかと思いますが、欧米の大学は大変多くの留学生を受け入れています。その多くが中国人です。

昔は東洋系では日本人が多かったですが、今は完全に少数派です。中国人の海外進出はもはや世界規模であり、あらゆる場所に進出しています。ニュージーランドも大変多く、大学の予備校も大半が中国人なのです。

しかし、今回のコロナにより中国人が相当多く自国に戻りました。そうなると困るのは大学や予備校の経営です。今まで顧客の大半であった中国人をはじめとする外国人がいなくなると、大学と予備校の経営が成り立たなくなります。

幸いな事に、オンライン授業はそれを救いました。そして、いち早く自国に戻っても大学にオンラインで履修できるようになっています。予備校も同じです。今年からニュージーランドの予備校に通おうとしていた方がコロナで渡航できなくなりましたが、日本から全てオンラインで現地の予備校の課程を履修し、一度もニュージーランドに行くことなく無事にオークランド大学に入学することが出来ました。

こうした状況で、欧米の大学はいち早く海外の留学生への対応を行っています。これに意味するところはなんでしょうか?これの意味するところは、「日本にいながらにして海外の大学に入学できる様になってきた」ということです。

そうなると、これまで日本の大学しか選択肢のなかった状況が、海外の大学の入学も視野に入ってくることになったということです。もちろん、まだまだ前途途上の段階かと思いますが、それでもコロナで世界がそういう風に変化していることをまだ多くの日本人が知らないのではないでしょうか?

これまで海外の大学に行くには、言葉の壁、文化の壁、渡航の壁、資金の壁、などがありましたが、渡航の壁が今取り払われようとしています。そして、文化の壁もその場に行かなければ相当半減できます。

日本の教育は内からの改革は相当な時間と労力がかかるでしょう。しかし、これからやってくるオンライン教育の黒船は、日本への容赦ない改革を迫ってくるのではないでしょうか?

長男は今日本におりまして、まだまだニュージーランドに戻るのは先があるでしょう。オークランド大学は海外からのオンライン授業を可能としましたが、コロナが収まりニュージーランドに戻ってきたら現地での就学もすぐに対応可能とのこと。

当面、1年間は日本でのオンライン授業になりそうですが、その後はニュージーランドに戻る事を予定しています。

この1年間の長男の大学入学の出来事を見てきて、これから起こる大学改革の予感を書き留めておきたいと思います。

日本にいながらオンライン留学をご検討の方は、色々な留学支援業者が相談に乗ってくれると思います。一例はこちら。

DEOWのオンライン留学

 

 

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